• CONFORT
  • CONFORT[コンフォルト]とは、隔月刊で発行している、建築・インテリアの専門誌です。空間や素材がどうあれば、そこに身をおく人が心地よく感じるか、インテリアの視点から、ひとつひとつを掘り下げます。さらに、事象の背景や物語をていねいに伝えていきます。発行元 株式会社建築資料研究社

【BOOKS】 2023年4月号 特集 『デスティネーション・ホテル Hotels as ...

いわゆる観光地でないところでも、そこを目指して泊まりに行く。そんな旅のスタイルに沿うホテルが増えています。宿泊客たちは、宿で多くの時間を過ごすことになります。そのとき、建築やインテリアに求められるのは、文化や環境など、その場所ならではの魅力を体感できること、そして非日常を楽しみながらも、心からくつろげること。新しい旅のかたち、目的地としてのホテル。その可能性を広げるカギは、建築にあります。

【BOOKS】 2022年12月号 特集 『ワークプレイスの許容力  Expansivity ...

この数年、働く場所や働き方の変革が進み、より個人を尊重した、より自由な、新しいワークスタイルが追求されるようになりました。リアルとオンライン、それぞれのメリットを活かすなかで、クリエイティビティやコミュニケーションの重要性がますます高まり、最近は、社屋があることの価値を見直す企業もあるようです。ワークプレイスは進化し続ける。今号は、これからの変化も受け止め、可能性を広げていく、その積極的な「許容力」に注目しました。

【BOOKS】CONFORT 2021年8月号「祈りの場をひらく」

冠婚葬祭のしきたりが代々受け継がれている地域や家族がだんだん少なくなってきて、現代人は、お葬式やお墓、仏壇や神棚のことを、根本から自分で考えねばならなくなりました。いざというとき、どうすればいいのか。これまではどうしてきたのか。何が普通なのか。戸惑うことも多そうです。しかし、導いてくれたり、不安を解消したりしてくれる人が現れているのも現代です。いっぽう、自分の日常に「祈り」を取り戻したい、と願う人たちも増えているようです。建築やインテリアはそのとき、大きな役割を果たします。人の気持ちに寄り添う空間やかたちはどうあるべきか。この課題を遠ざけず、前向きに考えることで、人は、日々を明るく生きていけるのではないでしょうか。