第3回Woodyコンテスト(木造住宅・木製家具コンペ)

第3回Woodyコンテスト(木造住宅・木製家具コンペ)

概要

木材利用の推進を図るためには、昔からの「木の文化」を継承しつつ木材の新たな利活用方法を開拓し、木造建築や木製家具の設計製作に携わる建築士等の木造に関する関心を高めることが必要です。
京都府では、府内の森林資源として充実している京都府内産スギ、ヒノキの特性を活かした木造住宅や家具のアイディアを募集する、第3回Woodyコンテストを実施します。

◆今回コンテストの特筆する点
① 木製家具部門最優秀賞受賞作品は、京都府立植物園内の「森のカフェ」で使用。
② 木造住宅部門について、計画済物件の応募可、既存の図面等の使用可。
③ 応募条件の年齢制限を廃止。(昨年度:エントリー時点で45歳まで)

テーマ

■第1部門(木造住宅部門)
~縁側や窓からの風景を楽しめる家~
豊かな自然風景に囲まれた家をイメージし、縁側や窓から風景を眺めることにより暮らしの楽しみを増やせるような京都府内産のスギ、ヒノキに包まれた家を提案して下さい。

<条件>
●庭等を含む敷地面積は60坪程度の敷地に2階または1階建ての1戸建て住宅を計画して下さい。
●床面積は、30坪程度とします。車庫は、別敷地にあるものとし、計画する必要はありません。
●家族構成は父・母・子2人程度。木の文化や木のぬくもりに触れながら豊かに暮らせる木の良さを活かした戸建て住宅をイメージして下さい。

【学生部門】
京都府内産のスギ、ヒノキを使った住まいのアイディアを募集します。

【一般部門】
●木構造を理解のうえで京都府内産のスギ、ヒノキを使った住まいの具体的な計画(強度、機能性、コストパフォーマンスを考慮)を募集します。
●建築済の物件での応募も可能ですが、平成28年4月以降に竣工したものに限ります。
●計画済の物件での応募も可能です。
●建築済物件、計画済物件とも、条件のうち敷地面積、床面積については、制限しないものとします。

■第2部門(木製家具部門)
~森の中のカフェで、緑の風景を楽しむための椅子~
植物が人間に与えるリラックス効果は科学的にも実証され、日常、リフレッシュするための「近くの森林」として植物園を利用されている府民も少なくありません。
植物園の中で森林に溶け込みながら、その風景となって緑を感じ体感するための椅子を京都府内産のスギ、ヒノキを使用して提案して下さい。

最優秀賞受賞作品は主催者が製作して京都府立植物園内の芝生広場に面したレストラン「森のカフェ」(屋内席またはデッキテラス席)で使用されます。

<条件>
●座面の高さ450mm程度の椅子で、レストラン「森のカフェ」で、子どもからお年寄りまで安全で快適に使用できるデザイン・サイズとしてください。(募集要項の「森のカフェ」図面等を参考にして下さい。)

作品提出にあたっては、「設計主旨説明文」にレストラン「森のカフェ」での椅子の設置場所(屋内又はデッキテラス)を記載してください。なお、デッキテラスに設置する椅子は常時屋外設置となるため、耐久性向上のための防腐処理等についても提案して下さい。

審査員

横内 敏人 (木材住宅部門審査委員長、(有)横内敏人建築設計事務所代表、京都造形芸術大学大学院教授)
辻村 久信 (木製家具部門審査委員長、(株)ムーンバランス代表、京都造形芸術大学教授)
宮﨑 真里子((株)宮崎代表取締役社長、宮崎木材工業(株)代表取締役社長)
森井 一彦 (京都府森林組合連合会代表理事専務)
岩村 眞樹雄((一社)京都府建築士会副会長、(株)象彦設計代表取締役)
愛甲 政利 ((一社)京都府木材組合連合会専務理事)
臼木 隆志 (京都府農林水産部林業振興課長)

■第1部門(木造住宅部門) ※学生部門、一般部門共通
最優秀賞(1点):賞状、賞金10万円
優秀賞(1点) :賞状、賞金3万円
佳作(5点程度):賞状のみ
※入賞作品は、京都府内産木材等を使用して住宅等を建設する知事から登録を受けた約300店の「緑の工務店」へ情報提供します。

