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【LAB.】吉野泰子研究室 (環境系)

伝統から学ぶ知恵

古くから日本の住宅は、自然の風など気候風土を利用し、先人の知恵を生かした快適な住まいを工夫してきました。

地形や緑など建物の周囲の環境を工夫することにより気候のデザインが可能となります。

風の流れや、日差しの向き、周辺の木を活かした工夫など、伝統から学ぶ知恵が沢山あります。

これからは、地球環境を見据え、環境との親和性を測り、エネルギー自立環境を意図したパッシブデザイン+アクティブデザインをいかにマネージメントしていくかが鍵となるでしょう。


PROJECT

off grid house ・ゼロエネ住宅の実測及びシミュレーション(2017年)

2014年11月、株式会社バレッグスにより神奈川県三浦市に竣工した`TEAM OFF GRID PROJECT`(完全自立循環型住宅の可能性を探る実証実験)において調査研究を遂行しているもので、電力の自給自足生活が1000日を経過している。未来の住まいの有り方を追求するプロジェクト。http://ballenergy.jp/#topPage

2017年2月、建築家中村 勉氏を中心として,日本の「木」と「自然力」を生かしたローコストエコハウスの開発が始まり吉野研では『広窓パッシブ型ゼロエネハウス』の居住下において、温湿度・照度・PMV・熱流等の実測を行うと共に、ライフスタイルの啓発に向け、気流シミュレーション解析を行っている。

 ㈱大京「ライオンズパッシブデザイン」の共同開発(2015年)

古くから日本の住宅は、自然の風などを利用し、四季を通して快適な住まいを工夫してきました。2015年4月より新築全物件に標準採用となる。

①グリーンカーテン用フック
②換気ストッパー付サッシ
③大型給気口
④エコガラス
⑤通気ルーバー付扉
⑥換気機能付玄関ドアの6設備+住宅性能評価省エネルギー対策等級4を基準。

ザ・ライオンズたまプラーザ美しが丘(2010年)

未曾有の3.11東日本大震災以降,節電の機運が高まると共に,自然エネルギー利用がクローズアップされる中,第一種低層住居専用地域の南傾斜地に計画された39 戸の計画された低層マンション(添付写真参照)は,日本在来種を中心に緑地率50%を実現した植栽計画や,パッシブ主体の建築計画などが評価され,国土交通省「平成20年度(第2回)超長期住宅先導的モデル」に採択され,平成22年3月入居完了, 8月中旬居住環境測定と入居者へのアンケート調査を実施した。これら㈱大京との共同研究成果が,同年9月末,
サステイナブルな集合住宅のプロトタイプ的試みが意欲的であるとして「Good Design Award 2010」を受賞したので
伝統の知恵が息づく効果的な導入事例を参考に供したい。

学生時代

「世界中の青空を、ここ東京国立競技場に集めた第26回東京オリンピック!」躍動感溢れるNHKアナウンサーの声が今も脳裏に焼きついている。
 開会式のファンファーレとともに入場行進がはじまる。あの感動を胸にひめた当時の私は、小学校6年生。東京オリンピックの記念すべき年として、クラス全員でプラスチック製の地球儀を制作し、学びたてのメルカトル図法でプリントされた世界地図を一枚一枚丁寧にはりつけ、群青色の地球儀が完成し、その土台には、`1964年、東京オリンピックの年`と担任の先生がサインしてくださった。

 あれから52年、私は現在、日本大学の建築系初の女性教授として短大建築・生活デザイン学科で教鞭をとり、「地球環境時代」を見据えた住環境教育の普及啓発や国際学術交流に取り組み、2018年3月には定年を迎えようとしている。この間、日大理工学部・短期大学部で受けた恩恵は計り知れない。


吉野(光田)泰子先生プロフィール

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