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【結果報告】木の家設計グランプリ2022[プレゼントあり]|主催:木の家専門店 谷口工務店

木の家設計グランプリ2022審査結果

10月1日、公開審査が行なわれました。
審査結果をお知らせします。

「若き才能と建築界トップランナーが出会う」
2022年度審査員長:堀 啓二
審査員:竹原義二/松岡拓公雄/横内敏人/伊礼智/堀部安嗣/荻野寿也
会場:滋賀県立美術館 
2022年10月1日(土)開催  

金賞:賞金30万
銀賞:賞金10万
銅賞:賞金5万
アンダー20賞:賞金10万
審査員賞:賞金1万
優秀賞:賞金1万
上位20選:コルビュジエ本(日建学院より)

課題テーマ 「母屋と離れ」

受賞者
金賞

『離れどころ台所』

 田嶋大地
 菅家結
 大石耕太朗
[早稲田大学 大学院]

銀賞

『浮箱』

 谷村美咲
 榎采乃
 穐田瑠衣
[共立女子大学]

銅賞

『離れを纏う家』

 柴垣志保
 中野雄介
[大阪大学 大学院]

アンダー20賞

『デジタル離れで整う暮らし』

 浅井翠
[福井工業高等専門学校]

優秀賞
優秀賞

『吊り橋の家』

 北山貴也
[大阪市立大学 大学院]

優秀賞

『結のアムト』

 屋卓冶 
[大阪工業大学 大学院]

優秀賞

『離れ家の萌芽更新』

 朝田岳久 
[工学院大学大学院]
 宮本皓生 
 今本萌絵 
 藤崎史矩 
[工学院大学院]

優秀賞

『ハナレる母屋繋がるハナレ』

 熊原詩織 
 長谷川みどり 
 金原美歩 
 須賀楓 
 佐藤南
[読売理工医療福祉専門学校]

優秀賞

『柔らかいイエ~』

 大石慎太朗
 高垣翔
[神戸大学 大学院]

優秀賞

『蔵暮-2つの解釈を有する蔵の計画及び蔵ネットワークライフの提案』

 半井雄汰
 城所真緒
[神奈川大学 大学院]

優秀賞

『はなれて、かさなる〜街との関係をとりもち、暮らしを外に引き出す層としてのはなれ〜』

 直江優都
[熊本大学 大学院]

審査員賞
堀啓二賞

『離れ家の萌芽更新』

 朝田岳久 
[工学院大学大学院]
 宮本皓生 
 今本萌絵 
 藤崎史矩 
[工学院大学院]

竹原義二賞

『くらしの記憶~時代を超えて住みつづけること~』

 奥野楓子
[京都建築大学校]

松岡拓公雄賞

『ハナレる母屋繋がるハナレ』

 熊原詩織 
 長谷川みどり 
 金原美歩 
 須賀楓 
 佐藤南
[読売理工医療福祉専門学校]

横内敏人賞

『棚田と暮らす』

 小森魁 
[京都美術工芸大学]

伊礼智賞

『浮箱』

 谷村美咲 
 榎采乃 
 穐田瑠衣 
[共立女子大学]

堀部安嗣賞

『まもり、ひろがる家』

 小野美咲
 三井田昂太
 相澤萌
 森永友馬 
[神奈川大学]

荻野寿也賞

『盆ト成家』

 橋田卓実 
 松山幸太 
 今村大 
[工学院大学 大学院]
 竹下音 
[工学院大学]

ビルダー賞
相羽建設株式会社賞

『-社会に接続する離れ-』

 中村海斗
[名城大学 大学院]
 市原大輝
[名城大学]

株式会社菅組賞

『家の真ん中に水路を~カバタが「あいだ」にある暮らし~』

 梅原千夏子
[工学院大学 大学院]

株式会社土屋ホームトピア賞

『表裏一体~表裏の連続で生まれる境界空間による二世帯住宅~』

 高橋昇太郎
 萩原脩斗
 仁昌寺天心
[神奈川大学]

有限会社鳥生工務店賞

『瀬戸の島に導かれ~離れ離れず~』

 宮家心花
 仲山風花
[岡山理科大学]

株式会社はなおか賞

『観る離れ~SNS社会を生きる”とある家族”の暮らし方~』

 西川尚希
 東村祐希
[大阪工業大学]

株式会社丸正渡邊工務所

『逃げるの場』

 松山こと子
 平井里奈
[芝浦工業大学]

morinoie / モリノイエ®(Now and Then Co.,Ltd)賞

『解きと結い』

 神山祥太
[東京都立大学 大学院]
 玉地沙季
[東京都立大学]

株式会社山田工務店賞

『ふるさと農暮らし』

 野口佑大
[豊橋技術科学大学 大学院]

