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【提出締切は11/1まで】中国地方5県(広島県、岡山県、山口県、鳥取県、島根県)において建築を学ぶすべての学生に向けた設計競技会『第51回 五十三会建築設計競技』|主催:広島工業大学 建築・環境系学科同窓会「五三会」

五三会建築設計競技とは

「五三会建築設計競技」は、1975年(S50)から続く、歴史ある学生向け建築設計コンペティション(コンクール)です。
毎年、全国でご活躍されている著名建築家の先生をお招きし、広島工業大学の学生に限らず、中国地方5県(広島県、岡山県、山口県、鳥取県、島根県)において建築を学ぶすべての学生に向けた設計競技会に広く門戸を開いています。
過去の開催報告や、受賞作、講評文等を掲示しています。奮ってご応募ください。

テーマ

「 新たな境界をまとう家」

私たちは日頃から人と環境の関係性を活かす建築をつくりたいと考えています。
人類は風雨から身を守るために崖に穴を堀り、太陽の日差しを遮るように屋根を架け、湿気から生活を守るために床を地面から浮かせて暮らしてきました。
そうやって人類は、自然をはじめとするその場の “何か” と対峙して、この地球上に自分たちの居場所を構築してきました。
それは言い換えると、その “何か” との「境界」を新たに構築してきた行為とも言えます。
今日、構造・材料・設備・工法といったあらゆる建築的性能が飛躍的に向上する一方で、かつてより自然の猛威は年々激化し、コロナ禍により人の営みは淘汰され、生活様式やコミュニティは多様化するなど、私たちを取り巻く社会状況も激しく揺れています。
この不安定な現代社会において、私たちが生き抜く居場所を獲得する上で何と対峙し、どのような「境界」をもつ建築が必要とされるでしょうか。
建築における「境界」のあり方を、今日的な視点で再定義し、これから必要とされる私たちの住まいを提案していただきたい。
対峙する “何か”は皆さんが自由に設定してください。
揺れる様々な社会状況に、ただ抗うのではなく、この揺らぎをしなやかに受け入れながら、時に豊かに、時に美しくもあるような人の営みの場が生まれることを期待しています。

応募規定

1.応募資格

中国地方5県(広島県、岡山県、山口県、鳥取県、島根県)において建築を学ぶすべての学生。
個人・グループどちらでも応募可。
グループの場合は全員が応募資格を満たす必要があります。

2.提出物・提出方法

タイトル、コンセプト、平面図、立面図、断面図、パース、ダイアグラム等、設計意図を表現したものをA1サイズ(594mm×841mm)にまとめ、専用応募フォームより必要事項とともにPDFデータ(10M以内)を送信すること。
※注 提出データのファイル名は、応募案のタイトルとすること。

◆応募登録フォームURL

応募登録フォームはこちら

入選賞金

総額 300,000円
審査結果は入選者に通知すると共に、五三会ホームページ内に掲載発表いたします。
五三会ホームページ https://www.itsumikai.jp/

作品提出締切

2024年11月1日(金) 17:00

審査員


中薗哲也
1995年 広島大学工学部第四類 卒業
1997年 広島大学大学院 工学研究科環境工学修士課程 終了
2001年 ナフ・アーキテクトアンドデザイン 共同設立
2021年 広島大学大学院 先進理工系科学研究科 准教授


吉田豊
1995年 広島大学工学部第四類 卒業
1997年 広島大学大学院 工学研究科環境工学修士課程 終了
2008年 吉田豊建築設計事務所 設立
2021年 岡山県立大学 デザイン学部建築学科 教授


鍵山昌信
2001年 広島大学工学部第四類 卒業
2003年 京都工芸繊維大学大学院 修士課程 終了
2014年 ア・ティエス環境+建築設計事務所 設立
2024年 広島女学院大学 人間生活学部生活デザイン学科 准教授

