【9/22@東京+オンライン】[金曜の会トークイベント]講師:伊東豊雄『第5回 人は何故建築をつくるのだろう』「建築家伊東豊雄の6回連続講座」 |JIA関東甲信越支部金曜の会
『最近建築雑誌等を見ると、建築家は誰のために、そして何のために建築をつくっているのだろうと思うことがしばしばです。このような疑問を皆で考えるために、この根本的なテーマを提案して意見交換をしてみたいと思います。』(伊東豊雄)今回セミナーの講師は伊東豊雄氏をお迎えし、2018年に第4回まで開催していた6回連続講座の第5回目として、「人は何故建築をつくるのだろう」と題してお話いただきます。今回も会場となる建築家クラブは定員30名のため、ZOOMとリアルのハイブリッド開催となります。限られた人数ですが、会場でお会いできることを楽しみにしております。※会場使用の規約により、今回は軽食・飲料の提供は致しません。ご了承ください。オンラインで参加の皆様におかれましては、是非ワイン片手に画面の前にお集まりください。JIA「金曜の会」代表 井原正揮
【9/19@東京+オンライン】遠藤慧×藤村龍至 『東京ホテル図鑑大解剖』|建築家フォーラム 第218回
遠藤さんは設計事務所勤務時代に宿泊施設を担当したことがきっかけでホテルに泊まって実測しスケッチをするようになり、SNSに公開することで話題となりました。すぐに書籍化の話がきて、このたび単著『東京ホテル図鑑』を上梓されました。ホテル好きな人向けの本かと思いきや、図面は1/50で統一され、端部にカラースキームと仕上げも載っており、とても専門的かつ教育的な雰囲気があり、特に寸法を学びたい初学者の建築学生におすすめしたい本でした。資料集成的ですが資料集成よりも味わいがあり、情景が立ち現れてくる。設計するときにどこを測ればよいか、それをどのように表現すればよいか、がわかる本です。本人が「私にしか描けない」と言う通り、藝大→設計事務所→色彩計画事務所で経験を積んだ遠藤さんオリジナルの表現になっています。この表現で将来遠藤さんの設計した住宅などが出版されていくのも楽しみです。今回はなぜホテルか、建築家が描くと何が違うのか、図鑑というメタファについてなど、語っていただければと思い、ご登壇いただきます。
【9/1 @東京+オンライン】[金曜の会トークイベント]講師:椎名英三/椎名英三・祐子建築設計『詩的構築体と言っていいかしら・・・』 |JIA関東甲信越支部金曜の会
JIA「金曜の会」では「建築」をキーワードに、建築に携わる方でもあまり聞く機会のないお話や、建築が専門ではない方々にも興味を持って楽しんでいただけるお話を、多彩なゲストをお招きして気楽なトークイベントのスタイルで企画しています。さて、今回は建築家の椎名英三氏をお迎えします。建築分野で有る無しに関わらずどなたでもご参加頂けます。リアル会場はまだ飲食が規制されているため、会の終了後に別会場にて懇親会を予定しております。また、オンラインで参加の皆様におかれましては、是非ワイン片手に画面の前にお集まりください。JIA「金曜の会」代表 井原正揮
【7/11@東京+オンライン】 藤井由理×佐藤淳 トポロジー第2弾『多様体をポヨンとさせる』 |建築家フォーラム 第217回
「トポロジー=位相幾何学」に登場する魅力的なキーワードについて勉強が進みました。トポロジーでは立体のことを「多様体」と呼びます。多様体を「ポヨン」と変形して滑らかな塊にする「リッチフロー」という操作があります。「むすび目」のひもの本数を増やすと「からみ目」と呼ぶそうです。その「からみ目」にねじれた膜を張ると「ザイフェルト曲面」と呼ばれます。ドーナツのように孔の空いた曲面を「ハンドル」で表してそれを切り貼る「カービー図式」という表記法があります。空間に散らばる点を最短距離でつなぐと「シュタイナーツリー」という樹形が現れます。網の目の中心を結ぶ網を描く「双対グラフ」を何度繰り返せるかが網目の複雑さを表します。早稲田大学藤井由理研究室と、東京大学佐藤淳研究室ではこれらの形状生成や操作のアルゴリズムを学び、建築空間の生成や分析に活用する試みを進めました。本年6月6日~19日には「多様体をポヨンとさせる」として展覧会も開催しました。トポロジーのことを勉強しようと2年前に登場していただいた藤井由理先生に再登場していただき、これら楽し気な概念を活用する様子をご紹介いただきます。
【6/23@東京+オンライン】 Puddle加藤匡毅「カフェの設計学 実務から振り返る基本とポイント」セミナー &『カフェの空間学』原画展|主催:学芸出版社
カフェ空間設計の第一人者、Puddle代表・加藤匡毅さんによるカフェ空間の設計に関するセミナーです。加藤さん率いるPuddleが設計した「ダンデライオン・チョコレートファクトリー&カフェ蔵前」で実際の空間を体験しながら、豊富な実務経験をから振り返るカフェ空間設計の基本とポイントについてお話しいただきます。
【6/20@東京+オンライン】 千葉元生・西川日満里(ツバメアーキテクツ)×手塚貴晴『新しい過去』 |建築家フォーラム 第216回