株式会社山弘賞

『ぶどう暮らし ~ぶどうと生活を育み、人と繋がる~』

 上田七海
 松木聖奈
[兵庫県立大学]

一般投票賞
一般投票賞

『喜びの住舞い方〜芝居小屋の形式に見る新しい母屋と離れ〜』

 杉山隼斗
[信州大学]

20選
20選 『喜びの住舞い方〜芝居小屋の形式に見る新しい母屋と離れ〜』
 杉山隼斗[信州大]

『離れ、つながる、すまい』
 渡邉一貴、凪景太、奥野未奈、辻村友佑[大阪工業大学]

『くらしの記憶~時代を超えて住みつづけること~』
 奥野楓子[京都建築大学校]

『まもり、ひろがる家』
 小野美咲・三井田昂太・相澤萌・森永友馬[神奈川大学]

『棚田と暮らす』
 小森魁[京都美術工芸大学]

『観る離れ~SNS社会を生きる”とある家族”の暮らし方~』
 西川尚希、東村祐希[大阪工業大学]

『つかずハナレず』
 大橋咲良・中谷祐紀[滋賀県立大学 大学院]

『はなれのゆとり』
 菅野瑞七[仙台高等専門学校 専攻科]

『食住一体 -食で繋がるみんなの家-』
 田畑茉帆、津田智哉、豊栄太晴、冨永芳和[工学院大学 大学院]

『近傍の離れ』
 青山剛士、岡崎輝一[立命館大学 大学院]

公開審査
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テーマ

「母屋と離れ」

課題主旨

日本には離れという文化があり敷地に複数の建築が建てられることがありました。家族が寝起きする建築を「母屋(おもや)」といい、母屋から離れた位置に建つ建築を「離れ」と言いました。一般的に離れは母屋よりも小さく、住宅としての設備も最低限に抑えられていることが多く、あくまでも「母屋」に付属する施設でした。家族が増えて主屋の部屋が足りなくなってしまった時、客人にくつろいで泊まってもらいたい時、アトリエなど趣味のスペースが欲しい時などに「離れ」は建てられました。

住まいだけでなく旅館にも自然に囲まれ、誰にも邪魔されることなく本を読む、温泉につかる、あるいは何もせず木々の木漏れ日の変化を楽しむなど思いのままに心を解放させるひと時を過ごす「離れ」があります。また、独立した茶室も離れの一つと言えます。

このように様々な使い方が可能な「離れ」は独立して建てられることがほとんどです。

現代は、新型コロナウィルス感染はまだまだ予断を許さない状況です。確実に働き方、暮らし方は変わり、憩う場と働く場の境界はなくなりつつあります。しかし、ONとOFFの切り替えは必要です。また、少子高齢化で2世帯、3世代で住む家族も増えています。「スープが冷めない距離」とよく言いますが、このような住まいには繋がりを持ちつつも家族間の適度な距離が必要です。

今回のテーマは「母屋と離れ」です。今まで「離れ」は「母屋」から独立した場として存在していました。単に独立した「離れ」ではなく「母屋」とつながりを持つことで新たな住まい方が生まれるはずです。

新たなライフスタイルを生み出す「母屋と離れ」を提案してください。
                        

2022年審査員長 堀 啓二  

審査員

■審査委員長
堀 啓二(建築家)

1989年に山本堀アーキテクツを設立(共同主宰)。「東北大学青葉山キャンパスセンタースクエア」でBCS賞受賞。現在共立女子大学家政学部生建築・デザイン学科教授。著書に『名作住宅から学ぶ 窓廻りディテール集』など。

【主な作品】

青葉台の家

三好の家

■審査員

松岡 拓公雄(建築家)

1986年 丹下健三・都市建築設計研究所を経て、2006年アーキテクトシップを設立。2008年「モエレ沼公園」で日本建築学会賞業績賞、グッドデザイン大賞受賞。

【主な作品】

天野邸

深谷邸

竹原 義二(建築家)

1971年 大阪市立大学富樫研究室を経て石井修/美建・設計事務所勤務。1978年無有建築工房設立・主宰。日本建築学会賞教育賞・村野藤吾賞など受賞多数。

【主な作品】

鶴の里の家

鶴の里の家

横内 敏人(建築家)

前川國男建築設計事務所での勤務などを経て、1991年に横内敏人建築設計事務所を設立。現在京都造形芸術大学通信教育部大学院にて住宅に特化した指導を行っている。

【主な作品】

内庭・外庭の家

内庭・外庭の家

伊礼 智(建築家)

1985年 東京藝術大学美術学部建築科大学院修了。1996年 丸谷博男+エーアンドエーを経て伊礼智設計室設立。「伊礼智の住宅設計」など住宅設計に関する書籍を多数執筆。

【主な作品】

下田の家 (2012年)

守谷の家 (2010年)

堀部 安嗣(建築家)

