【7/11 @東京+オンライン】講師:横尾昇剛(宇都宮大学地域デザイン科学部...

歴史ある建物が次々と姿を消しつつある今、再生部会では、既存建物の保存活用は新たな価値を 生み出すだけでなく、地球環境にも配慮した建築デザインのあり方であると考え、その重要性を 広く発信しています。 近年、建築分野では建設から解体までのライフサイクル全体にわたって排出される CO2 量、い わゆる「エンボディド・カーボン(Embodied CO2)」が注目されています。そこで今回、こ の分野の第一人者である横尾昇剛氏を講師に迎え、建築物の「つくり方」「つかい方」を CO2 削減の視点からお話ししていただきます。

【6/3~5@東京】パブリックスペースデザインの未来を世界に向けて発信——...

次世代のワークプレイスとオフィスデザインをグローバルな視点で探る国際トレードショー「オルガテック東京 2025」が、2025年6月3日(火)~5日(木)の3日間、東京ビッグサイトにて開催されます。150以上のブランドやメーカー、さらにインターツムブランドのグローバル展開など見どころいっぱいの「オルガテック東京2025」。家具・空間をはじめ、先進の素材やテキスタイルなど、生産性と創造性を高める製品やサービスが集結。東京ビッグサイトで未来のワークスペースが体感できます。第4回目の開催となる今回は、イトーキ、オカムラ、コクヨ、内田洋行、プラス、カリモク家具など日本を代表する企業に加え、イギリス、イタリア、デンマーク、オランダ、ドイツ、フランスなど約15の国と地域から、約160社の有力ブランドが集結。アジアにおけるワークプレイスデザインの発信拠点として、その注目度は年々高まっています。初開催から一貫して掲げてきたテーマ「SHIFT DESIGN」。働き方が多様化するいま、空間はどうあるべきか。その問いに、国内外の建築家や研究者、デザインリーダーたちが多彩な視点で応えます。 会期中は、基調講演やELLE DECOR Japan編集長をモデレーターに迎えたトレンドフォーラム等、「SHIFT DESIGN」の先を読み解くトークセッションを多数開催。商業空間、住空間、コワーキング、テックキャンパス等、多様な分野から最前線の知見が集まります。今回のSpecial Exhibitionのテーマは「BORDERLESS~オフィスは私へ~」。 在宅勤務が定着する一方で、オフィス回帰の動きも見られる今。 プライベートの延長としての“オフィス”という新たな視点から、スタイルにとらわれない多様な働き方とワークスペースのあり方を提案します。コンセプトを体現した優れたブースデザインとモノづくりを称える「ORGATEC TOKYO Awards」では、第一線で活躍するクリエイターが審査員を務めます。日本・アジアから世界へ発信する、新たな価値と可能性。多様なブランドと視点が融合する本展は、働く場と空間デザインの未来を再構想するための貴重なインスピレーションを提供します。ビジネス成長とイノベーションを目指すすべてのプロフェッショナルにとって、見逃せない3日間です。ぜひ会場、ワークプレイス変革の最前線をご体感ください。 未来を拓く、大胆なアイデアと出会える場が、ここにあります。

【4/18 @東京+オンライン】講師:柳沢伸也 JIA再生部会セミナー「イタリ...

歴史ある建物が次々と失われつつある今、再生部会では、既存建物を保存活用が付加価値を生み出し、地域のアイデンティティを高めるデザイン手法となり得ると考え、その重要性を広く発信しています。このたび、国内外の保存活用事例を紹介した WEB サイト「建築リノベー ションアーカイブ」の 2 周年、ならびに担当の学位取得を記念し、講演会を開催する運びとなりました。近年、欧州では衰退した工場地区の産業建築を再評価し、保存活用を通じ た都市再生が積極的に進められています。特に歴史的建造物の多いイタリアでは、なぜ工場地区に残る産業遺産を保存・活用しながら、再生を図るのか。本講演では、61 件の事例調査をもとに、その目的や背景をひも解き、多様な活用手法についてご紹介します。

【3/7@東京】持続可能な建築国際賞受賞 徐甜甜 氏登壇 Architalk 講演会 ...

