【8/31 締切】木の家設計グランプリ2020

木の家設計グランプリ2020

概要

木の家設計グランプリ」とは
『学生 vs 建築家』建築を志す現役学生と日本を代表する建築家が目の前で熱くぶつかる木造住宅設計コンテスト。

応募は建築を学んでいる現役の学生ならどなたでもOK!一次審査から建築家が全作品に目を通して審査します。勝ち抜いた方はステージでプレゼンテーションを行い、受賞作品が目の前で決定します。
建築学生vs審査員の臨場感あふれるステージ!
あなたの挑戦をお待ちしています!

テーマ

「自然を身方にする家」

電車内の風景からは新聞雑誌を読んでいる紙媒体の人は消え、満員電車であっても小さなデジタルデバイスと向き合い、各自が自分の世界に浸っています。
リアルな世界にいても我々は目と耳で音楽、映像、ゲームとバーチャルな世界にはまっています。特に都市部の人間はある意味異様な世界に生きはじめています。
人は常に自分は仕事は家族は、、と現実のことを心配しながら、一方で、格段に便利な未来を指向します。
私達にとってリアルな生活の基盤となり、唯一自分が充電できるのは住まいかもしれません。
ライフスタイルも変わり、これからの住宅は一体どうなっていけば良いのでしょう。
皆さんはこのところの気候変動や感染パンディミック、予想される大地震など何が起きるか分からない激しい環境の変化の中、住宅はどうあってほしいと考えますか。

人類の祖先は古来、様々な自然の状況から身を守る洞穴的なシェルターから、家を造りはじめました。
一方でその自然の恵みから、空間、構造、設備、素材など性能を現在まで向上させて来ました。
今はAIスピーカー、ロボットを始め自動化された空調や照明など新たな要素が加わり、さらに技術は進んで行きます。
これから先、住宅はどのような方向に向えばよいでしょうか。

それが今回の課題です。実はタイトルの「自然を身方にする家」はすでにその回答のひとつとも言えます。
捉え方は先に進むデジタル化、AI化にこそ必要なのは人間の動き、スピード、素材、太陽や風や空気、眺め、生き物(ペット含む)そして四季などのアナログ的なものかもしれません。
この多様な世界であなたは何を大事にして住宅の身方にしますか。

何よりも我々の身体、生命そのものが自然の進化であることを考え、生活を守るためのシェルターから、あらゆる欲望を満たしてくれる家、我々を再生してくれる家、宇宙の中の一軒家、総じて自然を身方にする家。
想像を拡げて挑戦して下さい。

2020年審査員長 松岡拓公雄  

審査員

■審査委員長
松岡 拓公雄(建築家)

■審査員
竹原 義二(建築家)

横内 敏人(建築家)

伊礼 智(建築家)

堀部 安嗣(建築家)

荻野 寿也(造園家)

堀 啓二(建築家)

■金賞(1点)
賞金30万円

■銀賞(1点)
賞金10万円

■銅賞(1点)
賞金5万円

■アンダー20賞(1点)※4月1日時点で20才以下を対象に表彰
賞金10万円

■審査委員長特別賞(1点)
賞金3万円

■優秀賞(7点)
賞金1万円

応募資格

住宅建築のプロを目指す、全国の建築学生

・大学院修士、学部生、高等専門学校生、専門学校生、高校生として、2020年4月1日現在で在籍している建築学生とします。実務経験のある方はご遠慮ください。
・個人またはグループでの応募とします。グループの場合は、全員が学校等で建築を学ぶ学生とします。
・最終審査作品に選ばれた場合、公開プレゼンテーションにて発表して頂きます。(9月26日(土)12:30- 京都造形芸術大学ギャルリ・オーブにて開催)

※遠方から参加の方へ、交通費支援があります。詳細・申請方法については、エントリー後にお知らせ致します。

提出物

① 設計図書
 (※縦使いとすること/破れ防止のため0.25mm以上の厚みの紙をご使用ください。)
 オモテ面右下に登録番号、ウラ面に氏名を記入、パネル化はしないよう願います。
 (※オモテ面には、学校名、氏名などの記載がないようご注意願います。)
 登録番号は22pt(W60mm×H6mm)程度のサイズに合わせてください。
 ※提出の際には筒状の梱包での送付は避け、丸めずに平らな状態で送付してください。
 ※事務局で梱包開封前にエントリー番号を識別できるよう、梱包のダンボール等にエントリー番号を記載してください。
 ※開封時に作品にテープが貼り付かないよう、梱包時ご注意ください。

