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【8/21@東京】「いま、学校はどうなってるか~池袋地区に展開する新しい学校建築を見る~」 講師:桑原遼介、西内元省、南知之、長野豊、高柳雅一、特別講演:長澤悟(第98回アーバントリップ 見学会+講演会)|主催:JIA 関東甲信越支部 アーバントリップ実行委員会 協力:株式会社新国際通信社

概要

第98回アーバントリップ
いま、学校はどうなってるか~池袋地区に展開する新しい学校建築を見る~

この10数年、都内の多くの学校で改築・改修がさかんに行われています。

校舎の老朽化に加え、新たな教育カリキュラムへの対応など学習環境の変化、地域社会・まちづくりとの連携等に応える、従来の学校建築とは異なる平面計画、空間性を持つ学校が数多く出現しています。アクティブラーニングによる主体的な学びが重要になってくる中、学びの場はどうなっているのか、また地域と共有する空間・機能はどのようなものか。

今回のアーバントリップでは、現在池袋地区に展開されている新しい学校建築を見学することで、「いま、学校はどうなってるか」を、直接肌で感じる機会としたいと思っております。

約10分あまりの距離に点在する、二つの高校・短大を有する学校法人豊昭学園、豊島区初の併設小・中連携校・池袋本町小・池袋中、そして池袋第一小です。

またこれまで学校建築の計画に長年携わってこられた長澤悟先生をお招きし、学校建築について語っていただき、また参加者とともに学校建築を考える場としたいと思っています。

  (企画担当コーディネーター:南知之、中村雅子)

<strong>当日のプログラム</strong>
9:30
 集合

   ・豊昭学園1号館 東京交通短期大学エントランスホール 池袋駅から徒歩15分
    (東京都豊島区池袋本町2-5-15)

9:45~11:45
 [見学①]豊昭学園1号館・6号館 

   ・豊昭学園1号館:桑原遼介(桑原遼介建築設計事務所)※北川原温建築都市研究所 元所員
   ・豊昭学園6号館:西内元省(北川原温建築都市研究所)

11:45~
 各自昼食および移動

13:00~14:05
 [見学②]池袋本町小学校・池袋中学校

   ・南知之、長野豊、高柳雅一(石本建築事務所)

14:15~15:00
 [見学③]池袋第一小学校

   ・南知之、長野豊、高柳雅一(石本建築事務所)

15:00~17:00
 [講演会]長澤悟氏講演およびディスカッション

   ・長澤悟(教育環境研究所所長)

17:30
 解散(予定)

会場
[見学①]豊昭学園1号館 東京交通短期大学

©Shigeo Ogawa

豊昭学園は豊島学院高校、昭和鉄道高校、東京交通短期大学からなる都心の低層住宅地に或る学校である。日影規制や住居地域への配慮から南側に高層棟、北側を低層棟として南東部が抉られるようなダイナミックな形状のデザインとなっている。ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲「四季」をイメージしたという外装パネルのレイアウトが街にリズムを与えている。

名称:豊昭学園1号館 東京交通短期大学
所在地:東京都豊島区池袋本町2-5-15
設計:北川原温建築都市研究所
竣工:2018年
構造規模:RC一部S造地下2階地上9階塔屋1階
延床面積:2,817.49㎡

[見学①]豊昭学園6号館 ラーニングセンター

©Kenya Chiba

豊昭学園キャンパス計画は、5期に渡り同一設計者のもと校舎が創られ、その最新の建物がこの6号館。三角形の土地に元からあったという旧丸の内線車両が鎮座している。その車両は地下1階の図書室の吹き抜けを介してどこからでも視認できる。3校の共用施設であるアイコン的なこの建物には図書室、レクチャーホール、鉄道シミュレーター室があり学生が鉄道や交通を学べる学校として街に開いている。

名称:豊昭学園6号館 ラーニングセンター
所在地:東京都豊島区池袋本町2-9-1
設計:北川原温建築都市研究所
竣工:2022年
構造規模:RC造一部S造地上5階
延床面積:1,992.85㎡

[見学②]豊島区立池袋本町小学校・池袋中学校(校舎併設型小中連携校)

