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【9/19@東京+オンライン】遠藤慧×藤村龍至 『東京ホテル図鑑大解剖』|建...
遠藤さんは設計事務所勤務時代に宿泊施設を担当したことがきっかけでホテルに泊まって実測しスケッチをするようになり、SNSに公開することで話題となりました。すぐに書籍化の話がきて、このたび単著『東京ホテル図鑑』を上梓されました。ホテル好きな人向けの本かと思いきや、図面は1/50で統一され、端部にカラースキームと仕上げも載っており、とても専門的かつ教育的な雰囲気があり、特に寸法を学びたい初学者の建築学生におすすめしたい本でした。資料集成的ですが資料集成よりも味わいがあり、情景が立ち現れてくる。設計するときにどこを測ればよいか、それをどのように表現すればよいか、がわかる本です。本人が「私にしか描けない」と言う通り、藝大→設計事務所→色彩計画事務所で経験を積んだ遠藤さんオリジナルの表現になっています。この表現で将来遠藤さんの設計した住宅などが出版されていくのも楽しみです。今回はなぜホテルか、建築家が描くと何が違うのか、図鑑というメタファについてなど、語っていただければと思い、ご登壇いただきます。