【10/19@滋賀+オンライン】木の家設計グランプリ2024公開審査|主催:木の家専門店 谷口工務店
2024年10月19日(火)
滋賀県立美術館とWEB配信の同時開催
Youtubeライブでも審査の様子を中継致します。
①午前9時~11時頃まで実施の1次審査にて、上位20選を選定します。
②20選の中からさらに上位10選を選出し、午後より公開ファイナルプレゼンテーションを実施します。
③公開審査では、数分間のプレゼンテーションを行っていただいた後に、審査員による質疑や議論を通じて、提案された作品の完成度や総合的な提案内容を考慮し、優秀作品3点を決定します。
審査員長 伊礼智先生からのメッセージ
木の家設計グランプリ」とは
『学生 vs 建築家』建築を志す現役学生と日本を代表する建築家が、熱くぶつかる木造住宅設計コンテスト。
応募は建築を学んでいる現役の学生ならどなたでもOK!一次審査から建築家が全作品に目を通して審査します。勝ち抜いた方はプレゼンテーションを行い、受賞作品が目の前で決定します。
テーマ 「住み続けられる家 – 古き良きものの再生」
課題主旨
ここ数年、建築界は大きな変動に見舞われました。
コロナを起因とするウッドショックに始まり、ロシア・ウクライナ戦争と未曾有の事変と呼ぶに相応しいものでした。それは世界的な社会的停滞を引き起こし、建築界では前代未聞の建築費の高騰へと繋がっています。
建築費はここ数年で20%〜30%も高騰し、もはや新築住宅は市井の人達から程遠いものとなってしまいました。
そこで、見直されているのがリノベーション・・・
直して、より良くして、より永く使おうという潮流です。
その建築の持つ良いところを磨き上げ、欠点を補強して、社会に戻して、永く住み続けることが最大のエコであるかもしれません。
それは仕方がないからといった後ろ向きの姿勢ではなく、より積極的にリノベーションは社会的に大きな意義のある行為として受け止めらはじめていると思います。
特に若い人たちはリノベーションに新築にはない魅力を感じているようにも思います。
古き良きものの中に、新しい未来が見えているのかもしれません。
今回の設計課題は「リノベーション」。
自分の好きな建築をリノベーションして住む、その地域の魅力ある建築でも良いし、名建築を移築してリノベして住むでも良い。
地域、リノベーションする建築は自由です。
構造は木造であること、元の建築がどのようなものであったか、写真やプラン(図面)でわかるようにすること(必須)、それをどうリノベーションして、どのような魅力ある楽しいものになるかを提案してください。
リノベーションは古き良きものを受け継ぎ、それに新たな知恵と工夫を加えて未来に繋ぐ、生き生きとした建築を創り出す、素晴らしくクリエイティブな行為だと思います。
望ましい未来に向けて、皆さんの瑞々しい発想を期待します。
2024年審査員長 伊礼 智
・大学院修士、学部生、高等専門学校生、専門学校生、高校生として2024年4月1日現在 在籍する建築学生を対象とします。
・個人またはグループでの応募とし、グループの場合は全員が学校等で建築を学ぶ学生とします。
・10作品ほどの最終審査作品に選ばれた場合、公開プレゼンテーションにて発表して頂きます。
(10月19日(土)12時30分~対面にて開催予定)
・新型感染症等により行動規制または移動規制が発令された場合はWEBのみで開催
① 設計図書のPDFデータ
② 設計図書
③ 周辺環境との関係のわかる、本課題設計の1/50住宅模型(公開審査進出作品のみ)
④ プレゼンテーション
※応募作品は未発表のものとします。他のコンペ等へ提出された作品と同一内容と認められた場合は失格となります。
※提出後の設計図書の差替えは原則として認めません。やむを得ない事由がある場合は事前に事務局までご相談ください。無断で差替えた場合はその時点で失格となります。
⇒ 設計詳細要項の詳細はこちらから
※PDF形式のファイルがダウンロードされます。
※内容は変更される場合があります。最新更新日にご注意ください。
※期間中にエントリーを済ませた方のみ、作品提出が可能となります。
