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【5/17まで】バリアレスシティアワード&コンペ2020「つながるコミュニケーションファニチャー」

バリアレスシティアワード&コンペ2020
「つながるコミュニケーションファニチャー」

主旨

いよいよ今年は、2020年
世界中から、旅行者が日本にやってくる…
はずでした…。

私たちは段差や狭さなどの物理的な障害(バリア)だけでなく、
言語や文化の違いも含めた様々な「バリア」がある中で、
全ての旅行者に対して、デザインで貢献できることを模索してきました。

それは、バリアを取り除き、移動を円滑にすることだけでなく、
その先に、いかに楽しい「経験」や「体験」を提供できるのかも含まれます。

一昨年はホテルの客室をテーマとし、実施コンペを開催
最優秀案は、バリアレスな空間として、人気の部屋になっています。
また、昨年は、京都でバリアフリーツアーを開催し、
障がい者の声を直接集める活動をしました。

5年目を迎えるバリアレスシティ コンペティションは、
大変な時期に開催となります。
新型コロナウィルス感染症の猛威は、旅行者だけで無く、
身近な街の人たちとの間にも、偏見というバリアを生んでいます。

そこで、
テーマを「つながるコミュニケーションファニチャー」
とし、アフターコロナ(2020年以降)の社会を見据えた

町の中の仕掛けをデザインしてほしいと思います。

2020課題文
旅の楽しみとはなんだろう?
「観光地巡り」「文化体験」「美食巡り」いろいろあるが、
「見知らぬ人との出会いや会話」 も魅力の一つではないだろうか?

近年スマホ検索が浸透し、効率よく旅することが可能な世の中だ。
しかし、地元の人や他の旅行者が教えてくれる、
旬の情報、地域の情報こそ、旅を面白くするスパイスになる。

しかし、2020年。新型コロナウィルスに
人々は萎縮し、恐怖し、偏見を生んでいる。
病気も怖いが、それ以上に
人と人をつないでる大切なものを奪っている気がする。

そこで、今年のテーマは、
「つながるコミュニケーションファニチャー」とする。

ホテルや駅、空港、公園や街路などの公共空間を想定し、そこに
誰もが参加でき、様々なコミュニケーションが発生する家具を考えてほしい。
便宜上、家具としたが、グラフィックや建築、アプリ、映像など分野は問わない。

コミュニケーションも、隣人との会話もあるだろうし、
過去や未来の来訪者との接点を生むこともあるだろう。
また、SNS等を利用すれば地域を越えたコミュニケーションも可能となる。

コミュニケーションこそバリアレスシティへの第一歩である。
「旅の情報」を得ることと同時に、「文化/言語」、「障害の有無」、「性別」、「偏見」等
様々な差異やバリアを乗り越え、
笑顔で人がつながる提案を期待している。

テーマ

「つながるコミュニケーションファニチャー」

募集期間

2020年5月17日(日)

審査員

Dick Olango 建築家、AOAD 
劒持 良美 インテリアデザイナー、SOL style
本間 正広 車いすテニス選手、一級建築士
本多 健 建築家、本多健建築設計室

・最優秀賞(1点)10万円 賞状
・優秀賞(7点程度)賞状
※入賞者の作品を掲載した出版物を作成

※新型コロナウィルスが収束したのちに、展示などのイベントを企画予定
※入賞者の作品は実施も検討する

提案書

※3MB以内のjpegファイル
※A3サイズ(横向き、1枚)
※図面表現は自由
※下記の必要事項を明記
コンセプト(300字以内)・タイトル(30字以内)・基本情報(氏名など)・平面図(50分の1程度)・内装の色彩がわかるパース・模型写真・展開図・スケッチなど

提出物

■提出物(応募フォーム)
1. 提案書:A3サイズ 横使い(297mm×420mm)の.JPGデータ(3M以内)1枚
2. コンセプト(300文字以内)
3. タイトル(30文字以内)
4. 基本情報(氏名など)

■提案書について
図面表現に関しては自由 

■送付先
上記内容を応募フォーム(作品提出ボタン)より送信してください。

提出物について 注意事項

(1) 応募フォームに応募者の住所、氏名(ふりがな)年令、所属(学校名/会社名)電話番号、メールアドレスなどを記入してください。
(2) 応募作品は応募フォームからのみとし、持参や郵送での受け付けはできません。
(3) 応募作品は返却いたしません。
(4) 提案作品は未発表作品に限ります。
(5) 応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、HPや出版物への掲載に関する権利は主催者が保有ます。入賞作品や法人名、学校名、氏名などを発表いたしますので予めご了承下さい。
※入賞した提案は、実施の可能性があります。
(6) 写真利用のコピーライト等の指定がある場合は、あらかじめ明記ください。
(7) 応募作品及び、応募/入賞によるトラブル等に関して、すべて応募者の責任となります。
(8) 入賞後に著作権侵害やその他の疑義が発覚した場合は、すべて応募者の責任となります。また、そのような場合は主催者の判断により入賞等を取り消すことがあります。
(9) 当コンペにご提供いただいた個人情報は、当コンペの運営に必要な連絡、案内、もしくは、応募者に有益と思われるイベント等の情報提供等に使われます。業務上必要範囲内で、委託業者に開示、提供する場合を除き、本人の同意を得ることなく個人情報を第三者に開示、提供することはありません。
(10) 当コンペ参加に掛かる費用は、応募者の負担とします。

質疑等
コンペに関する質疑応答は行いません。
規定外の問題は応募者の自由裁量とします。
また、審査結果に関するお問合せ、異議申し立ては一切受け付けません。
その他

今回、設置場所は自由ですが、参考にホテルのロビーや屋上などを紹介します。
※実施になった場合に、設置の可能性がある場所を掲載します。

■参考設置場所1 東京 道路脇
RANDOR Residence Tokyo Suites
ランドーレジデンス東京スイーツ
東京都荒川区にある長期滞在型ホテル。
入り口が交差点(横断歩道)に面し、地域の方が多く通過する屋外。巾1.5m程度
旅行者と地域の方の接点として期待する。
Photo_Ikunori Yamamoto 撮影/山本育憲
■参考設置場所2 札幌 エントランス
RANDOR Residential Hotel Sapporo Suites
ランドーレジデンスホテル札幌スイーツ
北海道札幌市にある長期滞在ホテル
66室 1室4人を基本とし、最大は10名の客室。全ての客室にキッチンがある。
宿泊客は全員このエントランスロビーを通過し、旅行者同士の接点となる場所
■参考設置場所3 京都 屋上
RANDOR Residential Hotel Kyoto Suites
ランドーレジデンスホテル京都スイーツ
京都市にあるホテル
1室47m2、全部屋5名以上の客室。全ての客室にキッチン、洗濯機を完備している。
屋上に宿泊者同士の交流スペースがあり、京都の夜景を楽しめる場所。
作品応募先
2018最優秀案 ~多世代家族向けのバリアレスホテル~
「外部に見立てた「土間サロン」が作る多様な奥行き感のある部屋」福山 振一郎

Photo_Ikunori Yamamoto 撮影/山本育憲

バリアレスコンペ2018入賞者

主催

■主催
バリアレスシティアワード実行委員会 

■企画
株式会社HOOP

※Barrierless City バリアレス シティとは?
Barrierless Cityは、「誰もが自由に訪れ、楽しめる都市」です
旅行者(高齢者/障がい者/健常者・外国人/日本人)が
快適に都市を楽しむ為に、「飲食」「宿泊」「観光」における、
物理的障壁、及び心理的障壁を無すことを目的としています。

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