イベントを掲載する

TOP

Pick Up

【好評発売中|定価4,950円】[書籍紹介]別冊 住宅建築 no.01 1970年代の住まい 現代住宅の礎|約50作品を図面とともに|編集:建築思潮研究所/発行:株式会社建築資料研究社

[書籍紹介]別冊 住宅建築 no.01 1970年代の住まい 現代住宅の礎

編集:建築思潮研究所/装丁:関川航平/発行:株式会社建築資料研究社

※本記事は、LUCHTA運営会社である株式会社建築資料研究社の出版物をご紹介するものです。

「建築は長い年月に耐えうるものでなければならない」。2025年に創刊50周年を迎えた雑誌『住宅建築』が、その原点である1970年代の誌面を1冊に編み直しました。『別冊 住宅建築 no.01 1970年代の住まい 現代住宅の礎』が好評発売中です。

対象は、創刊号の1975年5月号から1979年12月号までの56冊。掲載された1000を超える作品から、編集部が約50作品を厳選し、写真とテキストに平面図・配置図・矩計図を添えて収録しています。一部の住宅は再撮影を行い、50年を経た「住まいの現在」も取材しました。

住宅の設計課題で、プランや断面の手がかりを探している人。戦後の住宅がどう受け継がれてきたのかを調べている人。半世紀前の住まいの図面と写真を読み解くことは、「これからの住宅」を考えるためのたしかな足場になるはずです。

『別冊 住宅建築 no.01』中面見本(P.6-7)住まい再見「私の家」(設計:林寬治)

撮影:八坂麻里子

■ 商品概要

書名 別冊 住宅建築 no.01 1970年代の住まい 現代住宅の礎
シリーズ 別冊住宅建築
編集 建築思潮研究所
装丁 関川航平
発売日 2026年7月24日(金)
定価 4,950円(本体4,500円+税)
仕様 A4判/216ページ
ISBN 978-4-86834-063-8
発行 株式会社建築資料研究社

■ この本について

『住宅建築』は、1975年に平良敬一(1926〜2020年)が創刊した雑誌です。本書は、その創刊から1979年までの約5年間、つまり1970年代の『住宅建築』に掲載された作品を厳選して収録した、「別冊 住宅建築」シリーズの第1弾です。

『住宅建築』は、1975年に平良敬一(1926年〜2020年)が創刊し、2025年で創刊50周年を迎えた。本書は『住宅建築』が創刊された1975年5月号から1979年12月号(計56冊)、つまり1970年代の『住宅建築』に掲載された作品を厳選して収録したものである。

対象としたのは約5年間という短い期間だが、当時は月刊誌で1冊に掲載される作品数も多く、その数は1000を超える。そこから編集部で約50作品を厳選し、写真やテキストのほか、平面図、配置図、矩計図を掲載。一部は再撮影を行い、1970年代につくられた住まいの現在を取材した。

建築は長い年月に耐えうるものでなければならない。50年前の建築を通して、これからの建築を考えたい。

■ 収録の範囲と構成

約50作品は、次の5つのパートに分けて収められています。

対象 『住宅建築』1975年5月号〜1979年12月号(計56冊)
収録作品 掲載作品1000超から、編集部が約50作品を厳選
掲載内容 写真・テキスト・平面図・配置図・矩計図(一部は再撮影・再取材)
構成 #住まい再見#木造#非木造・混構造#和風・伝統木造#山荘
特設サイト WEB住宅建築 特設サイト

■ 読みどころ

POINT 01

1000を超える掲載作品から選んだ約50作品

当時の『住宅建築』は月刊誌で、1冊に掲載される作品数も多く、約5年間で1000を超える作品が誌面に載りました。そこから「今の編集者の目線で魅力的であると感じられたもの」を基準に選び抜いたのが本書です。敷地の広さや個室の分け方、2世帯住宅の多さなど、時代を映すかたちがありながら、今見ても色褪せない住まいがそろっています。

