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  • 【イベント情報まとめ】建築・インテリア・まちづくりに興味があるかたにおすすめしたい、展覧会、セミナー、コンペ、ワークショップ情報などイベント情報を紹介します。建築を学ぶ学生さんは、卒業設計コンペ、インターン情報や業界研究なども併せてご覧ください。

【2024/1/23 @オンライン】講師:ぺーター・シュルヒ氏「持続可能な建築の...

2022年7月に開催したペーター・シュルヒ教授のウェビナーでは、持続可能な建築の基礎的な考え方と木造による新築事例についてお話頂きました。その続編として第9回SJSウェビナーでは、シュルヒ教授に改修についてお話頂きます。建築の継承、省エネ改修は、脱炭素、持続可能な建築にとって最も重要なテーマのひとつです。運用エネルギーの最小化や再エネ化が進む中、トップランナー建築には必須となっている建材のエンボディドカーボンの削減や、トレンドテーマであるサーキュラー建築についても、事例を交えながらお話頂きます。好評の講師への質問タイムも充実させていく予定です。

【12/22@東京】第23回JIA環境建築賞優秀賞作品見学会-千葉大学墨田サテラ...

「まちを環境として捉える」次世代へ 人・まち・建築をつなぐためのリノベーション この改修プロジェクトは、大学が存在しない墨田区と、都心にキャンパスを求めた千葉大学の共同プロジェクトである。高さ制限の既存不適格を解消するため、屋根を新しく架け替え、建築の中心のコアをなくすことで、フレキシブルな教育空間を獲得し、今後の改修や増築に対応する自由さを獲得した。1階は、墨田区の工業やものづくり産業地域へ解放し、隣地の建築との動線をつなげたランドスケープ計画など、設計者自らワークショップを行い、多方面に働きかけ、提案をし、関係をつくり上げているところは、何よりも評価したい。このような公共ストックは、たくさん存在するはずだ。生きながらえ、永く住み続けることができる場として蘇らせたことは、新たな可能性を示したと言える。(講評:小堀哲夫)

【12/19@東京+オンライン】小林徹也×古谷誠章「劇場の今とみらいについて...

戦後に建てられたホール建築がその更新期を迎え、建て替えられつつあります。その多くは新築されていますが、中には元の建築を生かしてリノベーションされるものもあります。いずれも現代の要請に応えるために、種々の機能が付加されたり、または改修によって設備が一新され、さまざまに進化したホールが生まれています。自らミュージシャンでもある小林徹也さんは長くホールコンサルタントとして、劇場を設計する建築家と協働して来られました。また自治体などが発注する新しいホールの企画や構想をまとめる段階のオーガナイザーとしても働かれています。私自身の設計した5つのホールのすべてに協働していただいたほか、実現しなかったいくつものプロポーザル案をまとめる際にも大きな力となってくれました。本年の最後を締めくくる12月の建築家フォーラムには、先端的なホールの事情に詳しい小林さんをお招きして、今日の劇場の到達点の姿と、そこからの未来を展望する「劇場の今」を、対談を通して伺いたいと思います。これからホールを設計する方はもちろん、今後多くのホールの観客となるであろう皆さんにお集まりいただき、未来の劇場の行方について大いに語り合いたいと思います。建築家フォーラム代表幹事:古谷誠章

【1/18~ @東京】能作文徳+常山未央展「都市菌(としきのこ)――複数種の...

TOTOギャラリー・間では、「能作文徳+常山未央展:都市菌(としきのこ)――複数種の網目としての建築」を開催します。能作、常山両氏は、建築設計や論考執筆に加え、国内外の大学を拠点に、建築と都市と生態系の関係性リサーチを続けてきました。自宅兼事務所の「西大井のあな」では、鉄骨造の中古住宅に光と熱が循環する孔を開け、コンクリートで覆われた外構を自分達の手ではつり、土中改善を行うなど、エコロジカルな視点で改修しています。そこは他で得た学びを実験し、次のプロジェクトへと展開させる実践の場となっています。彼らが「URBAN WILD ECOLOGY」と呼ぶ、こうした都市の中に野生を取り戻す取り組みに加え、近年では石場建てや木組などの伝統知、 藁や土壁といった土に還る素材を積極的に設計に取り入れています。彼らは都市を、「人間の手が入った多様な生物が暮らす居住域」だと言います。課題を抱える現代の都市の一部を分解し、その養分を吸収し、菌(きのこ)のように成長する。そんな腐敗と再生の網目の結節点として建築を捉え、野生や伝統知を手に、網目に切り込みを入れつなぎ直すことにより、複数種のネットワークを構築しようとしています。本展は、「西大井のあな」のさらなる改修案や、最新作「秋谷スマートハウス」をはじめとするプロジェクトの断面図や模型などを通じて、網目をつなぎ直すために誰もが真似できる小さな試行錯誤を共有する試みです。その先に、人新世と呼ばれる時代における建築の可能性やビジョンを感じ取っていただければ幸いです。TOTOギャラリー・間