審査の流れ

■審査方法

1次審査通過者(8名程度)の中から、公開審査会場でのプレゼンテーション、質疑応答を経て決定します。
※詳細については、1次審査通過者に対して個別に通知すると共に、ホームページにて掲載いたします。

■作品提出締切:2024年11月1日(金) 17:00
■1次審査通過者の発表:作品提出期限より概ね10日以内

通過者には、作品提出期限より概ね10日以内に個別に通知します。

■公開審査・表彰式・講演
2024年11月23日(土・祝)公開審査13:30~ / 表彰式16:00~

会場:オルタナティブスペース・コア
住所:広島市中区基町19-2-448 基町ショッピングセンター内
※詳細については、1次審査通過者に対して個別に通知すると共に、ホームページにて掲載いたします。

その他

・応募作品は未発表作品に限ります。過去に発表されたものと認められた場合は、入賞を取り消す場合があります。
・未発表作品に該当するかどうかについては、コンペ実行委員会にて判断するものとします。
・事前の応募登録の必要はありません。
・課題内容及び実施要項に関する質疑応答はいたしません。規定外の問題の解決は応募者の自由決定を可とします。
・応募作品の作成において、画像等の貼付を行う場合、その画像等の使用に際しては他人の著作権等を侵害しないよう、注意してください。
・本設計競技応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、ホームページ掲載や冊子作成等の発表に関する権利は主催者である五三会が保有するものとします。
・また、冊子作成にあたり、入賞者には後日ご連絡及び、冊子作成のご協力をいただく場合があります。あらかじめご了承ください。

主催
五三会とは
「五三会」は、広島工業大学 工学部 建築学科の卒業生を母体として設立し、その後、学部・学科改組により設立された建築・環境系学科の同窓会組織です。2023年度には設立50周年を迎え、1万人を超える同窓生は、全国または世界にまで広がり、社会の各分野で活躍しております。五三会は、いろいろな社会の機構のもとに所属した人間がそれぞれの知識を持って集まり、新しい人間関係の中から次の新しい社会を知り、お互いに啓発し合う会を目指しています。
公式サイト:https://www.itsumikai.jp/

五三会会長あいさつ|五三会会長 尾立道泰(1992 年卒)
同窓生の皆様方におかれましてはそれぞれの職場で、また地域などでご活躍のこととお喜び申し上げます。
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同窓生の皆様方におかれましてはそれぞれの職場で、また地域などでご活躍のこととお喜び申し上げます。 わたくし2022 年4 月の五三会総会にて、会長の役を仰せつかりました1992 年卒の尾立道泰(おだてみちひろ)と申します。よろしくお願い申し上げます。

ご承知のように、「五三会」(いつみかい)は、1973年8月広島工業大学工学部建築学科卒業生を母体として創設し、建築学科をはじめその後学部学科改組により設置された建築・環境系学科の卒業生、在学生によって構成する同窓会組織です。2022年3月の卒業生が第54期目となり、累計では一万一千四百人を数えるに至っています。来年3月には卒業第55期、8月には同窓会創設50周年を迎えます。
半世紀にも及ぶ母校の歴史の中で培われた同窓生の縦横のネットワークは、建設業界はもとより地域社会においても、仕事や諸活動の支えになってきたものと確信しています。今後ともこうしたつながりを大切に育てていきたいと考えます。

