【結果報告】【東京】としまアンダーハイウェイ・デザインコンペ　公開ニ次審査

2018.12.20
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としまアンダーハイウェイ・デザインコンペ2018審査結果

最優秀賞	［toshima-0125選択エリア：A］『リサイクルセンターイケブクロ』［法政大学下吹越武人研究室+A.A.E］下吹越武人・浜田英明・小倉明梨・吉田育未・熊谷浩紀・近藤有希子・呉沛綺万柳慧葛西孝憲・川田優太郎・石捷倫・畠山かおり・大江和希・沖山雄大
優秀賞	［toshima-0120選択エリア：AC］『1000mのトランジットステーション』［東京大学千葉学研究室］千葉学・田中義之・林静言・長根乃愛・Pablo Ruiz・藤生貴子・木村太亮・村田百合 Freja Krogh-Andersen・Andreas Haupolter
優秀賞	［toshima-0125選択エリア：A］『としまアンダーハイウェイ　FARM』［楓設計室×flying frogs］加藤陽介・山上洋平・山上めぐみ
佳作	［toshima-0045選択エリア：ABC］『としまエコロジカルハイウェイ-人のふるまいで生態系をつなぐ、社会実験としての取組み-』［日建設計］大庭拓也・高橋恵多・陳彦安
佳作	［toshima-0074選択エリア：AC］『中洲で生まれる祭りの明かり』［MWMA］林誠・久保田宗孝・坂木渡

テーマ

首都高速道路が作り出す空間

本コンペティションは東京建築士会が建築士と社会全体との接触面を拡張することによって、建築士の持つ知見と技術をさらに多様な場面で活用していただくきっかけ作リにしたいと考え、豊島区様のご協力のもとに企画し主催するものです。今回のテーマは、都市の空間ストックをどう活用したらよいのかという普遍的な課題に対して、東京に固有の場である「首都高速道路が作リ出す空間」の活用法に焦点を当ててみました。

都会の喧騒のすぐその傍らにあって、独特の空間を作り出している首都高速道路ですが、開通当初はSF小説の都市が現実になったような捉えられ方もしましたし、その下の街路空間は天候に左右されない安定した空間であることに加え、夜間には特別な照明効果が期待できることも考えられます。このような空間の特性を生かし、新たな都市活動を生み出す空間として、その造り方と活用方法を提案していただきたいと思います。

場所は東京の副都心のひとつである池袋駅の東側を選びました。この近傍に解決を待つ課題が集積していると考えたからです。現状では単なる道路下である場所のほかに、道路下に店鋪の建物が連続しているという独特の街並みがある場所もあります。単なるアイデアコンペに留まらない現実的な解決策を期待しておりますので、少々むつかしい条件付けをしておりますが、それゆえ場合によっては実現する可能性もあります。

このコンペティションに多数の建築士の方が参加してくださることを願うのはもちろんですが、様々な個性の組み合わせで提案してくださることによって、一般の都民の方々に建築土たちは都市の問題への多様な視点と発想を持っていることを知っていただくきっかけになることを期待しております。

一次審査入選作はこちら

としまエコロジカルハイウェイ-人のふるまいで生態系をつなぐ、社会実験としての取組み-
toshima-0045選択エリア：ABC
大庭拓也・高橋恵多・陳彦安

中洲で生まれる祭りの明かり
toshima-0074選択エリア：AC
林誠・久保田宗孝・坂木渡

としまアンダーハイウェイ　FARM
加藤陽介・山上洋平・山上めぐみ

1000mのトランジットステーション
toshima-0120選択エリア：AC
千葉学・田中義之・林静言・長根乃愛・Pablo Ruiz・藤生貴子・木村太亮・村田百合
Freja Krogh-Andersen・Andreas Haupolter

リサイクルセンターイケブクロ
toshima-0125選択エリア：A
下吹越武人・浜田英明・小倉明梨・吉田育未・熊谷浩紀・近藤有希子・呉沛綺
万柳慧・葛西孝憲・川田優太郎・石捷倫・畠山かおり・大江和希・沖山雄大

⇒審査員コメント付き作品画像など詳細はこちら

日時

2018年12月20日（木）14:00～18:00

会場

としまセンタースクエア
（〒171-8422 豊島区南池袋2-45-1　新庁舎所在地）

豊島区庁舎への交通アクセス
池袋駅（JR線、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ副都心線・丸ノ内線・有楽町線）…徒歩9分
東池袋駅（東京メトロ有楽町線）…地下通路で直結（改札から徒歩3分・1番口方面
都電雑司ヶ谷駅（都電荒川線）…徒歩3分
東池袋四丁目駅（都電荒川線）…徒歩4分
⇒アクセス

参加費

無料

審査委員

■審査委員長
隈研吾（隈研吾建築都市設計事務所／東京大学教授）

■審査委員
塚本由晴（アトリエ・ワン／東京工業大学大学院教授）
平賀達也（㈱ランドスケープ・プラス）
近角真一（東京建築士会会長／㈱集工舎建築都市デザイン研究所）

応募対象

豊島区池袋地域内における「首都高速道路の下部空間」「周辺の既存建築物およびその間の空間」からなる指定エリア（A・B・C）のうち1つ、又は複数を選択し、建造物および空間利活用アイデアを自由に提案してください。用途は問いません。期間限定の仮設建築物なども提案可能です。地域の特性を考慮し、日中のみならず夕方から夜間にかけた街の活性化に向けた積極的な提案を募集致します。

応募対象

応募資格・条件

① 建築士、または建築士を含むグループ※であること。
※企業、メーカー、団体、デザイナー、アーティスト等組織や業種は問いません。
広範にわたるコラボレーションを期待します。

② 建築士との連携先数※、応募作品数に制限はありません。
※1人の建築士が何社と提携しても構いません。
また応募作品数に制限はありませんのでぜひ多くの作品を応募ください。

③ 応募者は、応募作品の著作権保有者であること。

審査方法

二段階審査を致します。

① 一次審査：コンセプト提案（A3×1枚）。選抜された提案者に二次審査に向けたデザイン提案を求めます。
② 二次審査：公開プレゼンテーションによる審査
（PPT・模型を活用した10分程度のプレゼンテーション。A1パネル×1枚提出予定。詳細は別途お知らせします）

賞

最優秀賞：￥150,000（1点）

優秀賞：￥70,000（1点）

佳作等：（数点）
※入選作品展を「としまエコミューゼタウン」にて実施する予定です。
※優れた提案については事業化することも検討致します。