【7/20@東京】『車から人へ、未来の道とは』第38回 MASセミナー|日本建築...
パリを筆頭に、「ウォーカブル・シティ」と呼ばれる徒歩15分圏内で生活に必要な基本サービスが受けられる街づくりに関心が集まってきている。そこでは散策の楽しみから移動手段が公共交通と徒歩に変わる傾向がある。その結果、バルセロナでは30年間の都市計画での取り組みの結果、車が減り道路面積70%を人に開放することができたのである。街路に緑あふれる空間と安全な場が存在する。現代社会に根付いた車社会がもたらす弊害は、気候変動をもたらし、人に対して運動不足による健康被害をもたらしているが、それを解決する街づくりがある。車社会から人中心の社会への転換を考える。「車から人へ、未来の道とは」をテーマとして、車社会で見落とされた問題に目を向けると、道はどうあるべきか、考えてみよう。(宮田多津夫)