POINT 02

木造/非木造・混構造/和風・伝統木造/山荘

在来工法の礎が築かれ、浸透していった時代であると同時に、木造以外の構造や混構造の住宅も多く掲載されていたことから、本書では構造でパートを分けています。さらに、創刊当初から平良敬一が「取り上げていかなければならない」と記した和風建築・民家・茶室を「和風・伝統木造」として、創刊第1号の特集(増沢洵の山荘特集)以来たびたび取り上げてきた山荘を「山荘」として、それぞれ独立したパートにまとめました。

『別冊 住宅建築 no.01』中面見本(P.32-33)木造「新座の家」(設計:益子義弘、益子昭子)

撮影:西川公朗

『別冊 住宅建築 no.01』中面見本(P.84-85)非木造・混構造「代沢の家」(設計:ザイゾン設計事務所/奥村珪一)

撮影:八坂麻里子

『別冊 住宅建築 no.01』中面見本(P.160-161)和風・伝統木造「六之助さんの家」(設計:降幡建築設計事務所/降幡廣信)

撮影:秋山実

POINT 03

写真と図面で、住まいの「骨格」を読む

各作品は写真とテキストに加え、平面図・配置図・矩計図で紹介しています。編集長は謝辞のなかで、50年前の住宅が魅力的に映る理由として「生活を包むシンプルで強い骨格」と、大半の住宅がオリジナルの木製建具であることを挙げています。建具や家具といった細部にまで残る建築家たちの思考の跡を、図面と写真で見比べてみてください。

『別冊 住宅建築 no.01』図面ページの見本

撮影:鈴木悠

POINT 04

50年後の住まいを訪ねる

一部の住宅は再撮影を行い、1970年代につくられた住まいの現在を取材しました。「『久が原の家』再訪」や、「星野の山荘」に続く2本の記事(「建築と環境が一体となって受け継がれた山荘」「星野の山荘の改修と増築」)では、時間を重ねた住まいの姿を読むことができます。謝辞には、撮影を依頼した住宅の建主の家族から届いた、こんな言葉も記されています。

「でも、私はこの家がとても大好きでした」
『別冊 住宅建築 no.01』中面見本(P.182-183)山荘「星野の山荘」(設計:奥村昭雄)

撮影:さとうつねお

POINT 05

創刊の言葉と、寄稿・論考

巻頭には、平良敬一による創刊第1号の「創刊にあたって」を収録。住宅建築を「集団の共同作品」ととらえた創刊時の言葉は、雑誌の出発点を伝えています。あわせて、堀部安嗣による寄稿「時代を活かし、時流から離れる」、植久哲男による論考「みんな夢でありました」、そして1975年5月号〜1979年12月号の掲載作品一覧も収めています。

住宅建築は誰か特定の個人の制作品では断じてありません。
それはその建設のために結集された人びとの共有の制作品であり、ことばをかえていえば、人びとが相互に生活の場をつくりあげていく活動が生み出す集団の共同作品であり、集団の生きざまや心のありようを人びとが意識するとしないにかかわりなく表現しているものなのです。
(平良敬一「創刊にあたって」より)
『住宅建築』創刊第1号「創刊にあたって」(平良敬一)

■ こんな人におすすめ

  • 住宅の設計課題や卒業設計で、平面図・矩計図から住まいの組み立てを学びたい人
  • 戦後日本の住宅や、在来工法による木造住宅の展開を調べている人
  • 益子義弘、永田昌民、清家清、降幡廣信、奥村昭雄、増沢洵らの1970年代の住宅に触れたい人
  • 民家・茶室・山荘など、和風建築や山荘建築に関心がある人
  • 住宅を長く住み継ぐこと、建築を継承することについて考えたい人

