【応募締め切りは 6/30まで】第12回 子どものまち・いえワークショップ提案コンペ|日本建築学会 子ども教育事業部会

第12回 子どものまち・いえワークショップ提案コンペ

概要

次世代を担う子どもたちが建築を学ぶ機会をつくりたい。このような思いから、日本建築学会子ども教育事業部会では、1991年からワークショップ「親と子の都市と建築講座」を継続的に開催し、今年で32年目となりました。
当初は大学の先生や地域の専門家などがワークショップを企画運営していましたが、近年では、学生の瑞々しい感性から生まれるアイデアに可能性を見出し、学生が企画を提案する「子どものまち・いえワークショップ提案コンペ」を開催しています。
本コンペの最優秀賞企画は、ワークショップ「親と子の都市と建築講座」として実現します。企画運営の主体は、最優秀賞に選ばれた学生の方々です。そのため、企画運営の実現可能性が問われます。コロナウィルス感染拡大防止への配慮をはじめ、社会状況の変化に対応できる実現可能な提案をお待ちしています。

審査委員

■審査委員長
 ●手塚由比(建築家/手塚建築研究所代表)
 OECD(経済協力開発機構)とUNESCOにより世界で最も優れた学校に選ばれた「ふじようちえん」を始めとして、子供の為の空間設計を多く手がける。
 UNESCO世界環境建築賞(Global Award for Sustainable Architecture)、日本建築学会賞、日本建築家協会賞、グッドデザイン金賞、こども環境学会賞など受賞多数。

■審査委員
 ●高木次郎(東京都立大学 教授)
 建築構造が専門で、大学では材料を限定せずに建物の性能を幅広く探求する。
 構造設計の経験があり、建築構造全般に明るい。

 ●田中稲子(横浜国立大学 教授)
 専門は建築環境工学。
 杉並区エコスクールのための住環境学習プログラムの開発に携わり,現在もAIJ学校教育支援部会の活動の一環で小中学校の学習支援を続ける。
 子どもや高齢者等の居住空間の環境の課題に取り組む。

 ●土肥潤也(コミュニティファシリテーター)
 静岡を中心に子ども・若者や本に関わるコミュニティ活動に取り組む。
 NPO法人わかもののまち/一般社団法人トリナス 代表理事、みんなの図書館さんかく館長

 ●中津秀之(関東学院大学建築・環境学部 准教授)
 安全で創造的な子どもの遊び空間の研究をはじめ、設計実務・展示・ワークショップなどを通じて、生活環境・都市環境に提言を続けるランドスケープ・アーキテクト。

スケジュール

①2023年6月30日(金) 応募締め切り
②2023年7月15日(土) 公開審査会
③2023年7月~秋頃   講座の企画・準備
④2023年秋頃      講座実施

応募対象

①1名以上からなる学生団体。(大学院・大学・専門学校等、ワークショップ経験有無は不問、円滑にワークショップ実施できる人数とすること)
②代表者を1名選出し、事務局と連絡できる状況であること。

応募締切

2023年6月30日(金)17時まで

応募方法

以下の応募フォームから、応募者情報を入力し、プレゼンシートをアップロードすること。
⇒ 応募フォームはこちらから

1.応募者情報の入力
①代表者氏名
②代表者所属(団体・大学名等)
③メールアドレス
④電話番号
⑤チームメンバーの人数(代表者を含む)

2. プレゼンシートのアップロード
①プレゼンシートはA3判1枚(横使い)で、書式は自由。PDF形式とし、データ容量を5MB以内で作成すること。
②プレゼンシートには
1)企画タイトル
2)コンセプト
3)実施予定日時
4)実施予定場所
5)当日スケジュール
6)準備物・予算等のワークショップに必要な情報を記載すること。
③プレゼンシートには、氏名や所属を記載しないこと。

企画条件

①テーマは特に絞らないが、「まち・いえ」(住環境)に関わる企画とする。
②実施方法については、対面式での実施の提案も可とするが、社会情勢によってオンラインでの実施に変更できる提案とすること。企画段階からオンラインでの実施を想定した提案も可とする。
③すでに主催者・団体が決定している企画については、主催者や団体名を記載すること。
④過去に実施された企画を応募する場合は、開催実績を記載すること。
⑤企画実施日は、2023年秋頃の土曜・日曜・祝日のいずれかの日程で行うこととし、審査会後に日程調整を行う。
⑥実際に行うことが決定したプログラムに対しては本会より上限10万円をワークショップ実施費用として用意する。予算には書類や道具の郵送代等も含む。なお、場合によっては、複数の企画に予算を分配して、採択する可能性がある。
⑦ワークショップ実施にあたり、実行委員会を設立し、最優秀賞プログラムを軸に準備・運営を行う。実行委員会には子ども教育支援建築会議子ども教育事業部会委員も参画し、実施に向けてサポート・アドバイスを行う。
⑧実施プログラムの著作権は、応募団体と子ども教育支援建築会議子ども教育事業部会に帰属するものとする。

※最優秀賞作品およびコンペに応募された全作品と公開審査会当日の記録は、部会HP等に掲載し、公開する場合がありますので、ご了承ください。

【企画発表会・公開審査会】

「第12回子どものまち・いえワークショップ提案コンペ」の企画発表会・公開審査会を実施し、最優秀賞を決定する。
※応募数が著しく多い場合は、プレゼンシートにもとづき一次審査を行う場合があります。その場合には、全応募作品をHPで公開する等の発表の機会を設けます。
※当日の発表スケジュールやプレゼンテーションの時間等については、後日、応募代表者にご案内します。

日時

2023年7月15日(土)13:00~

場所

建築会館ホール(〒108-8414 東京都港区芝5丁目26番20号)
※基本的には対面で参加してください。対面参加が難しい場合はオンラインで参加できます。

お問合せ

日本建築学会事務局
内野 uchino@aij.or.jp
富田 tomita@aij.or.jp

公式ホームページ

過去の最優秀賞作品の紹介

部会のHPやfacebookにて、まちいえコンペの様子や各種イベントを発信しています。また、ワークショップの関連書籍も出版しています。ぜひご覧ください。

はじめに


https://www.facebook.com/machiiecompetition
https://www.facebook.com/rakurakukenchiku
日本建築学会編:「楽々建築・楽々都市-“すまい・まち・地球”自分との関係を見つけるワークショップ-」、技報堂出版、2011

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