公式ホームページ(http://www.dentoumirai.jp/ )の「エントリー」から受付を行ってください
⇒ エントリーはこちらから
①審査はPDFによる事前審査と公開で行う本審査による2段階審査となります。
②本審査は公開審査となります。・受賞者は、9月30日(土)に行われる公開審査にて最終決定します。
・午前9時~11時頃まで実施の1次審査にて、上位20選を選定します。
・1次審査では提出されたPDFデータ、設計図書、模型をもとに審査を行います。
・1次審査では審査員が会場を巡回し、作品提出者が来場されている場合には、それぞれの作品に対して質問を行う場合があります。
・巡回の際の応募者によるプレゼンテーションは不可とします。
説明したい内容はすべて設計図書のなかに表現するようにし、1次審査中は審査員からの質問にのみ答えるようにしてください。
※会場で質疑にこたえる学生は、グループ内1名のみとします。また前日に抗原検査を必ず受け、陰性である証明書を持参してください。詳しくはまたメール等にてお知らせいたします。
③20選の中からさらに上位10選を選出し、当日の午後に公開ファイナルプレゼンテーションを実施します。その後審査員による公開審査を経て、表彰作品を選出します。
④公開審査では、数分間のプレゼンテーションを行っていただいた後に、審査員による質疑や議論を通じて、提案された作品の完成度や総合的な提案内容を考慮し、優秀作品3点を決定します。
・第1位~第3位の選出につきましては、上位10選のみを審査対象とします。
・審査員賞7点の選出は応募作品すべてを対象とします。
・アンダー20賞は2023年4月1日時点で20歳未満の学生を対象に選出します。
※当日用に別途作成したスライドによるプレゼンテーションの実施は不可とします。予めご承知おきください。(作品データと模型の投影によるプレゼンとなります)
【STEP1】
■エントリー
2024年4月1日(月)~2024年8月31日(土)
※期間中にエントリーを済ませた方のみ、作品提出が可能となります。
公式ホームページ(http://www.dentoumirai.jp/ )の「エントリー」から受付を行ってください
【STEP2】
■登録番号通知
登録を受付次第、事務局より登録番号をメール致します。設計詳細要項は、必ずHPよりダウンロードし、確認をお願いいたします。
※9月2日(月)までに連絡がない場合は、お手数ですが事務局にお問い合わせください。
【STEP3】
■作品提出
作品のPDFデータをksg@taniguchi-koumuten.jpまでお送りください。
<件名>作品提出 エントリー番号 代表者名前
期限
2024年9月1日(日)~2024年9月3日(火)13:00必着
設計条件、対象敷地、提出物などの詳細は、ページ上部「設計詳細要項.pdf」リンクよりダウンロードしてください。
【STEP4】
■事前審査 結果発表
2024年9月20日(金)
事前審査にて、会場展示作品を選定します。
事務局より登録アドレス宛にメールをお送りします。
<合格者の皆様>
①所定の期間内に設計図書を印刷し、グランプリ事務局へ送付してください。
【設計図書の郵送提出期間】
2024年9月23日(月)~2024年9月25日(水)17:00必着
※この期間に送付が難しい方は事前送付を可能にします。
※PDF・印刷後の設計図書はともに内容が同一のものを有効とします。内容が異なるものは無効となりますのでご注意ください。
②事前審査通過者は模型を作成し、本審査当日に会場まで持参してください。事情により、模型を持参できない場合は事前に事務局にご相談ください。その場合、会場掲示用の模型画像データを事前送付していただきます。
【STEP5】
■本審査
本審査 2024年10月19日(土)
滋賀県立美術館とWEB配信の同時開催
Youtubeライブでも審査の様子を中継致します。
①午前9時~11時頃まで実施の1次審査にて、上位20選を選定します。
②20選の中からさらに上位10選を選出し、午後より公開ファイナルプレゼンテーションを実施します。
