[連載]Level.13 『橋を作ってみよう!その③』(最終回)|建築をもっと...
さて、全14回の連載でお届けしてきた「けんちくのタネ」。建築学生の皆さんがこれから進んでいく「建築の道」の第一歩の手助けになるよう、考え方や手の動かし方をお伝えしてきました。建築は作って出したら終わり、ではありません。たくさんの人に意見をもらい、より良くするために切磋琢磨していくことが何より重要です。
さて、全14回の連載でお届けしてきた「けんちくのタネ」。建築学生の皆さんがこれから進んでいく「建築の道」の第一歩の手助けになるよう、考え方や手の動かし方をお伝えしてきました。建築は作って出したら終わり、ではありません。たくさんの人に意見をもらい、より良くするために切磋琢磨していくことが何より重要です。
今回は、「橋を作ってみよう」その②です。皆さん、橋作りは試行錯誤していますか? ここで、もし私自身がこの課題に挑戦したらどうするか…? をご紹介したいと思います。ひとつの参考例にしてください。
さて、みなさん前回の問題「橋作り」は順調ですか?ラスボス問題ですから、そう簡単にはクリアできない難易度です。そこで今回はちょっとブレイク。カッターの使い方についてご説明します。
それでは今まで学んだ知識をフル活用して問題に挑戦しましよう!『問題:A4紙を2枚使って、目の前にある300mmの川(1/100スケール)を渡る橋をデザインしてください。』なお、のり・はさみ・カッター・定規の使用はOKです!
『10㎝×10㎝×10㎝のスペースに屋根をかけてみましょう』これが今回の問題。使用するのは今回もA4紙1枚です。もちろん今まで同様に自由な発想で構いません。将来、実際にこのような仕事を任される機会があるかもしれません。その時、あなたは何を基準に考えますか?
みなさんは「アーチ」と聞いて何を思い浮かべますか? 扉や窓、橋にも用いられているあのアーチです。その歴史は長く、古代建築にもその技法が用いられいますが、近代、現代建築にも使われています。今回は今まで学んだことをフル活用して自由にアーチを作ってみましょう。
今回もいつものように問題からスタートです。これまでの連載を読んできたなら、アナタの発想力もかなりLv.アップしているはず! そこで今回は、便利アイテム『のり』を使ってみましょう。
折らない紙の自立方法…他にはもうない? ここまで、紙の自立方法をいくつか考えてきました。頭もかなりほぐれてきたのではないでしょうか。もうアイディアは出ませんか? そんな時は今までの知識を応用してみましょう。思いもよらないやり方が見えてくるかもしれません。
「折る」「切る」「丸める」もせずに、紙を自立させるには?これまで、いくつかのやり方で紙を自立させる方法を考えてきました。普段の生活では気にも留めていなかったけど、世の中にあふれる様々なモノには先人の知恵がたくさん使われていることもわかりました。では、紙を自立させる方法…まだ他に思いつきますか?
前回はハサミを使用して「切る」「折る」ことで問題に取り組んでもらいました。失敗しながらでも、とにかく手を動かしてみることの大事さに気が付きましたか?今回はさらなる応用問題をひとつ。あれ、この前と同じ?いえいえ、条件を付けているので問題もレベルアップしています。
便利アイテム『ハサミ』を手に入れた!ハサミの起源はとても古く、古代ヨーロッパが発祥といわれています。人類がモノを作る上で最も優れた発明品のひとつといえるでしょう。今回はこのハサミを使って、よりレベルアップした問題にトライしてみてください。
前回、そのままでは立たなかった紙が、折ることで立つようになりました。「そんなの当たり前」と言えばそこまでですが、なぜだろう?と考えてみることは、これから建築を学ぶ上でとても大切な事です。日頃から、ナゼ?のクセをつけるようにしましょう。