【BOOKS】住宅建築 2019年10月号「集まって住む―緑の風景をつくる」

[住宅建築 No.477]2019年10月号

概要

竣工から34年目を迎えた「ゆりが丘ビレッジ」。建築と緑が一体となった力強い風景が生み出されている。各住戸には広々としたテラスと庭が設けられており、住人たちが丹精込めて手入れしてきた庭と、豊かに成長した共有部の緑がこの風景をかたちづくっている。 集まって住むことで、街中でも緑を楽しむ暮らしを実現し、住まい手同士のコミュニティ形成のきっかけにもなる。そうして集まって住むかたちが、その土地の風景にもなってゆく。特集では、戸建住宅も含めた集合住宅5作品を取り上げ、これからの「集まって住む」を考える。

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目次

【特集】集まって住む―緑の風景をつくる

34年目を迎えた街の森
ゆりが丘ビレッジ
設計=SUM建築研究所/井出共治

写真=畑拓

論考 集まって住む―日常性・地域性・社会性―
文=田瀬理夫

田園風景のなかに佇む庭のある住まい
ハレニワの家
設計=A.C.E.波多野一級建築士事務所/波多野崇 S&Gハウジング

写真=市川靖史

自然の人の営みを育む住まい
雑木林の連層長屋 宮脇町ぐりんど
設計=長田慶太建築要素

写真=白谷賢

工務店と共に「現代町家」で町の風景をつくる 
西三条・町かどプロジェクト 
設計=ぷらん・にじゅういち/趙海光

写真=傍島利浩

現代町家とは 文=趙海光

「園路」が生むコミュニティ 
ソーラータウン府中
設計=野沢正光建築工房

写真=傍島利浩

【特別記事】奈良市青山コーポラティブ住宅の17年

座談 コミュニティの過去・現在・未来
磯田則生・楠泰明・嶋田孝雄・下山聡・武中洋勝・松尾哲也・吉見健一

写真=白谷賢

シリーズ

森と人と建築と 第12回 企画・監修=落合俊也
Barberyn Beach Ayurveda Resort 
アユルベーダの試み Part2

アユルベーダ的建築と環境 落合俊也

写真=東海林美紀

連載

INTERIOR 第8回 -More Is More-
The Demsey
MIKI TAKASHIMA

アトリエCOSMOSの木造建築 第24回
かにや和菓子本舗 洋風でも和風でもない―「かにや」の意匠と構造を解く―
白鳥健二

講演会レポート

細木茂・上田堯世・山本長水・松澤敏明・太田憲男「土佐派の目指す家創り」

書評

評者=大月敏雄
『シェア空間の設計手法』 猪熊純、成瀬友梨 責任編集(学芸出版社、2016年)
『同潤会代官山アパートメント』 三上延 著(新潮社、2019年)

 
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