③公開審査では、数分間のプレゼンテーションを行っていただいた後に、審査員による質疑や議論を通じて、提案された作品の完成度や総合的な提案内容を考慮し、優秀作品3点を決定します。
■審査委員長
伊礼 智(建築家)
1985年 東京藝術大学美術学部建築科大学院修了。1996年 丸谷博男+エーアンドエーを経て伊礼智設計室設立。「伊礼智の住宅設計」など住宅設計に関する書籍を多数執筆。
【主な作品】
■審査員
竹原 義二(建築家)
1971年 大阪市立大学富樫研究室を経て石井修/美建・設計事務所勤務。1978年無有建築工房設立・主宰。日本建築学会賞教育賞・村野藤吾賞など受賞多数。
【主な作品】
松岡 拓公雄(建築家)
1986年 丹下健三・都市建築設計研究所を経て、2006年アーキテクトシップを設立。2008年「モエレ沼公園」で日本建築学会賞業績賞、グッドデザイン大賞受賞。
【主な作品】
横内 敏人(建築家)
前川國男建築設計事務所での勤務などを経て、1991年に横内敏人建築設計事務所を設立。現在京都造形芸術大学通信教育部大学院にて住宅に特化した指導を行っている。
【主な作品】
堀部 安嗣(建築家)
1990年 筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。1991から益子アトリエにて益子義弘に師事。1994年に堀部安嗣建築設計事務所を設立。2007年より京都造形芸術大学大学院教授として後世の指導にあたる。
【主な作品】
荻野 寿也(造園家)
1999年アトリエが第10回みどりの景観賞を受賞。以降独学で造園を学ぶ。2006年 荻野寿也景観設計を設立。2013年長野県松本市景観賞受賞。建築家との協働多数。
【主な作品】
堀 啓二(建築家)
1989年に山本堀アーキテクツを設立(共同主宰)。「東北大学青葉山キャンパスセンタースクエア」でBCS賞受賞。現在共立女子大学家政学部生建築・デザイン学科教授。著書に『名作住宅から学ぶ 窓廻りディテール集』など。
【主な作品】
■金賞(1点)
賞金30万円
■銀賞(1点)
賞金10万円
■銅賞(1点)
賞金5万円
■アンダー20賞(1点)
賞金10万円
■審査委員賞(7点)
賞金1万円
■優秀賞(7点)
賞金1万円
※金賞~審査員賞については可能な限り重複受賞はしないこととします。
「みんなが喜ぶ豊かな暮らしづくり」の経営理念のもと、社員設計士・社員大工で木造注文住宅の設計・施工・アフターメンテナンスを自社で行っています。
社名 株式会社 木の家専門店 谷口工務店
住所 滋賀県蒲生郡竜王町山之上3409
電話 0748-57-1990
HP http://taniguchi-koumuten.jp/
日本の建築文化の素晴らしさを守り、新たな力で持続・発展させていくことの大切さを広く社会に知っていただき、建築を通して未来の日本が豊かで幸せな暮らしを築いていくことを目的として開催いたします。
日本の気候風土に合った「木の家」は、古来より人々の暮らしを支え、先人達の手によって守り伝えられてきました。自然の美しさを住宅に取り入れ、融和・共生する日本人ならではの感性や技術は、世界に誇れる素晴らしい文化です。
しかし、近年家づくりは工業化・効率化が進み、安定した品質で大量生産が可能となった反面、素材を生かす知恵や技術は徐々に失われ、それらを伝えられる職人の数も大幅に減少しています。
このままでは古くから大切に受け継がれてきた日本の建築文化、ものづくりの精神を後世に伝承することが困難な状況です。
将来、日本の建築を支える学生の皆さんに、今なお愛される日本の木造住宅を今一度見つめ直し、その素晴らしさ、おもしろさを感じて頂きたいという思いからこの「木の家設計グランプリ」を企画しました。木の家設計グランプリが、日本の建築文化を守り育てるための第一歩となることを心から願っています。
株式会社 木の家専門店
谷口工務店 代表取締役 谷口弘和
木の家設計グランプリ事務局 担当:清水
E-mail:ksg@taniguchi-koumuten.jp