【BOOKS】住宅建築 2020年6月号「田中敏溥の仕事 コミュニティを育む家づくり」

[住宅建築 No.481]2020年6月号

概要

町並みや環境、その地域で暮らす人同士のコミュニティを大切にしながら住宅設計を行う田中敏溥さん。田中さんが各地で手掛けた住まいは、田園の風景や緑豊かな環境、静かな住宅街のなかに馴染み、地域との繋がりを生み出す細やかな工夫がされています。
「爽やかで穏やかな繋がりを感じられる町をつくってゆきたい」。と田中さんは綴っています。そうしたゆるやかなコミュニティを育む家づくりこそ、これからの地域や都市に必要とされることではないでしょうか。

 ⇒ 詳細はこちら

本体2,400円+税 購入はこちらから  

目次

【特集】田中敏溥の仕事 コミュニティを育む家づくり

「小さな町」……ある日の夢  文・スケッチ=田中敏溥

北窓から季節折々の景色を楽しむ
村上の家
設計=田中敏溥建築設計事務所


写真=垂見孔士

道路側に連なる薪棚が穏やかに境界をつくる
北国分の家
設計=田中敏溥建築設計事務所


写真=垂見孔士

瀬戸内海の風を感じる住まい
岡山の家
設計=田中敏溥建築設計事務所

写真=垂見孔士

自由度の高いトンネル
秋田の町屋
設計=田中敏溥建築設計事務所

写真=垂見孔士

傾斜地に建つ借景の住まい
鎌倉山の家
設計=田中敏溥建築設計事務所


写真=垂見孔士

特別記事

バワ建築の源泉を探る旅 その1
Barbara Annex
企画・監修=木下光・和田彬代


写真=DOMINIC SANSONI, SEBASTIAN POSINGIS

建築家と芸術家との協働が生まれる瞬間
木下光・和田彬代

設計組織の温故知新
多くの主体の合作よして生まれたガウディ建築
文=山村健

第5回 吉阪隆正賞
西沢立衛
業績 人間・都市・自然を対象とした一連の有形的建築

追悼・長谷川堯さん 企画・監修=伏見唯
建築評論の道へ 加藤正博
建築雑誌の黄金時代に 小川格
ある語り部の喪失 中村謙太郎
連帯の宣伝へのカウンターパンチ 本橋仁
「自己」の追求としての建築評論 笠原一人

シリーズ

登録有形文化財のこれから 第2回
大正時代の貸家を現代の町家暮らしを体験できる宿に
奈良町宿 紀寺の家
設計=藤岡建築研究室/藤岡龍介

写真=DOMINIC SANSONI, SEBASTIAN POSINGIS

「記憶の橙」を継ぐために
文=落合悠斗

連載

INTERIOR 第12回 -Manhattan Blue Backdrop-
Elaine & Walter
MIKI TAKASHIMA

講演会レポート

「集まって住む」を考える
野沢正光・迎川利夫

書評

評者=和田菜穂子
『日本の住宅遺産 名作を住み継ぐ』
伏見唯 著、藤塚光政 写真 (世界文化社、2019年)

 
イベント・ニュース
プロフィール
次号予約
 
 ⇒ 詳細はこちら

本体2,400円+税 購入はこちらから

関連記事一覧