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【結果報告】くまもとアートポリスプロジェクト 立田山憩の森・お祭り広場公衆トイレ 公開設計競技2020 事前審査

くまもとアートポリスプロジェクト
立田山憩の森・お祭り広場公衆トイレ 公開設計競技2020 事前審査結果発表

熊本市北区立田山憩の森・お祭り広場に、県が建設する公衆トイレの設計者を広く公募した『くまもとアートポリスプロジェクト 立田山憩の森・お祭り広場公衆トイレ 公開設計競技2020』の事前審査結果が公開されました。結果をお知らせします。

応募件数:279件

事前審査通過者
整理番号  作品のタイトル 応募者
(代表者)
都道府県
 15  共生の光  佐河 雄介 埼玉県
 21  Birdhouse Toilet  松田 裕介 福岡県
 39  Leafy Roof Lavatory -安らぎの屋根が作るみんなの憩いの場-  幾留 温 東京都
 62  「森林ミュージアム」のレストルーム  葛島 隆之 愛知県
 140  森と人の輪  曽根 拓也 東京都
 162  マチ山の教室 マチの中にある山の中の学びの拠点  菊井 悠央 千葉県
 181  立田山と呼応する屋根  占部 将吾 東京都
 239  木とコンクリートとガラスの積層フォリー  山田 健太朗 東京都
 253  立田山の訪礼堂  岩崎 裕樹 大阪府
 270  PRIMITIVE HUT 憩いの森の憩いの場  太田 裕通 京都府

⇒ 詳しくはこちら

審査員長コメント

審査員長/くまもとアートポリスコミッショナー
伊東豊雄

 テレビ報道等で熊本県南部地域の豪雨被害が刻々と報告されており、驚いているところです。心よりお見舞い申し上げます。その最中での審査ということで恐縮しておりますが、スケジュール上の制約もあり、事前審査を行うことにいたしました。未だコロナ禍が治まらない状況にありますので、今回もリモート審査形式で行うこととなりました。
 本コンペティションは、35才以下という年齢制限と実績や建築士資格を問わないということもあり、「モクバン」のコンペティションの応募作品数を超える279作品の応募がありまして、大変嬉しく思います。事務局の集計によりますと、応募者の年齢は18才から35才、地域では北海道から沖縄までと実に幅の広い応募であるとのことです。
 リモート審査の前に各審査員が10票の投票を行ったところ、選ばれた作品数が34に及びました。3名以上の投票が重複することもありませんでしたので34作品ひとつずつに対して意見交換を繰り返すことで13案まで絞り込み、最終的に本審査に進む10案を選出いたしました。
 選ばれた10案は、ファンタジーに富んだ案、実現の可能性が高いと思われる案、改修を組み込んだ案、モダンな案等々の非常に多様なものになっており、最終審査結果がどのようなものになるか我々も全く先が読めないというのが正直なところです。
 本審査では、10者の質疑応答を踏まえまして、再度、新しい木造公衆トイレのあり方を論議しながら最優秀案の選考に努めていきたいと考えております。
 最後になりましたが、多くの若い方々が本コンペティションに多大な関心を示し、大変なエネルギーを費やして応募くださったことに改めて感謝の意を表したいと思います。

コンペ詳細
主催

熊本県

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