■ 目次

巻頭

巻頭 住宅建築 創刊第1号 創刊にあたって平良敬一
序文 序文

住まい再見

作品 「私の家」林寬治
作品 「荻窪の家」雨宮亮平
作品 「建畠山荘」建畠嘉門

寄稿

寄稿 「時代を活かし、時流から離れる」堀部安嗣

木造

作品 「新座の家」益子義弘、益子昭子
作品 「美しが丘の家」M&N設計室/益子義弘
作品 「長谷川邸」天野・吉原設計事務所/天野太郎・吉原正
関連記事 「天野太郎の神殿と獄舎」長谷川堯
作品 「関根邸」天野・吉原設計事務所/天野太郎・吉原正
作品 「つくし野S邸」高須賀晋一級建築士事務所 協力:大野正博
作品 「津久井の家」望月大介
作品 「川島・自邸」中里昇
作品 「仙敷邸」吉柳満アトリエ
作品 「荒川沖の家」深沢俊一
作品 「国立の家」阿久井喜孝
作品 「大磯の家」安田滋
作品 「飯塚邸(増築)」松本光生建築設計事務所
作品 「安田邸」独楽蔵/星野厚雄

非木造・混構造

作品 「代沢の家」ザイゾン設計事務所/奥村珪一
関連記事 「『代沢の家』と前川先生の愛車」奥村珪一
作品 「戸田の家」益子義弘+永田昌民
関連記事 「生活に深々と侵蝕された家が好きだ」益子義弘
作品 「熱海の家 Ⅰ」永田昌民+道家駿太郎
作品 「東久留米の家」永田昌民+片山和俊
関連記事 「原風景に執着しつつ」永田昌民
作品 「久が原の家・続久が原の家」清家清+デザインシステム
関連記事 「『久が原の家』再訪」
作品 「ホシカワ・キュービクルズ」黒沢隆研究室
作品 「国立の家」石田信男
作品 「東嶺町の家」深沢俊一
作品 「王禅寺K邸」高須賀晋一級建築士事務所
作品 「高島邸」黒川哲郎
作品 「武藤邸」吉柳満アトリエ
作品 「手稲の家」平尾稔幸
作品 「GAH」鈴木恂建築研究所
作品 「八木の家」安原三郎建築設計事務所
作品 「上遠野自邸」上遠野徹

和風・伝統木造

作品 「福原邸」大石治孝
作品 「信州・山田邸」降幡建築設計事務所/降幡廣信
関連記事 「民家の模様替え」降幡廣信
作品 「六之助さんの家」降幡建築設計事務所/降幡廣信
作品 「鎌倉H邸」杉山隆建築設計事務所
作品 「山手町の家」木原千利建築設計事務所
作品 「宇都宮の家」大江新
作品 「野村邸」匠住宅設計事務所/佐野光三
作品 「神勝寺茶室 秀路軒 不審庵・残月亭」中村昌生
作品 「神勝寺茶室 一来亭(利休一畳半)」中村昌生

山荘

作品 「星野の山荘」奥村昭雄
関連記事 「建築と環境が一体となって受け継がれた山荘」新藤春子
関連記事 「星野の山荘の改修と増築」武山倫
作品 「親子山荘」独楽蔵/星野厚雄
作品 「週末農家」独楽蔵/星野厚雄
作品 「伊豆の山荘」望月大介
作品 「九十九里M邸」DEN住宅研究室/山本英明
作品 「積層 M山荘」増沢建築設計事務所/増沢洵

論考・資料

論考 「みんな夢でありました」植久哲男
資料 『住宅建築』1975年5月号〜1979年12月号掲載作品一覧
巻末 謝辞/奥付

■ お問い合わせ

窓口 株式会社建築資料研究社/日建学院 コールセンター
フリーコール 0120-243-229
受付時間 10:00〜17:00(年末年始12/28〜1/5、土日祝日除く)
E-mail nikken@to.ksknet.co.jp
本書へのお問い合わせ・感想 お問い合わせはこちら

■ ご購入・詳細情報

この記事は役に立ちましたか?

関連記事

イベントを掲載する TOP
目次(クリックで該当箇所にジャンプします)