【結果報告】トウキョウ建築コレクション2024『設計展・論文展』|トウキョウ建築コレクション2024実行委員会
トウキョウ建築コレクション2022 全国修士設計展及び論文展の
結果情報をお知らせいたします。
全国修士設計展受賞者
■【最優秀賞2点、審査員賞6点、特別賞1点】
最優秀賞 | 24S-20 『RADIOACTIVE GHOST HOUSE 行方不明者の家』 成定 由香沙(東京藝術大学大学院中山英之研究室) |
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最優秀賞 | 24S-75 『INSTRUMENTS OF TOKYO』 齋藤 悠太(東京藝術大学大学院青木淳研究室) |
内藤廣 賞 | 24S-14 『大きな時間の小さな物語』 木嶋 真子(法政大学大学院赤松佳珠子研究室) |
原田真宏 賞 | 24S-98 『郵便的都市物語』 今津 俊佑(法政大学大学院小堀哲夫研究室) |
妹島和世 賞 | 24S-37 『風の谷に住まう家』 樋口 紗矢(九州大学大学院末廣香織研究室) |
金野千恵 賞 | 24S-59 『バリアの裏側とその行方』 半田 智大(東京理科大学大学院岩岡研究室) |
萬代基介 賞 | 24S-03 『ニュー新橋ビル建替計画』 小山 大輝(東京理科大学大学院岩岡研究室) |
山田紗子 賞 | 24S-39 『バランス』 藤井 洸輔(東京藝術大学大学院中山英之研究室) |
特別 賞 | 24S-02 『空間の〈多焦点〉化のメカニズムに関する研究及び設計提案』 波多野 諒(日本大学大学院古澤大輔研究室) |
■【ファイナリスト】
※9名全ての方がいずれかの賞に該当しております。
24S-02 『空間の〈多焦点〉化のメカニズムに関する研究及び設計提案』 波多野 諒(日本大学大学院古澤大輔研究室) | 24S-03 『ニュー新橋ビル建替計画』 小山 大輝(東京理科大学大学院岩岡研究室) |
24S-14 『大きな時間の小さな物語』 木嶋 真子(法政大学大学院赤松佳珠子研究室) |
24S-20 『RADIOACTIVE GHOST HOUSE 行方不明者の家』 成定 由香沙(東京藝術大学大学院中山英之研究室) |
24S-37 『風の谷に住まう家』 樋口 紗矢(九州大学大学院末廣香織研究室) |
24S-39 『バランス』 藤井 洸輔(東京藝術大学大学院中山英之研究室) |
24S-59 『バリアの裏側とその行方』 半田 智大(東京理科大学大学院岩岡研究室) |
24S-75 『INSTRUMENTS OF TOKYO』 齋藤 悠太(東京藝術大学大学院青木淳研究室) |
24S-98 『郵便的都市物語』 今津 俊佑(法政大学大学院小堀哲夫研究室) |
全国修士論文展受賞者
■【最優秀賞1点、審査員賞5点】
最優秀賞 | 24S-02 『Ghana Accraの非正規居住区における慣習的生活を継承する低層密集住宅地の更新に関する研究ーLa市域Abese地区における慣習的土地所有形態と「コモンズ」の関係からー』 小高 朋海(大阪大学木多研究室) |
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竹内徹 賞 | 24S-01 『明治時代以前にみられる地業・基礎の生態学的な評価』 泉谷 智文(明治大学大学院地域デザイン研究室) |
小岩正樹 賞 | 24S-08 『オランダにおける関係者協議を通じた河川改修事業と都市計画の相互調整プロセス―ーRoom for the River Programme”Dike Relocation Lent”における地区の計画とデザインー』 山澤 卓也(東京大学大学院都市計画研究室) |
田中友章 賞 | 24S-16 『長野県木曽町の「崖家づくり」における民家群の形成過程と形態に関する研究』 中谷 祐紀(滋賀県立大学大学院金子研究室) |
中島直人 賞 | 24S-20 『建築におけるマルクス主義のアポリア ―dezam 結成から戦後の零地点までの西山夘三とその史的評価の布置―』 塚本 貴文(明治大学大学院青井哲人研究室) |
増田幸宏 賞 | 24S-43 『鉄鋼製造技術と資材運搬能力の向上が建物及び建設業に与えた影響 ー1970年日本万国博覧会を対象とした分析と考察ー』 久保川 優(明治大学大学院門脇耕三研究室) |
■【ファイナリスト】
24S-01 『明治時代以前にみられる地業・基礎の生態学的な評価』 泉谷 智文(明治大学大学院地域デザイン研究室) |
24S-02 『Ghana Accraの非正規居住区における慣習的生活を継承する低層密集住宅地の更新に関する研究ーLa市域Abese地区における慣習的土地所有形態と「コモンズ」の関係からー』 小高 朋海(大阪大学木多研究室) |