国際文化会館では、2016年より「建築」を通して現代社会について考えるプログラム「Architalk」シリーズを展開しています。この度、2023年に持続可能な建築に貢献した国際的な建築家に贈られるGlobal Award for Sustainable Architectureを受賞し、中国の建築家でいま最も注目される徐甜甜さんをスピーカーに迎え、「万物~生きたシステムとしての建築」と題した講演会を開催いたします。日時:2025年3月7日(金)6:30 ~ 8:00 pm (開場:6:00 pm)スピーカー:徐甜甜(建築家/DnA_デザイン・アンド・アーキテクチュア代表)ゲストコメンテーター:塚本由晴(建築家/東京科学大学教授)モデレーター: 長谷川祐子(国際文化会館アート・デザイン部門ディレクター、金沢21世紀美術館館長)

【2/18@東京+オンライン】青木亮輔×丸山孝明×平田憲太朗『東京の「山」と...

人やものが豊富にある都心エリアと山エリアでは、地域の状況が大きく異なっています。日本全体で進む人口減少や高齢化。様々な地域で社会課題が顕在化するなか、持続可能な社会の実現のために、エリアどうしの「フェア」な関係構築は非常に重要です。東京都で島しょ部を除く唯一の「村」である檜原村には、都心の水源である多摩川の源流となっている森林のある「山」があり、そこでは林業や観光などが行われ、「都心」エリアとの交流のポテンシャルがある一方で、急速に進む人口減少といった課題を抱えています。今回は、そんな「山」エリアで進む様々な「おもしろい活動」(※)にフォーカスしながら、2023年に国内市場が開設され、本格稼働に向けて注目を集めているカーボンクレジットなど、地域づくりや交流に向けて活用可能な制度やその動向を紹介していただきます。地域づくりと連動したカーボンクレジットの実証実験、新しい林業のあり方を実践する森林ベンチャー、全国から集う参加者と地域によるビジネスの創出など、様々な取り組みの実践者が集い、両エリア間の経済的な取引だけでなく、関わる人や企業の幸福度を最大化するフェアで良い関係をどのように捉えていくべきか、その動向や必要な仕組みについて深堀りします。「東京の村」から「都心」、また、日本のエリア間連携のあり方を考えてみませんか?

【2/28@東京】ゲスト:六鹿正治氏『相席スタジオ』第2回 テーマ「建築家...

第2回のゲストは、六鹿正治さんです。書籍『建築家は今何を考えているのか』を昨年出版されました。執筆にあたって考えたことを、これからを担う学生とともにディスカッションしたいと直々に連絡をいただき、本企画が立ち上がりました。ご参加いただく全ての方が有意義な機会となるよう企画しております。形式ばった会ではありません!ぜひ、お気軽にご参加ください!

【1/31@東京】[金曜の会トークイベント]講師:⾼野洋平+森⽥祥⼦/MARU...

『私達は、建築をつくることを通じて様々な関係をどのようにつくることができるのか、ということを考えているように思います。建築は単体では存在できず、永い時間、培われてきた環境、⼈の営みといった関係性の中にあります。その多様性を受け⽌めながら、豊かに重なり合う関係をつくることが建築に可能なことなのではないでしょうか。進⾏中の「伊賀市旧上野庁舎改修計画」を中⼼に、これまで取り組んできたプロジェクトを交えてお話します。』(⾼野洋平+森⽥祥⼦)

【1/28 @オンライン】講師:ぺーター・シュルヒ氏(スイス・ベルンおよび...

2025年1月28日(火)17時〜開催される、持続可能な建築についてのウェビナーに今年の1月にお話しいただき好評を博した、ベルン州立大学・木造建築学部のぺーター・シュルヒ教授が再登場。シュルヒ教授はベルン州立大学での大学生や社会人を対象とした教育活動をはじめ、スイスの大学が共同で運用する「持続可能な建築とエネルギー専門課程」の代表を務める傍ら、自身の設計事務所であるHalle 58(https://www.halle58.ch/)でも多くの木造建築を手掛けてきました。2009年からは、スイスのソーラー大賞の中でもデザインの美しい建物に贈られる『ノーマン フォスター・ソーラーアワード』の審査委員長も長年務めるなど、スイスの低エネルギー・エコロジー建築の第一線で活躍中の建築家です。本講演では「持続可能な建築の考え方と実践」のシリーズ第3弾として、木造建築に焦点を当てます。私たちにとって身近な中小規模の住宅や公共建築の事例を中心に、経済性やフレキシビリティを考慮した持続可能性のためのさまざまな工夫について解説していただきます。

【1/21@東京+オンライン】橋本尚樹×大西麻貴 『近作について』[建築家フ...