■第2部門(木製家具部門)
最優秀賞(1点):賞状、賞金10万円
優秀賞(1点) :賞状、賞金3万円
佳作(5点程度):賞状のみ
※最優秀賞受賞作品については主催者が製作し、京都府立植物園のレストラン「森のカフェ」に設置します。ただし、設置脚数については、未定です。

応募資格

■第1部門(木造住宅部門)
【学生部門】国内で建築又はインテリアを学ぶ学生又は専門学校生
【一般部門】上記以外の国内に在住又は建築関係に勤務する設計者

■第2部門(木製家具部門)
・国内で木製品及び家具のデザイン又は製作を学ぶ学生又は専門学校生
・国内に在住または勤務するデザイナー又は家具製作に従事する者

※両部門とも個人、グループは問いません。

応募点数

1人または1グループ1点のみ

提出物

■第1部門(木造住宅部門)
(1)学生部門
① A2パネル縦使い2枚以内、パネルの仕様はハリパネ7mmとします。
②「作品名称」「設計趣旨説明文」「図面」の記載は必須とし、その他イメージパースや実作写真等により構成するものとします。
③ 図面は、各階平面図、断面図1面、立面図2面とします。
④ 建築済の物件や計画済の物件については既存の図面等の使用を可とします。その場合、図面のスケールは任意としますが、文字や数字が小さくなりすぎないよう注意して下さい。建築済物件の場合は、上記図面の他、外観の分かる建物の写真2枚以上とします。
⑤ 図面のスケールについては、学生部門は1/100とします。

(2)一般部門
① 原則、学生部門の①~④と同じ
② 図面のスケールについては、一般部門は1/50とします。

■第2部門(木製家具部門)
① A2パネル横使い1枚、パネルの仕様はハリパネ7mmとします。
②「作品名称」「設計趣旨説明文」「図面」の記載は必須とし、その他イメージ図、実作写真等により構成するものとします。
③ 図面は、三面図、断面図1面とします。
④ 図面のスケールについては、1/5程度とします。

■各部門共通
①「作品名称」「設計趣旨説明文」等は、日本語に限ります。また、記載するフォントサイズは、16ポイント以上として下さい。
② パネル裏面に氏名(団体名)、住所、電話番号を記載して下さい。
③ パネルの表面には、学校名や氏名などの記載がないようにご注意願います。
④ パネルの他、提出したパネルのPDFもしくはJPEG形式でのデータを電子メールで送信して下さい。ファイルサイズは 6MB以内でとします。ファイル名は、「Woody03 + 氏名」として下さい。
⑤ パネルを、提出先である京都府農林水産部森の保全推進課まで直接持ち込まれる場合は、事前に日時を電話連絡の上、ご持参ください。

※詳細は募集要項をご確認ください
⇒募集要項はこちら

応募方法

1. エントリーをする
エントリーシートをダウンロードし、必要事項を記入の上、電子メールで森の保全推進課(morinohozen@pref.kyoto.lg.jp)へ送信する。
【エントリー締切】2019年8月30日(金)17:00まで

⇒ エントリーシート(PDF)はこちら

⇒ エントリーシート(Excel)はこちら

2. 作品を提出する
【作品提出締切】2019年9月20日(金)17:00まで
【提出先】
京都府農林水産部森の保全推進課
(〒602-8570 京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町京都府庁2号館4階)
TEL:075-414-5005

現地見学会

エントリーされた方のうち希望される方を対象に、8月上旬頃に、設計の参考として頂くため林業地、製材所、京都府立植物園「森のカフェ」等の現地見学会を予定しています。現地見学会を希望される場合は7月19日(金)までにエントリーして下さい。

スケジュール

■現地見学会
2019年8月上旬頃
※希望者は7月19日(金)までにエントリーのこと。

■エントリー締切
2019年8月30日(金)17:00まで

■作品提出締切
2019年9月20日(金)17:00まで

■結果発表
2019年11月8日(金)までに応募者全員に電子メールにより通知

■表彰式
2019年11月下旬頃に、京都府が京都パルスプラザで開催する「農林水産フェステイバル」で行う予定

主催

京都府

後援

京都府森林組合連合会、一般社団法人京都府建築士会、一般社団法人京都府木材組合連合会

お問い合わせ

農林水産部森の保全推進課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
TEL:075-414-5005 /FAX:075-414-5007
E-mail:morinohozen@pref.kyoto.lg.jp

詳細

⇒詳しくはこちら

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