【結果報告】卒業旅行フォトコンテスト2018【Luchta Challenge】

卒業旅行フォトコンテスト【Luchta Challenge】

審査結果をお知らせします。

グランプリ(個人)

谷口 拳士[関東学院大学 柳澤研究室]『雨上がりのバルセロナ』

【作品説明】 アントニオ・ガウディの傑作であるサグラダ・ファミリア。今なお未完成でありながらもバルセロナのシンボルとして人々を魅了し続けている。その巨大で美しい建築を見上げることでガウディの世界に入り込む。しかし入口はここにもある。雨上がりのバルセロナ。

グランプリ(団体)+本多賞

野本 学・森川 雄太 [横浜国立大学大学院 都市イノベーション学府]

『追憶』

【作品説明】 ガラス1枚で外気を遮断するでなく、入側を挟んで外の景色との連続が図られている。 非常にシンプルな空間構成だからこそ、師の教えに耳を傾ける場になりえていると感じた。 大学院を卒業するこの時節、この空間を前に幾多もの恩師を思い出した。

内野賞

津久井 森見[慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科]

『窓が映る窓』

【作品説明】 均等に繰り返される240枚の窓に開閉する絞りが特徴で、アラブの伝統的なパターンとメカニカルな機構の融合が美しい。セーヌ川沿いの静かな地域に立つこの建物が、今回パリを訪れた理由。隣接するピエール・エ・マリー・キュリー大学の窓の歪みは、技術とコストという現代建築産業を映す鏡である。

澤田賞

守興尚史[筑波大学 社会・国際学群国際総合学類都市文化共生計画研究室]

『モダニズム建築にみる借景』

【作品説明】 バルセロナ・パビリオンの前面に広がる水面には、空や木々が見事に反射しており、ここには、「借景」に似たものがあると感じました。「モダニズム建築は機能的で冷たい」という僕の先入観を覆すほどこの風景は印象的で、この写真は、その時に撮ったお気に入りの1枚です。

優秀賞

伊藤 和輝[日本大学 工学部建築学科空間デザイン研究室]

『軽井沢の山荘-一度は見ておきたい名建築-』

【作品説明】 吉村順三の名作である軽井沢の山荘は、誰もが知っている住宅であるため、一度は見たいとは思っていました。私自身、コルビュジエなどの建築について勉強していますが、そういった要素を取り入れながらも吉村さんらしく表現しており、図面を見たり描いたりしてプランの凄さを感じました。マップで調べても正確な位置がわからず、限られた情報を頼りに行きました。

優秀賞

高岩 裕也[東洋大学大学院 理工学研究科建築・都市デザイン専攻博士後期課程]

『蘇った江戸時代の姿 こんぴら歌舞伎』

【作品説明】 平成の大改修において、ぶどう棚の復元と鉄骨支柱を撤去。鉄骨支柱の代わりに小屋組を鉄骨補強することで大空間を実現した。小屋組の補強はぶどう棚の復元により客席から見えない。今にも六方を踏む役者の力強さと沸き上がる観客の歓声が聞こえてきそうだ。

優秀賞

南文 花香[日本女子大学 家政学部住居学科篠原聡子研究室]

『隆起する気持ち』

【作品説明】 養老天命反転地といえば事務所の建築物が有名ですが、私が1番興味を持ったのは一見普通に見えるこの隆起する丘でした。丘と言えど様々な箇所で沢山の丘がありその集合体全体で丘となっています。そのランダムな上に複数の友達を載せることによって、お互いの間に自然なレベル差や距離を生み、またそれにより、個々の個性を表しました。また、個性は距離などの空間的な要素により、それぞれの表情にも違いをもたらしています。

優秀賞

福田 拓哉[東海工業専門学校 ライセンス本科 丹羽研究室]

『デザインとはバランスである。』

【作品説明】 私は、建築家の自邸がとても好きです。なぜなら、様々な思想や手法を持つ建築家がどのような空間を自らの住処として纏めるのかという点に興味があるからです。今回の旅では私の師である建築家 丸谷博男さんが影響受けたとお話してくださった、ヒューマンスケールを大切にするAlvar Aaltoの自邸を訪問しました。

優秀賞

松川 保[近畿大学 建築学部建築学科]

『白に染まる闘技場』

【作品説明】 イタリアのローマで26年ぶりに雪が降りました。ローマの顔といってもいいコロッセウムが雪に覆われ、とても美しい建築物になっていました。周りの草木や地面に積もっている雪がコロッセウムをより一層際立たせているのを感じ、写真に収めました。それがこの一枚です。


優秀賞

長谷川 清人[琉球大学 工学部環境建設工学科建築コース入江研究室]

『市民と調和し、成長する建築』

【作品説明】 対象の建築物である美術館に加えて、市民、駅前広場、コミュニティーバスが一枚に詰まった写真です。この建築物は建てられた経緯が面白くて、設計者の谷口吉生さんはもちろん、洋画家の猪熊弦一郎さんの考えも存分に現れています。この写真は、この建築物が、町に開かれた美術館であることを象徴していると思います。

 


SNS賞

南文 花香[日本女子大学 家政学部住居学科篠原聡子研究室]

『隆起する気持ち』

【作品説明】 養老天命反転地といえば事務所の建築物が有名ですが、私が1番興味を持ったのは一見普通に見えるこの隆起する丘でした。丘と言えど様々な箇所で沢山の丘がありその集合体全体で丘となっています。そのランダムな上に複数の友達を載せることによって、お互いの間に自然なレベル差や距離を生み、またそれにより、個々の個性を表しました。また、個性は距離などの空間的な要素により、それぞれの表情にも違いをもたらしています。

概要
全国の2018年3月に学校を卒業される学生を対象に実施された『卒業旅行フォトコンテスト』

審査員
本多健(審査員長)
内野秀之
澤田忍
[敬称略・50音順]

主催

寺子屋ふくろう実行委員会(株式会社hoop:本多健、株式会社 建築資料研究社:馬場圭一、谷田部博光、山上誠)

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