【3/20@静岡】高専カンファレンスin浜松『土建折衷』|高専カンファレンス

「高専カンファレンス」とは、その名称を用いて行われる、高等専門学校および高専生をテーマとする、勉強会をはじめとした各種活動の総称、およびその集合体(以下、「コミュニティ」と言う)の名称のことを言います。各高専カンファレンスを実行しているのは開催ごとに組織されている委員会(例:高専カンファレンス in 四国実行委員会)です。 高専カンファレンス事務局は高専カンファレンスコミュニティの共有資源の管理・運用、また、コミュニティ全般についての総合窓口としての役割を担います。

【12/16@神奈川+オンライン】JIA神奈川建築フォーラム2023「学校建築のこ...

私どもJIA神奈川地域会では「JIA神奈川建築フォーラム」と称し建築やまちづくりなどについて見聞を深めたく、これまでに5回の講演会&シンポジウムを開催して参りました。前回は小泉雅生(前代表)のもと「学校建築」をテーマに教育や学校計画の専門家を招き、小学校のあり方やこれからの教育などについて議論を深めました。6回目を迎える今回の第一部では建築家の赤松佳珠子氏をお招きし、「これからの学校」について皆様と活発な議論が出来ればと願っております。赤松氏は現在長野県のNDSプロジェクト(長野スクールデザイン)に関わっておられ、学校や教育のあり方を根本から問い直す試みをされています。これまで数多くの学校建築に関わってこられた赤松氏だからこそ今語れる「学校建築のこれから」を是非皆様と考える機会を共有させていただければ幸いです。

【12/8@東京+オンライン】[金曜の会トークイベント]講師:伊東豊雄『第6...

JIA「金曜の会」では「建築」をキーワードに、建築に携わる方でもあまり聞く機会のないお話や、建築が専門ではない方々にも興味を持って楽しんでいただけるお話を、多彩なゲストをお招きして気楽なトークイベントのスタイルで企画しています。今回セミナーは伊東豊雄氏をお迎えした6回連続講座の最終回となります。第6回は「建築って何だろう」と題してお話いただきます。今回も建築家クラブを会場としたリアル開催と、ZOOMのハイブリッド開催となります。会場参加は限られた人数ですが、お会いできることを楽しみにしております。※会場使用の規約により、今回は軽食・飲料の提供は致しません。ご了承ください。リアル会場はまだ飲食が規制されているため、会の終了後に別会場にて懇親会を予定しております。オンラインで参加の皆様におかれましては、是非ワイン片手に画面の前にお集まりください。JIA「金曜の会」代表 井原正揮

【11/21@東京+オンライン】稲垣淳哉×宮嶋春風「コレクティブな建築」|建...

今回の建築家フォーラムでは、稲垣淳哉さんをお招きします。稲垣さんは、大学時代の仲間4人で行っている「Eureka(エウレカ)」の計画担当であり、他のメンバーが意匠、構造、環境の設計を担当することで、住宅から公共建築まで幅広く活躍されている建築家です。建築を作り上げるまでのプロセスにおいて、異分野のメンバーが協働し、さらにはクライアントや地域社会を巻き込む、コレクティブな建築設計を実践されており、代表作である「Dragon Court Village」では、住人同士が室内に閉じこもるのではなく、むしろ自然に人が集まるような、地域コミュニティの核となる場所を実現しています。異なる得意分野を持つメンバーとの設計活動を通した「コレクティブ」な建築についてお話を伺いたいと思います。また、今回は幹事ではありませんが、代表幹事の古谷誠章研究室出身であり、稲垣さんとは研究活動を共に行なっていた宮嶋が聞き手を務めます。建築家フォーラム幹事代理 宮嶋春風

【12/18 応募〆切】Hiroshima MoCA FIVE 23/24|広島市現代美術館

広島市現代美術館は1989年の開館以来、作家の創作活動を支援することを目的に公募展を実施してきました。同時に、来場者にとっても魅力的な展覧会となることを心がけ、これまで「公募『広島の美術』」「新・公募展:Re-Act」「ゲンビどこでも企画公募」「ゲンビ『広島ブランド』デザイン公募」など、様々なかたちを試みてきました。このたび美術館のリニューアルオープンにあわせて、公募展も「Hiroshima MoCA FIVE」としてリニューアルします。審査により選出された5名/組のアーティストには、美術館によるサポートを受けながら、展覧会への出品作を制作・展示していただきます。

【11/18@東京+オンライン】岩崎駿介×岩崎美佐子×稲本正×落合俊也「地球規...

