【9/27 @東京+オンライン】講師:今本啓一氏(東京理科大学 教授)JIA再生部会セミナー「既存RC 造建築物の保存のための新しい概念としての” 水”」|JIA 関東甲信越支部再生部会
概要
公益社団法人日本建築家協会(JIA)関東甲信支部再生部会は、1998 年7 月に本部保存部会とし設立、2007 年に本部再生部会に改称、2015 年の組織改変で、現在は、関東甲信越支部再生部会として活動しています。2011 年の東日本大震災の際には、文化庁の文化財ドクター派遣の初動を担い、また、東京弁護士会の歴史建造物部会と協働した「既存建築を使い続けるための諸制度見直し研究会」では、建築基準法三条の適用除外に関し、トヨタ財団の助成で冊子「今、ある良い建物をこれからも使い続けていくために」を発行し社会への周知をはかってきました。本部部会時に作成した「未来に残したい20 世紀の建築」リストは近現代建造物緊急重点調査事業のデータとしても利用されています。
再生部会では、建築を使い続けていくことの重要性をJIA 会員に限らず社会へ訴え、より豊かで美しく安全な国土と都市と建築の具現化に貢献することを目指しています。
今回は、鉄筋コンクリートの物理的な寿命について学ぶ機会として保存再生には欠かせない内容で、コンクリートの中性化の最新の研究について知ることができる大変貴重な講演です。是非、JIA 館へおでかけ下さい。
日時
2024年9月27日(金)19:00~〈18:45開場〉
講師
今本啓一
東京理科大学 教授
会場
JIA 館1階 建築家クラブJIA館
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-3-18
+ZOOM 配信有
アクセス
・東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩8分
・都営地下鉄大江戸線 国立競技場駅より徒歩12分
・JR中央線 千駄ヶ谷駅より徒歩13分
・東京メトロ千代田線 明治神宮前駅より徒歩13分
・JR山手線 原宿駅より徒歩15分
参加対象
一般・会員・学生
参加費
500円
定員
先着50名
申込方法
Peatixより事前にお申し込みください
お申し込みはこちら(peatixサイトへ)
CPD
2単位
講師プロフィール
今本啓一
東京理科大学 教授
略歴
1966年米国カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ、1990年3月東京理科大学 工学部第一学部 建築学科卒業、1992年3月 東京理科大学大学院を修了し、4月より東急建設に入社、翌年から東急建設技術研究所建築材料研究室で勤務しながら2000年工学博士を取得、2001年4月から足利工業大学専任講師に着任。2006年4月に助教授になられた後、2008年4月から母校の東京理科大学准教授に。2014年4月から現職の東京理科大学教授。
研究分野は建築構造・材料。
主催
【再生部会とは】 再生部会は、1998年7月22日に保存部会として建物保存に関心のある有志で設立され、2007年5月に再生部会に名称を変更しました。2015年にJIA本部の組織改編によって関東甲信越支部となりましたが、全国に門戸を広げた組織として活動しています。毎月、定例会として関東のアクティブメンバー(約20名)を中心に、集まっています。また歴史的に価値のある建物を長く使い続けるための技術的、法的な勉強会やセミナー、実測調査、情報交換、見学会などを通じて社会への発信も行なっています。
お問合せ
m-kakimoto@mk-ds.jp(JIA 再生部会 柿本)