【BOOKS】 2023年4月号 特集 『デスティネーション・ホテル Hotels as ...
いわゆる観光地でないところでも、そこを目指して泊まりに行く。そんな旅のスタイルに沿うホテルが増えています。宿泊客たちは、宿で多くの時間を過ごすことになります。そのとき、建築やインテリアに求められるのは、文化や環境など、その場所ならではの魅力を体感できること、そして非日常を楽しみながらも、心からくつろげること。新しい旅のかたち、目的地としてのホテル。その可能性を広げるカギは、建築にあります。
いわゆる観光地でないところでも、そこを目指して泊まりに行く。そんな旅のスタイルに沿うホテルが増えています。宿泊客たちは、宿で多くの時間を過ごすことになります。そのとき、建築やインテリアに求められるのは、文化や環境など、その場所ならではの魅力を体感できること、そして非日常を楽しみながらも、心からくつろげること。新しい旅のかたち、目的地としてのホテル。その可能性を広げるカギは、建築にあります。
この数年、働く場所や働き方の変革が進み、より個人を尊重した、より自由な、新しいワークスタイルが追求されるようになりました。リアルとオンライン、それぞれのメリットを活かすなかで、クリエイティビティやコミュニケーションの重要性がますます高まり、最近は、社屋があることの価値を見直す企業もあるようです。ワークプレイスは進化し続ける。今号は、これからの変化も受け止め、可能性を広げていく、その積極的な「許容力」に注目しました。
冠婚葬祭のしきたりが代々受け継がれている地域や家族がだんだん少なくなってきて、現代人は、お葬式やお墓、仏壇や神棚のことを、根本から自分で考えねばならなくなりました。いざというとき、どうすればいいのか。これまではどうしてきたのか。何が普通なのか。戸惑うことも多そうです。しかし、導いてくれたり、不安を解消したりしてくれる人が現れているのも現代です。いっぽう、自分の日常に「祈り」を取り戻したい、と願う人たちも増えているようです。建築やインテリアはそのとき、大きな役割を果たします。人の気持ちに寄り添う空間やかたちはどうあるべきか。この課題を遠ざけず、前向きに考えることで、人は、日々を明るく生きていけるのではないでしょうか。
[CONFORT No.179]2021年6月号 概要 ホテルでは、大浴場より客室ごとの浴室が個性を競うようになりました。 数年...
[CONFORT No.178]2021年4月号 概要 食、ランドスケープ、スパ、リラクゼーションなどに力を入れ、宿泊施設そのも...
名前がつけられないような、一見無駄なような、目的が決まっていないような、家にはそんな空間があるといい。それがあることによって気持ちが豊かになり、意外なほど生活に働きかけてくる「余地」。そこでは一体、何がたいせつなのだろうか。
[CONFORT No.157]2017年8月号 石は、万物の源である。大地や山ができた頃の、とんでもない太古の記憶を内に宿している。人の手で作りだすことはもちろん、人の時間では育てることもできない。石を身のまわりに置いて、石を愛で、石を意識する。さあ、何が感じられるだろうか。