2023年12月号でシリーズ「人と森と建築と」もご登場いただいた岩崎駿介さん、岩崎美佐子さんに加えて、落合俊也さんとは弊誌オンライントークシリーズ「学び会う森と人」で森の重要性を発信されている稲本正さんを加えた4人での座談になります。若い人の新しい試みや新しい潮流が注目されるのは悪いことではない。一方で、建築は残るものだから過去からの道のりから俯瞰して先を見ることも大切と思う。変化の激しい見通しの立てにくい現在の状況では、情報の無責任な垂れ流しにより欺瞞と疑念が渦巻く社会になってしまっている。建築はその中ではずっと残って後味をさらす代物である。過去のものの変貌や真の価値は必ず世間に知らされる。そこで残っていくものが真の栄光なのだろう。栄光をつくってきた人たちが今、何を思い何を望み何をやろうとしているのか。一度じっくり聞いてみたいものだ。 今回の対談は年齢が一回りずつ違い、しかも少しずつ分野がずれている。地球的視野で人の集まる都市を見てきた岩崎さんと地球的視野で森を見てきた稲本さんが日本に腰を落ち着けて今思うこと、これからのさらなるビジョンを大いに語っていただこう。(落合俊也)会場は「人と森と建築と」第2回(弊誌2015年10月号掲載)でご紹介した鎌田鳥山です。多摩丘陵の深い森の中に建つ炉端野鳥料理の元祖のお店です。森林浴をしながら、森と地球の未来についてお話をお聞きします。座談の前には京王線長沼駅から長沼公園を散策してみるのもいいのでは。コースはいろいろありますが、30分くらいの道のりです。疲れた体を囲炉裏端で癒やしながら、地球の保全と人間にとって森が如何に重要かを考え、私たちに何ができるのかを考える一助になればと思っております。岩崎さん御夫婦が20年の歳月をかけてセルフビルドでつくりあげた「落日荘」での暮らしぶりや今を生きる人へのメッセージとともに、世界での体験を聞く貴重な時間になります。今回はオンラインに加えて、会場に30人の参加者を募集いたします。座談の後に岩崎さん、稲本さん、落合さんを囲みながら炉端料理をいただくこともできますので、下部↓開催概要をご確認のうえぜひご参加ください。お待ちしております。

【11/15@奈良+オンライン】三澤文子×吉村理「改修と新築 設計の醍醐味と...

住宅建築2023年12月号の特集で紹介した三澤文子さんと、「清水の森 長屋」を設計した吉村理さんに新築と改修、それぞれの醍醐味を語っていただきます。三澤さんは住宅医でもあり、よりよい住環境で民家が住み継がれていくために適切な改修を行っています。吉村さんは地元奈良で多くの古民家を改修し、現代に蘇らせています。お二人の木造住宅に対する思いを語っていただきます。会場となるのは、吉村さんのおばあさまが暮らしていた築180年の店舗併設の古民家を改修した自邸+事務所です。自宅は弊誌2012年10月号に、敷地内の蔵を改修した事務所は弊誌2020年6号に掲載しています。今回は20人に限って現地での参加者を募集いたします。対談の前には自邸と事務所を見学していただき、対談の後には質疑応答の時間も設けますので、ぜひこの機会に奈良の古民家改修の見学も兼ねてご参加ください。当日お越しになれない方は、オンラインでお楽しみください。オンラインの配信は対談のみになります。皆様のご参加をお待ちしております。

【11/30まで@オンライン見逃し配信】 池田晶紀(写真家、神田ポートビルク...

コンフォルト2023年10月号(No.193)「風呂という冒険」特集の巻頭企画、「あたらしい自然との出会い」。写真家の池田晶紀さんには、2020年4月号(No.173)で、フィンランドやエストニアなどのサウナを紹介してもらいました。その池田さんが、今夏、訪れたのはラトビアとリトアニアでした。そこには、サウナの原初の姿が残っているのだといいます。まちにいながら、森で感じるような感覚を体験できる、サウナでの「あたらしい自然との出会い」について、池田さんがクリエイティブディレクターを務め、サウナラボ神田も併設する神田ポートビルから語っていただきます。