24S-05 『葉祥栄アーカイブにおける建築模型に関する研究 ―建築模型のアーカイブ手法の構築―』 屋宜 祐李佳(九州大学大学院岩元真明研究室) |
24S-08 『オランダにおける関係者協議を通じた河川改修事業と都市計画の相互調整プロセス―ーRoom for the River Programme”Dike Relocation Lent”における地区の計画とデザインー』 山澤 卓也(東京大学大学院都市計画研究室) |
24S-11 『中世禅院の儀礼空間 THE RITUAL SPACE OF ZEN TEMPLES IN JAPAN DURING MIDDLE AGES』 堤 淳也(東京大学大学院海野聡研究室) |
24S-16 『長野県木曽町の「崖家づくり」における民家群の形成過程と形態に関する研究』 中谷 祐紀(滋賀県立大学大学院金子研究室) |
24S-20 『建築におけるマルクス主義のアポリア ―dezam 結成から戦後の零地点までの西山夘三とその史的評価の布置―』 塚本 貴文(明治大学大学院青井哲人研究室) |
24S-21 『中古建材販売店情報のDXによる建材リユース促進に関する実践的研究- リユースプロジェクトの事例分析とウェブサイト開発を通して』 水越 永貴(明治大学大学院門脇耕三研究室) |
24S-43 『鉄鋼製造技術と資材運搬能力の向上が建物及び建設業に与えた影響 ー1970年日本万国博覧会を対象とした分析と考察ー』 久保川 優(明治大学大学院門脇耕三研究室) |
24S-49 『普請工事によるつくることの広がりー普請工事に利用するモノの所有状況の変化とモノの性質、組織構造の関係ー』 中井 勇気(明治大学大学院建築都市学構法計画研究室) |
概要
全国の修士学生による修士設計・修士論文を集め日本初の全国規模の修士設計・論文展を行った2007年以降、展覧会を存続・発展させながら「トウキョウ建築コレクション」は今回で18年目を迎えます。
トウキョウ建築コレクションは初年度から一貫して「修士学生の研究をもとに、建築学における分野を超えた議論の場を作り出し、建築業界のみならず社会一般に向けて成果を発信していくこと」 を目標として活動してきました。
「トウキョウ建築コレクション 」は4つの企画で構成されています。
1つ目は、建築学を専攻する大学院生による修士設計作品を全国規模で集め、作品の展示及び公開講評会を開催する「全国修士設計展」です。
2つ目は、建築学における旬なテーマに基づいて集められた修士論文の発表、またそれを基にした討論会を行う「全国修士論文展」です。
3つ目は、建築や様々な分野の第一線で活躍される方々をお呼びし、多様な切り口から建築を捉え、今後の建築・都市空間を模索する「講演会」です。
4つ目は、あるテーマに対してコンペテイションや展示を行う「企画展」です。
『新境地』
18年目のトウキョウ建築コレクションでは、「新境地」をテーマに掲げました。
建築は時代とともに様式や形態を変化させ、その時代のらしさを表現してきました。近年では COVID-19 の流行により働き方などが大きく変化したことで建築に求められるものも変化してきました。そして、これからは今までの生活が戻りつつある中でさらに今までとは異なる空間 が考えられるようになることが予想されます。 これから先、どのような変化が起きるか誰にも分からない現代だからこそ、どのような未来を想像し、新たな空間を創造するのか、建築がどのような「新境地」に進むのかを深く考える場を目指します。
展覧会の成果は例年と同様、書籍化することを前提に活動しております。本展覧会が今後も長期に渡り持続し、時代性を持った「コレクション」が集積され「アーカイブとしての価値を持つことで、建築の発展に寄与できる展覧会へと成長することを目指します。
トウキョウ建築コレクション実行委員会一同
■全国修士設計・論文展・企画展《展示》
日時|2024年3/5(火)~3/10(日)11:00-19:00(初日は14:00-)
場所|代官山ヒルサイドテラスF棟/ヒルサイドフォーラム/エキシビションルーム
■全国修士論文展 公開審査
日時|2024年3/8(金)13:00-18:00
場所|代官山ヒルサイドプラザ
■全国修士設計展 公開審査
日時|2024年3/9(土)10:30-18:00
場所|代官山ヒルサイドプラザ
■講演会
日時|2024年3/10(日)14:00-16:00
場所|代官山ヒルサイドプラザ
・代官山ヒルサイドテラスF棟/ ヒルサイドフォーラム
(〒150-0033 東京都猿楽町18-8)
・代官山ヒルサイドテラス/ ヒルサイドプラザ