1990年 筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。1991から益子アトリエにて益子義弘に師事。1994年に堀部安嗣建築設計事務所を設立。2007年より京都造形芸術大学大学院教授として後世の指導にあたる。

【主な作品】

阿佐ヶ谷の書庫

竹林寺納骨堂

荻野 寿也(造園家)

1999年アトリエが第10回みどりの景観賞を受賞。以降独学で造園を学ぶ。2006年 荻野寿也景観設計を設立。2013年長野県松本市景観賞受賞。建築家との協働多数。

【主な作品】

琵琶湖畔の家

ホテル ザ セレスティン京都祇園

■金賞(1点)
賞金30万円

■銀賞(1点)
賞金10万円

■銅賞(1点)
賞金5万円

■アンダー20賞(1点)※20才以下の方に送られます
賞金10万円

■審査委員賞(7点)
賞金1万円

■優秀賞(7点)
賞金1万円

応募資格

住宅建築のプロを目指す、全国の建築学生
・大学院修士、学部生、高等専門学校生、専門学校生、高校生として2022年4月1日現在 在籍する建築学生を対象とします。
・個人またはグループでの応募とし、グループの場合は全員が学校等で建築を学ぶ学生とします。
※ 最終審査作品に選ばれた場合、公開プレゼンテーションにて発表して頂きます。 (10月1日(土)12時30分~ WEBにて開催)

提出物(提出図面・模型など)

① 設計図書のPDFデータ
② 周辺環境との関係のわかる、本課題設計の住宅模型(1/50~1/200)の写真5点
③ プレゼンテーション動画

 ※応募作品は未発表のものとします。  他のコンペ等、同一作品の応募と認められた場合は失格となります。 
※提出後の設計図書の差替えは原則として認めません。  やむを得ない事由がある場合は事前に事務局までご相談ください。  無断で差替えた場合はその時点で失格となります。 
※要項が変更になる場合がございますので、事務局からの連絡、  ホームページ、SNSをご確認ください。

⇒ 設計詳細要項の詳細はこちらから

審査方法

①審査はPDFによる事前審査と公開で行う本審査による2段階審査となります。

②受賞者は、10月1日(土)に行われる公開審査にて最終決定します。午前9時~11時頃まで実施の1次審査にて、上位20選を選定します。1次審査では審査員が提出されたPDFデータ、模型写真、プレゼンテーション動画をもとに審査します。20選の中からさらに上位10選を選出し、当日午後に選ばれた学生の皆さんによる公開ファイナルプレゼンテーションを実施します。その後審査員の公開審査を経て、最終表彰作品を選出します。

③公開審査では、まずプレゼンテーション動画を放映後、審査員による質疑や議論を通じて提案された作品の完成度や総合的な提案内容を考慮し、優秀作品3点を決定します。・第1位~第3位の表彰につきましては、上位10選のみを審査対象と致します。・審査員賞7点は応募作品すべてを対象に表彰します。・アンダー20賞は2022年4月1日時点で20歳以下の学生を対象に表彰します。※別途作成したスライドによるプレゼンテーションの実施は不可とします。 予めご承知おきください。(ムービー、作品データの投影と模型による発表プレゼンとなります)

※別途作成したスライドによるプレゼンテーションの実施は不可とします。予めご承知おきください。
(ムービー、作品データの投影と模型によるプレゼンとなります)

スケジュール
【STEP1】

■エントリー受付期間
2022年4月1日(金)~2022年8月31日(水)
※期間中にエントリーを済ませた方のみ、作品提出が可能となります。

【STEP2】

■登録番号通知
※9月2日(金)までに連絡のない場合は、事務局にお問い合わせください。

【STEP3】

■作品データ提出

期限
2022年9月1日(木)~2022年9月5日(月)13:00必着

提出内容
 ①作品PDFデータ
 ②周辺環境との関係性がわかる、模型写真(5枚)
 ③プレゼンテーション動画
 ※PDFデータの提出は必須です。模型写真・プレゼンテーション動画の提出がなくても審査対象となります。ただし、ファイナル審査進出者の選出については、提出者を優先します。

提出先
 指定メールアドレス(事務局よりメールにて通知)

※PDFデータは提出後修正不可。(修正した場合は無効)
※指定の容量を超過しないこと。(超過した場合無効)

【STEP4】

■本審査
2022年10月1日(土)

Zoomを使用して、開催致します。
当日は一般の方もご覧いただけるよう、Youtubeライブでも審査の様子を中継致します。
①提出いただいた作品から上位作品を選出し、選出者のプレゼンテーション動画を流した後、審査員との質疑を行います。
②各賞を決定し、授賞式を行います。

主催


お問合せ

木の家設計グランプリ事務局 担当:清水
E-mail:ksg@taniguchi-koumuten.jp

大会公式サイト

昨年の大会の様子

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