【6/21@東京+オンライン】内藤廣×手塚貴晴『水切りから都市まで』 |建築...

先日京都一条の虎屋に行った。三度目となる。「目的は葛餅でない」と言えないが、味わうべくは建物である。2009 年の業物である。氏の詳細への執着心には恐るべきものがある。縦に貼られた外壁の木は二尺程に細かく横桟が穿たれていて、合理的に水切りの用を果たしながら百年の計を確かなものにしている。中庭の一辺を占める茶席には、軒先に中間領域が設けられている。その中間領域を挟む建具は忍者屋敷のように自由に回転して消え失せる仕掛けを備えていながら、和の文法を滲み出して庭園に溶け込んでいる。

【5/17@東京+オンライン】国広ジョージ『 一建築家の生き方~建築家から...

今回のフォーラムは国広ジョージを紹介させて頂きます。日本建築界では外来種建築家ともいえる存在です。日本生まれ、アメリカ育ち、それに伴い建築教育は全てアメリカで受け登録建築家として活動を始めました。(中略)今回は、自らフォーラムの壇上に立ち、一建築家の生き様をご紹介いたします。作品を中心とした講演が多い中、今回は建築家の人間像を中心にお話をさせて頂きます。若い世代の参考になればという思いを込めてお話しさせて頂きます。ご来場をお待ちしております。

【4/21 @オンライン】「建築デザインの自由度を高める冷却塔」-冷却塔の既...

「冷却塔は屋外に設置するもの」という概念を払拭する、VX型押込み通風式冷却塔の特徴をご説明します。シロッコファンを使用しているために静圧をとることができます。この特性を利用して、ダクト接続による屋内設置を可能とし、建築デザインの可能性を広げます。また特型消音装置との組合せで厳しい騒音規制値もクリアすることができます。これらの特徴を、具体的な納入事例をご紹介しながらお話します。

【4/27 @オンライン】「自動ドアにおける「SDGsへのアプローチ」と事故リ...

日本は自動ドア設置台数が世界有数の実績を持っております。しかし数多く設置した建物では、冬の外気侵入、夏の冷房空気放出によるエントランスの温熱環境が悪化している場合が多く見受けられ、CO2削減に貢献しない原因になっています。現状の把握と今後の建物設計対策のヒントをご提案させていただきます。後半においては2017年に自動ドアのJISが制定され、2021年6月25日に消費者安全調査委員会より「自動ドアによる事故」が公表されました。ポイントを整理して建物設計段階において今後実施すべき安全対策を説明させていただきます。

【4/19@東京+オンライン】伊勢谷三郎・友枝勝登・安田 幸一『 ガラス・エ...

第204 回建築家フォーラムはガラス・エンジニアの伊勢谷三郎さんにご登壇いただきます。近代建築の発展において、特に20 世紀後半はガラス技術の発展に伴い、建築の表現の自由度が格段に広がった時代と言っても過言ではありません。伊勢谷さんは、その豊富な知識とアイデアで建築家の望む夢の可能性を一緒に追求してくれる稀有な『プロフェッショナル』です。プロジェクトの2回目の打ち合わせで手書きの原寸図を持って来てくれる方はそういません。伊勢谷さんのガラスの話にドップリと浸りたいと思います。ふるって参加ください。(担当幹事:安田幸一)

【4/23@オンライン】網野禎昭「バウマイスターの家から考える林業と木造」...

『住宅建築』2021年10月号では、ウッドショックの問題も含めて、日本の林業と建築について改めて考えようと、「山から住まいへ」と題して特集しました。この特集で紹介した網野禎昭さんが設計した自邸「バウマイスターの家」は、木の歩留まりを上げるため大径材をできる限りそのまま用いており、新しくも、民家のような懐かしさと力強さが感じられる、大らかな空間がつくられています。今回のオンライントークは、「バウマイスターの家」 からのLIVE配信となります。網野さんにお住まいを案内いただきながら、日本の林業や木造建築が抱える課題や、これから目指すべき木の使い方など、皆さんと一緒に考える時間にできればと思います。

【3/29@オンライン】千葉学・千葉一彦・石山友美「父の家」建築家による親...

新しい家の設計過程での親子の対話、父と息子の新しい暮らしが始まってからの気づき・お考えなどを、映画監督であり自身の父上も建築家である石山友美さんをお迎えしての見学会となります。本企画にあたり、石山友美さんによる「父の家」映像作品のご制作が叶い、撮りおろし初公開!3人のクリエーターによるクロストークも事前収録し、「家族の変化」「老い」など、誰もが直面する概念にも向き合い、単なる建築作品の見学会にとどまらない、オンライン開催ならではの見学会をお届けします。

【3/26@東京】建築の本を巡りながら、時をつなぐ 新・建築家の本棚(トー...

2015年にスタートした「建築家の本棚」は今回は都内地域会と共催で行います。登壇者も地域会やJIAを超えて開かれたイベントと企画しました。ご参加のみなさまは 「お気に入りの一冊」をポケットに忍ばせてご参加ください。建築本に限りません。会場も数寄屋建築でお庭も含めて見学できます。お天気がよければ庭に面した窓を解放して感染に留意しながら対面・集会でのトークイベントとなります。