(〒150-0033 東京都猿楽町29-10)
■全国修士設計展
■登録期間
2024年2月18日(日)23:59 まで
■作品提出期限
2024年2月18日(日) 必着
■参加対象
・2023年9月-2024年3月修了/修了見込の修士学生による、修了時に審査対象となる修士設計に準ずるもの。修了審査がない場合は、修士課程在学中の作品を対象とします。
・2024年3月4日(月)、3月11日(月)の模型搬入・搬出作業に参加可能であること。
・2024年3月9日(土)にヒルサイドプラザにて行われる公開審査会に出席可能であること。
《応募登録・詳細はこちら》
■全国修士論文展
■登録期間
2024年2月18日(日)23:59 まで
■作品提出期限
2024年2月18日(日) 必着
■参加対象
・2023年9月―2024年 3 月修了/修了見込の修士学生による、修了時に審査対象となる修士論文に準ずるもの。修了審査がない場合は、修士課程在学中の作品を対象とします。
・2024年3月6日(水)の出展者による事前ミーティングに出席可能であること。オンラインにて実施いたします。
・2024年3月8日(金)に代官山ヒルサイドプラザにて行われる公開審査会に出席可能であること。
《応募登録・詳細はこちら》
■企画展「日用建築」~身近に潜む温かさ~
■募集期間
2024年2月18日(日)23:59まで
■作品提出期限
2024年2月18日(日) 必着
■応募資格
だれでも応募可
■企画内容
私たちの「衣食住」の場である住居や町といった身近に点在している建築に目を向けることで自己と向き合う瞬間を作り、そこに存在する温かさを再認識します。「今」しかない生活の姿を一枚の写真として記録していきます。
《応募登録・詳細はこちら》
トウキョウ建築コレクション 2024実行委員会
株式会社建築資料研究社 日建学院
代官山ヒルサイドテラス
株式会社鹿島出版会 / 株式会社レントシーバー
エーアンドエー株式会社 / 株式会社大林組 / 株式会社JR東日本建築設計 / 株式会社竹中工務店 / 株式会社日建設計 / 株式会社日本設計 / 株式会社三菱地所設計 / コンキャリ/ 清水建設株式会社 / 大成建設株式会社 / 田島ルーフィング株式会社 / 中央日本土地建物株式会社 / 西松建設株式会社 / 前田建設工業株式会社
トウキョウ建築コレクション2024実行委員募集!!
参加ご希望の方はお気軽にこちらのメールアドレスまでご連絡ください。
詳細はこちらまで
tokore.2024@gmail.com
『トウキョウ建築コレクション2023 Official Book』を8月1日に刊行いたしました。
是非、お手に取ってご覧ください。
また、Youtubeにて公開審査及び特別講演会の様子を配信しておりますので、そちらも併せてご覧いただきたく存じます。
本展覧会もこの状況下の中、皆様のおかげで無事開催することができ、本書籍も多くの皆様の多大なるご協力があり、発刊することができました。
この場を借りて感謝申し上げます。
最後に、本書により、皆様の”新たな標準”を発見できる機会となりましたら幸いです。
今後ともトウキョウ建築コレクションに、変わらぬお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
トウキョウ建築コレクション実行委員会
【内容】
修士学生による修士設計・修士論文作品を集め、作品の展示及び公開講評会・討論会を行う全国公募制のイベントである「トウキョウ建築コレクション」の大会内容を伝える公式記録集。
17年目のトウキョウ建築コレクションでは、「守る建築、攻める建築」をテーマに掲げた。
建築物は本来、自然災害から私たちの人命や財産などを守ってくれる。しかし、時として私たち自身を攻めるものにもなり得る。例えば、昨今のニュースにおい てウクライナ侵攻に関する、多くの破壊された建物が見られることや、発生確率70%と される首都直下型地震によって約19万棟の建物被害と約6千人の犠牲者が想定されることが挙げられる。
また一方で、歴史や文化を継承する建築がある一方で、革新的な意匠で攻める建築もあると言える。
様々な視点において「守る」と「攻める」の両面性を有する建築に対し、そのあり方を今一度深く考える場を目指す。
「全国修士設計展」「全国修士論文展」は、受賞作品を含む本選出場作品、設計展9点・論文展12点の詳細を掲載するとともに、建築分野の第一線で活躍する審査員による審査過程や討論の内容も忠実に記録する。
「プロジェクト展 」では、大学の研究室などで行われているプロジェクト17件を紹介。紹介記事に付したQRコードからは、各詳細の閲覧が可能。
⇒詳細・予約・購入はこちら定価 2,200円(本体2,000円+税)