©㈱エスエス

区内唯一の併設型小中連携校で、区道を挟んだ2つの敷地で構成される。校舎においては職員室、メディアセンター等が小中の共有施設となっている。狭隘な木造密集地域に隣接しているため、地域防災の強化として周辺道路を拡張し、校庭、校舎とシームレスに連携できるようにしている。併せてソメイヨシノ発祥の地にふさわしく正面プロムナードに様々な桜を植えている。

名称:豊島区立池袋本町小学校・池袋中学校(併設型小中連携校)
所在地:東京都豊島区池袋本町1-43-1
設計:石本建築事務所
竣工:2016年
構造規模:RC造一部S造地上4階
延床面積:17,271㎡

[見学③][講演会]豊島区立池袋第一小学校

豊島区立池袋第一小学校

「森の中の学校」をコンセプトに、壁面緑化、屋上緑化を積極的に行うとともに、校舎北側の公園をひばりがや広場として学校敷地に取り込みながら、豊島区の緑の空間のネットワークの拠点となるように計画した。校舎内は普通教室のオープンスぺースと特別教室のメディアコーナーを一体化した多目的スペースを中心に、各教室および学習情報センターと連携させ、アクティブラーニングにふさわしい教育環境とした。

名称:豊島区立池袋第一小学校
所在地:東京都豊島区上池袋4-28-1
設計:石本建築事務所
竣工:2022年
構造規模:RC造一部SRC造地上5階
延床面積:7,954.31㎡

開催日

2023年8月21日(月)
9:45~17:30(予定) ※集合は9:30

特別講演
「(仮題)これからの学校のありかたとは」
講師:長澤 悟(教育環境研究所所長)
会場:豊島区立池袋第一小学校
時間:15:00~17:00
集合場所
・豊昭学園1号館 東京交通短期大学エントランスホール 池袋駅から徒歩15分
    (東京都豊島区池袋本町2-5-15)
参加対象者

会員/賛助会員/一般/学生/ほか

参加費

2,000円 (税込)(当日集金)但し、資料代、イヤホンガイド、保険料

定員

50人(先着順)

CPD

6単位(申請中)

申込み

参加希望の方は、下記 Google フォームよりお申込み願います。
お申し込みはこちら

申込締切:8月10日(木)正午まで

参加の方には、8月10日(木)午後案内メールをお送りします。
なお、参加の権利は他者への譲渡はできません。

お申込後のキャンセルはこちらまで
     (公社)日本建築家協会関東甲信越支部事務局
    担当 中山:urbantrip@jia.or.jp
    ※8月16日以降にキャンセルされた場合、 100 %のキャンセル料が発生します。 
注意事項
・体調のすぐれない方は参加をご遠慮ください。
・見学中は、委員及び案内者の指示に従うようお願いします。

<個人情報の扱いについて>
・個人情報保護法の施行に当たり、日本建築家協会(JIA)は法律に則って、個人情報を保護します。
・個人情報を利用目的以外に使用しません。
・参加者の個人情報は委託者を除く第三者に提供しません。
・参加者名簿(お名前・所属先・役職・住所=区、市まで)は 協賛企業各社に提供、当委員会と共有いたします。
・見学の模様はyoutubeなどに、記録として公開する予定です。
・開催中止の場合:やむを得ない事情により開催中止・延期の場合はメールにてご連絡いたします。

企画・コーディネーター
南 知之 /中村雅子
主催

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 アーバントリップ実行委員会

JIAアーバントリップ
アーバントリップ実行委員会では設計及び一般の方を対象に年間3回の建築施設見学会を実施していす。30年近くの歴史を持つ実行委員会で、毎回多くの方に参加いただいています。
都市形成や地域性における建築のあり方について、また、優れたデザインの建築・建築群とその環境について体感することにより、「プロフェッショナルとして学び各々の創造性構築への参考となる機会を設ける」を基本とし、様々な切り口で施設の見学会を考えています。設計担当された建築家(設計者)に案内、説明をお願いし設計の考え方や建設時の創意工夫などを伺いながら知る。これらも本見学会のポイントにしていきます。
協力

株式会社新国際通信社

お問合せ

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 事務局
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-3-18 JIA館4階
E-mail:urbantrip@jia.or.jp (担当:中山)

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