【8/3@東京+オンライン】ゲスト:横木淳平 ナビゲーター:西田司、西昭太朗 ”スロー”を実感できる場所〜「介護3.0」から考える自分らしい生活〜|主催: シティラボ東京
地球規模でサステナビリティやSDGsを考えることは、自明のことになりつつある。そして都市はそれに対して大きな影響を持っているが、人々の消費に対するあり方や建築・都市空間や社会制度のあり方など、日本の都市は高度経済成長期の「ラピッド」な価値観を引きずっているのではないだろうか。そのひずみが持続可能性の課題ともなっているように思える。
新型コロナの流行以降、在宅勤務の常態化、自宅周辺の環境の見直し、オンライン・オフラインの世界をシームレスに使いこなしなど、生活のあり方が急速に変化してきた。ポストコロナの世界の新しい価値観のヒントが隠れているようにも思える。
人と都市、社会の関わりはどのように変容していくのか、あるいは、変容していくべきなのか。本企画では仮説的に“スロー”というキーワードをおき、様々な分野で新しい活動に取り組んでいるゲストとのトークを通して探ってきた。
2022年のアプローチ
これまでの全14回の対談で“スロー”シティの輪郭が見えてきた。自立した人を中心におき、「非効率」「アジャイル」「変化」などの価値観やその価値観を補強する為にスマートシティ、見える化、CaaSなどの技術を活用していくという輪郭が浮かび上がってきた。この連続イベントでは、「“スロー”を実感できる場」をキーワードにその様な都市の輪郭をより豊かに描き出すことを目的として対談を進めていきたい。
今回のイベントの特徴
今回は「介護3.0」の著書である横木淳平さんにご登壇いただき、“スロー”をキーワードに建築家の西田司さんと対談する。
65歳以上人口の割合は約29%であり、今後もその割合が増えてくことは自明である。これまでの介護の当たり前を疑い、生きがいや居場所を一緒につくっていく、高齢者と介護者が共に輝ける世界を目指し、介護のニュースタンダードを実践している横木さんからお話を伺う。これまでの観光や子育ての文脈では、介護を核とした地域について考えられないだろうか。
我々の誰しもが今後直面する高齢化、高齢になっても居場所や役割のある暮らし、自分らしい生活を達成していく視点から「“スロー”を実感できる場所」を想像したい。
こんな人におすすめ!
・「介護」に興味がある人
・「高齢化」と「都市」の関係に興味がある人
・「自分らしい生活や暮らし」に興味がある人
・まちを動かすことに興味がある人
・ナビゲーター:西田司(設計事務所オンデザイン)、西昭太朗(シティラボ東京)
オンライン/ハイブリット(現地参加者は終了後交流会も予定)
シティラボ東京現地とオンライン(Zoom)のハイブリッド
東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン6F シティラボ東京
※オンラインの方は申込後、ウェビナー登録の依頼メールが送信されますのでご登録をお願いします。
70名(現地)
19:10~ 話題提供(横木さん・書籍紹介) <30分>
19:40~ クロストーク <40分>
20:20〜 Q&A <5分>
20:25~ クロージング <5分>
20:30~ 終了(アフタートーク:簡単な交流会を30分ほど考えています)
下記サイトよりお申し込みください。
② 現地 / オンライン参加(学生)1,000円
※シティラボ東京会員は上記値段から1000円割引となります(CLT会員限定メルマガ、 Facebookコミュニティにて割引コードをお知らせします)
※チケット購入者全員に後日録画動画を期間限定配信いたします。
・インターネットの回線の状況のほか、視聴者側のパソコンやモバイル端末などの環境によって、映像や音声が途切れる、停止するなどの不具合が生じる場合がございます。そのような原因で配信が正常に視聴できない場合、視聴によって何らかの不具合が起きた場合についてもシティラボ東京は責任を負いかねます。
・今後、シティラボ東京からイベントなどの情報を送らせていただく場合がございます。
横木淳平(よこぎ・じゅんぺい)
1983年茨城県生まれ。 40歳 福祉専門学校を卒業後、茨城県の老人保健施設に就職。 2007年 25歳で介護長に就任。 2015年 小山市の社会福祉法人丹緑会が母体の介護付有料 老人ホーム「新」の立ち上げから携わり、施設長に就任。 2021年起業し、現職。
ナビゲーター
西田司(にしだ・おさむ)
建築家、設計事務所オンデザイン代表、シティラボ東京アンバサダー
1976年生まれ。使い手の創造力を対話型手法で引き上げ、様々なビルディングタイプにおいてオープンでフラットな設計を実践する設計事務所オンデザイン代表。主な仕事に「ヨコハマアパートメント」(JIA新人賞/ヴェネチアビエンナーレ審査員特別表彰)、「ISHINOMAKI 2.0」(地域再生大賞特別賞)、「THE BAYSとコミュニティボールパーク」「大分県立芸術文化短期大学キャンパス」など。グッドデザイン賞審査員、東京理科大学准教授、大阪工業大学客員教授、ソトノバパートナー。著書に『建築を、ひらく』『オンデザインの実験』、編著書に『楽しい公共空間をつくるレシピ』『タクティカル・アーバニズム』『小商い建築、まちを動かす!』。
横木淳平 著『介護3.0』
最後まで自分らしく生きる「STAY GOLD with each color 一人ひとりがそれぞれの色で輝き続ける世界へ…」を目指す。介護とはオムツ交換が当たり前ではない
介護とは機械で入浴させることではない
介護とは食事を制限することではない
介護とは安全に寝かせておくことではない
介護とは不自由な腕の代わりになることではない
介護とは生活を監視することではない
介護とは自由を奪うことではない
介護とは何かをあきらめさせるものではない
介護とは社会から隔離させることではない
介護とは自己犠牲のもとの奉仕ではない
介護とは制度やルールに縛られるものではない
本書は、現場で働く介護職員、施設運営者だけでなく、介護にかかわる人、家族にとっても有益であり、さらに介護の枠を超えて世界を変える、圧倒的実践ソフト「介護3.0」を提唱する1冊である。
詳細は下記にてご確認下さい。
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主催:City Lab Ventures、シティラボ東京(東京建物株式会社・一般社団法人アーバニスト)
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