現在、私たちを取り巻く環境は、新型コロナウィルス感染症のまん延、紛争によるサプライチェーンの遅延による資材の高騰、世界では人口増、国内では人口減、国内外における経済格差の拡大、地球規模での温暖化の進展に伴う災害の増加など日々変化を続け、人類の叡智が確かめられようとしています。新しい生活様式の創造、DXの導入、ワークスタイルの変化など、急速に変化しています。
その中でも、私たち建設業界を取り巻く環境は、一級建築士をはじめ有資格者の超高齢化が問題になっております。特に一級建築士は、2019年のデータで、60歳以上が4割を超え、平均年齢が56.7歳となっています。このままのペースで行くと、2050年の日本の人口が2割減少するところを、一級建築士の約7割が減少する事態となり、明らかに有資格者が不足することが見込まれます。母校、広島工業大学は、環境学部建築デザイン学科及び工学部建築工学科を合わせて、毎年240名前後の建築系の卒業生を輩出しています。これは、中四国地方に本部を置く大学としては最大級であり、当会にも、在学生や若年卒業生へのサポートが求められており、その役割は益々重要となっています。
こうした中で、私たちは、素養を磨き、人間関係を拡げ、マネジメント能力を発揮する必要があるのではないでしょうか。仕事や家庭、地域社会においてもマネジメント感覚が必要とされ、選択と集中、役割分担とチームワークが求められています。これまでお世話になった諸先輩方に感謝しつつ、後輩諸氏にご活躍いただけるプラットフォームを提供し、ネットワークを維持強化していけるよう、微力ながらお役に立ちたいと考えています。同窓生の皆様方にもこうした価値観や活動にご賛同、ご協力を賜りたくお願い申し上げます。

当会の活動は、① 親睦という同窓会本来の活動に加え、ご承知のように ② 母校在学生への貢献、つまり建築設計競技の実施や建築見学会、業界研究会、学生とOBとの交流会の開催など在学生を支援する活動が充実していることを特徴としています。とりわけ学生時代の建築設計競技の登竜門となってきた「五三会建築設計競技」は、2021年で48回を数えました。
一万一千四百人の卒業生は、国内はもとより世界の各分野において活躍されています。社会の中で、また同じ組織の中で、同窓生とのネットワークは今後益々大きな力と安心につながり、多くの先輩・後輩諸氏が目前の課題解決、あるいは未来の夢の実現への協力者となっていきます。当会もこうした期待に応えていけるよう、体制を強化し、活動を維持・充実させたいと考えます。当会を皆様の懇親・交流の場としてご活用ください。
皆様方のご健勝とご活躍を心より祈念いたしまして着任のご挨拶とさせていただきます。

2022年4月末

尾立道泰 1968年広島市西区生 (株)坂内建設 代表取締役
一級建築士、一級建築施工管理技士、一級土木施工管理技士、一級管工事施工管理技士、宅地建物取引士
2020年7月から 一般社団法人広島県建築士事務所協会青年部会 部会長


先生のあいさつ|建築デザイン学科 学科長 鈴木浩史
建築デザイン学科におきまして、令和5年度より学科長を務めます鈴木浩史(すずきこうし)です。今後ともよろしくお願いいたします。
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1973年に創設されました五三会におきましては、2023年(令和5年)に50年の節目を迎えることとなっておられます。今日の長寿化の社会の中にあって、同窓生の方々が現役のほぼすべての世代に行きわたっている状況といってよいのではないでしょうか。それぞれの地域、職場、社会において益々の発展とご活躍、そして固い絆で結ばれることを願います。 その社会においては、これまでの世代が知らなかったような変化が起きています。むろんこの50年が平穏無事な時代であったということはできないのですが、失われた30年といわれる時間は変革が起きにくい期間であったといえるかもしれません。ところが私たちがそこから抜け出したところには、デジタルにまつわる変革と世界政情不安や環境問題、さらには少子化に直面せざるを得ないという状況を否が応でも共有していかなければならない社会になっています。

これからは若い力とともに社会を支えていかなければならないことは明らかです。そのためにも皆様のご支援をいただき、卒業していく学生たちが有意義に活躍できる場に導かれるようご指導をお願いしなければなりません。心から本学科、本大学を支え続けてくださるようお願いいたします。

最後に、このような社会にあって、五三会の活動はさまざまな目的を列記することで尽くされるものではないと思っています。その根幹は自らが所属し育まれたところへの愛で支えられていることは疑い得ないでしょう。50年わたり保たれたその愛に敬意を表し、皆様のご発展とご活躍を祈念して止みません。

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