橋本尚樹さんは、今最も活躍する若手建築家の1人です。昨年プリズミックギャラリーにて行われた初の個展「はじまりのけはい」では、2025年大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンとして、生物学者の福岡伸一氏がプロデュースされている“いのち動的平衡館”のプロセスが、丁寧に展示されていました。たった一本の鉄のチューブがやわらかく曲げられることで、屋根が出来、居場所が生まれる。余計なものが一切ない、必要最小限の要素でつくられた建築でありながら、どこか生命そのもののような艶かしさを感じさせる官能的な建築でした。橋本さんの建築を見ていると、建築が抱えられうる多様な要素が、高度な次元で統合されていく力と、洞窟や胎内を想起させる薄暗くあたたかい感覚とを感じます。今回の建築家フォーラムでは、橋本さんに近作についてレクチャー頂きつつ、彼の現在の関心をともに紐解いてみたいと思います。建築家フォーラム幹事:大西麻貴

【2/28@東京】活躍中の女性技術者と共に現場を巡る「建築現場見学会&女...

2箇所の建設現場を見学し、その第一線で活躍中の女性技術者から様々なお話を直接聞ける絶好のチャンスです。 この機会に是非ご参加ください。また昼食は、女性技術者の先輩と一緒に歴史的風情と日本庭園が美しい「ホテル椿山荘東京」でランチミーティングを行いますので、こちらも是非楽しみにしてください。

【2/15 @静岡】鉄道写真家 櫻井寛さんに聞く「世界一の鉄道王国スイス」―...

公益財団法人日本ナショナルトラスト(JNT)は、地域遺産を取巻く多様な課題に対応し、より多くの地域に幅広い支援をするため、「地域遺産支援プログラム」(7/1~事前エントリー受付中)を立ち上げました。現在、全国各地で地域の自然・文化遺産を将来に伝えようという機運の盛り上がりがみられる一方、ノウハウや情報、活動資金、人材不足などによって地域に残る貴重な文化財や自然の風景地が失われる事例も少なくありません。地域遺産を継続的に守っていくためには、地域自身の力で事業を続けていく仕組みづくりをすることがとても大切です!日本ナショナルトラストは、設立以来50年以上かけて、地域保全に関わる知識や経験、実績、地域や専門家との全国的なネットワークを培ってきました。地域遺産支援プログラムでは、地域と協働で、地域遺産を守るための仕組みづくりに取り組み、これらが広く社会に普及することを目指します。今回のイベントでは、実際に各地域で地域遺産の保存・活用に携わっている方をお招きし、地域遺産を残す「仕組みづくり」のヒントを伺います!

【12/17@東京+オンライン】田中智之×古谷誠章 『タナパーで建築・都市・...

本年最後のフォーラムは、文字通り世に定着した感のある「タナパー」の作者である田中智之さんをお招きし、その独特の透視眼と繊細な描写力を解剖しつつ、その表現力の源を探索したいと思います。私の思うにタナパーには二種類あり、一つ目は皆さんもよくご存知の精緻な描写によって、実物以上に想像力を豊かに喚起させる完成されたものを描いたもので、完結したペン遣いが観るものを圧倒する。もう一つはまだ見ぬ想像上にあるイメージを描出するもので、こちらはむしろやや奔放なタッチで描かれ、これから完成するであろう空間の有り様を、人それぞれに豊かに感じさせる。どちらも余人の追随を容易に許さないものだが、私は特にこの後者の能力に大きな可能性を感じるものである。それを一言で言うなら、建築を通して都市を、都市を通して環境を見通し、構想する能力と言えるだろう。その透視眼を通して構想される世界を、種々の活動の成果と合わせて開陳してもらいたいと思います。建築家フォーラム代表幹事:古谷誠章