［連載］[修士・院生を追え！] ＃1 密着します
12月某日、私たちは修士・院生の生態をあばくため、
ある修士学生に取材することに。
今回取材する某大学の建築学科に在籍する修士学生豊栄氏と合流。
名前：豊栄太晴所属：工学院大学大学院伊藤博之研究室
学年：修士2年
趣味：お菓子作り、動画制作、旅行
「Instagram（@taisei_toyosaka）も絶賛更新中！ぜひ見てください！」
──今の時期、学校にいるのは皆さん修士の学生ですか？
豊栄氏：そうですね、今ここにいるのは学部４年生がほとんどですかね。卒業研究の制作期間なので、修士でいるのは多分自分くらいです（笑）
学部生の卒業研究提出も1か月後に迫っている今の時期は、
卒業研究を進める学部４年生と年内最後の授業をうける学部生で
焦っている空気感と休暇に入れる高揚感で学内の雰囲気も若干不安定気味。
そんな今の時期に学内にいる豊栄氏は、学部生がほとんどの作業スペースで、修士の卒業研究を進めている真っ最中。
豊栄氏：ほかの修士はまだこの時期あんまりいないですね。
修士の提出は2月の中旬ごろなので、今の時期は学部生が中心です。
──へぇ～！修士の提出って結構遅いんですね…。ということは、提出まであと2か月くらいですね。
豊栄氏：そうなんです。学内の提出の後、3月に、トウキョウ建築コレクションに出展する予定です！
──お！トウコレ（トウキョウ建築コレクション）出すんですね！
豊栄氏：やっぱり修士なので、自分の実力を試したいなぁって（笑）
トウコレの後だったかな… 学校代表的な感じで選ばれるとJIAもあるので、学内以外のそういうところも目指していきたいって感じです！
──今はなんの作業中ですか？
豊栄氏：提案内容の根拠とか情報をまとめたり…、敷地を見ながらスタディしたりしてますね。
──正直なところ、今の段階は順調ですか？
豊栄氏：そうですね…！（笑）方向性はざっくり見えているんですけど、提案する建築のスタディしながらなので、その進捗次第で順調かなぁって（笑）
PCのモデリングソフトでスタディを重ねてから、スタディ模型をつくっているようで、
見せてもらったPCには、建築のスタディを重ねたであろうモデリングデータがいくつも。
──今回の提案、具体的に聞いてもいいですか？まずは、ざっくりテーマというか、提案の発端やきっかけなど…どういう感じで？
豊栄氏：キーワードとなるテーマは「塩」です
──塩…？
次回、一体テーマが「塩」の提案とはどんな提案なのか。
乞うご期待。
今回の担当記者S1号 元建築学生 / 卒業設計のテーマは「商店街のリノベーション」