名前に懐かしい響きがある。同様の名前のレトロな名食堂があるが、この若いチームはその昭和時代と関係がない。しかしその作品には同様の懐かしさが宿っている。最初に彼らの作品と私が遭遇したのは奈良井宿という旧中山道の宿場町に佇む作品である。奥地にあった奈良井宿は幸運にも資本による破壊を免れ、街並み保存活用が進んでいる。そこに参加したツバメアーキテクツは、単なる歴史の保存活用ではなく、近年増築された少々趣に欠けた部分も切り捨てることなく老獪に活用することにした。近年では下北沢のBONUS TRACKではかつて少年ジャンプに登場していたような界隈が作り込まれている。作品が心に沁みるのである。ツバメアーキテクツは綿密なリサーチに基づいた包括的な界隈造りで知られている。建築を超えて生活を作る。界隈造りという正式な用語はない。しかしアカデミックな用語はツバメアーキテクツの元気な活動には似合わない。若い世代が迎合しつつあるオピニオンリーダーである。そういえば深夜食堂という番組があった。あの人間模様が亡霊のように漂う懐かしさを、媚びることなく極めて現代的に仕立て上げているのである。チームが作り出した職能を建築界への警告とみるのか光と見るのかは、レクチャー当日の言い開きを聞いてからにして頂きたい。少なくとも私はその術中に取り込まれてしまっている。
【5/31 @東京+オンライン】世界遺産白川郷の合掌造民家と環境保全を知る・考える「かややね会議」|主催:日本ナショナルトラスト
かややねプロジェクトは、岐阜県白川村と(公財)日本ナショナルトラストが協働し、白川村や合掌造民家、屋根材となる茅、茅文化に関心のある人とつながり、交流や茅刈りイベントの企画づくりをする場「かややね会議」を運営しています。白川村内の茅の自給率向上を目的に活動する中で、白川村では、茅自給率向上に向けた活動が多様に展開される状況となりました。そこで、今後かややねプロジェクトは、より広い視野に立ち、白川村の環境保全を目的に掲げます。具体的には、レクチャーやメンバー同士の交流を通じて、合掌造民家と自然環境の繋がりを再認識し、茅刈りの技術向上や伝統継承を行います。皆さんのかややね会議へのご参加、お待ちしています。
【6/22 @オンライン】講師:SONNENTOR(ゾネントア)社創業者ヨハネス・グートマン氏 「変人から成功者へ」~SONNENTOR社のオーガニックハーブ・スパイスによる持続可能な発展の実践 第7回スイスー日本サスティナビリテイ交流ウェビナー|【SJS】スイス-日本サステナビリティ交流会
第7回SJS交流ウェビナーでは、革新的なビオ企業であるSONNENTOR社について、創業者でオーナー、経営者であるヨハネス・グートマンさんにお話しいただきます。欧州を代表するオーガニックハーブ・スパイスの会社のひとつであるSONNENTORは、オーストリア北東部のシュプレーグニッツ村に拠点を置き、有機農家とのパートナー関係に基づいて900種のビオ商品を販売し、50カ国以上に輸出しています。1988年の創業以来、社員数は世界全体で500人に成長。当初よりビオ(オーガニック)、フェア、エコロジー、エシックの実践を重ねてきた同社は、農村地域の持続可能な発展に貢献し、職場としても高い人気を誇る企業です。
【応募締切は 7/31まで】2025年大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」での展示・公開をめざす「ミライREBORNスマイ プロジェクト」— 医・食・住 でミライの健康な都市生活 —|主催:公益社団法人全日本不動産協会 共催:公益社団法人大阪府建築士会
概要:入選作品を大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」に展示予定!2050年以降のミライの住宅・住生活・コミュニティのアイデアを広く募集。ミライの社会的な課題を解決し、どうすればウエルビーイングな住空間を創造できるかを探ります。入賞作品の中から、3DCG映像等の作品を専門家とともに共創し、2025年大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」での展示を目指します。
【5/16@東京+オンライン】 川勝真一× 国広ジョージ『Curating Architecture – 世界と建築の結び目をリサーチする』 |建築家フォーラム 第215回
5月の建築家フォーラムは建築キュレーターの川勝真一さんにご登壇頂きます。川勝さんは、昨年の9月にリトアニア共和国・カウナス市で開催された国際交流建築イベント「East-East 5」の展覧会において、日本側を代表し総合キュレーターの大役を務められました。建築学科を修了された後、川勝さんは建築家への道ではなく、建築を中心に取り扱うリサーチ、ワークショップ企画運営のキャリアを積まれてきました。そのアルタナティブ的なキャリアにより、川勝さんは建築業界でのユニークな存在を確立することになったのです。 現代日本の建築界では、建築家や建築界全体を透視、分析できる人材が不足しているのが実態です。伊東忠太から始まり、戦後では鈴木博之までのプロパー建築史家が各世代の影響を可視化させる中、多木浩二、長谷川堯、八束はじめ、五十嵐太郎など評論中心によって世代を語る評論家、研究者たちが建築界周辺を固めてきました。川勝真一さんは、これらの著名研究者から継承される視点から建築ウォッチャー・プロデューサーの役割を担うであろう次世代のキュレーター・ファシリテーターであると考えています。「East-East 5」の総合ディレクターとして、川勝さんとは企画から現地でのイベント開催まで一年間ご一緒しましたが、落ち着いたリーダーシップで、リトアニア側のディレクターと共に素晴らしいテーマの展覧会をプロデュースされました。今回は若きキュレーター・プロデューサーのこれまでの軌跡と今後の活動などについて語って頂きます。どうぞご期待ください!