【必須事項】
・作品タイトル
・設計内容(敷地位置・条件、設計趣旨、文章・図表など)について表現したもの。
・面積表(法定建ぺい率・法定容積率・敷地面積・建築面積・各階床面積・延べ床面積・提案建物の建ぺい率・提案建物の容積率)
・配置図兼1階平面図/1:100 ~ 1:200
 ※配置図には、建物のほか、庭・アプローチなどを表現してください。
  植栽表現に加えて、樹種、樹高を記入してください。
・各階平面図/1:100
・主要立面図(一面以上)/1:100
・主要断面図(一面以上)/1:100
・内部空間パース、または外観パース。(模型写真も可)

【任意事項】
・その他設計意図を表現するスケッチや図表・矩計図・詳細図など。

② 上記①をPDF形式(A2サイズで2枚)にまとめたデータ
※メール送信の際の注意事項
ファイルサイズは、フォルダ合計で6MB以内。(※厳守してください)
フォルダ名、ファイル名は「「登録番号(半角)+半角スペース+氏名」としてください。(例:1608001 谷口一郎)

③ 周辺環境との関係のわかる、本課題設計の住宅模型1点(1/50~1/200)
※上位144作品に選出された場合は模型の作成をお願いいたします。公開審査会場に展示させていただきます。
※提出模型の底面に、登録番号、氏名を記載のこと。
※提出模型は最大でもA2(420×594mm)サイズの大きさに収まるようにしてください。
※展示は縦長置きでの展示となります。
(提出模型以外で設計図書内で写真イメージとして用いる模型には制限はありません)

注)上記の設計図書条件を満たさない作品および模型をA2パネルを超えるサイズで提出された作品は受賞対象外となりますのでご注意ください。

設計詳細要項はこちら

エントリー

期間中にエントリーを済ませた方のみ、作品提出が可能となります。

【エントリー締切】2020年8月31日(月)

⇒ エントリーはこちら

作品提出

事前審査では作品のPDFデータをグランプリ事務局へメール送信してください。
事前審査を経て公開審査への進出が決まられた参加者の皆様は所定の期間内に設計図書をグランプリ事務局(谷口工務店内)へ送付してください。
※PDF・設計図書ともに内容が同一のものを有効とします。内容が異なるものは無効となりますのでご注意ください。

【受付期間】
■PDFデータのメール提出
2020年9月1日(火)~9月3日(木)13:00必着

■設計図書の郵送提出
2020年9月12日(土)~9月15日(火)13:00必着

【送付先】
■データ送付先
≪E-mail≫
⇒ ksg@taniguchi-koumuten.jp

■設計図書送付先
〒520-2531 滋賀県蒲生邦竜王町山之上3433
(株)木の家専門店 谷口工務店 木の家設計グランプリ係
TEL:0748-43-1128
※直接設計図書を持ち込む場合は、事前に日時を電話予約の上ご持参ください

審査方法

①審査はPDFによる事前審査と公開で行う本審査による2段階審査となります。
事前審査では全応募作品のうち、144作品を事前に選出し、公開審査当日には選出された作品すべてを会場に展示します。

②本審査は公開審査となります。
受賞者は、9月26日(土)に行われる公開審査にて最終決定します。
午前9時~11時頃まで実施の1次審査にて、上位20選を選定します。
1次審査では審査員が会場を巡回し、それぞれの作品に対して質問を行います。
巡回の際の応募者によるプレゼンテーションは不可とします。
説明したい内容はすべて設計図書のなかに表現するようにし、1次審査中は審査員からの質問にのみ答えるようにしてください。
20選の中からさらに上位10選を選出し、当日午後に選ばれた学生の皆さんによる公開ファイナルプレゼンテーションを実施します。
その後審査員の公開審査を経て、最終表彰作品を選出します。

③上位10選に選定された応募者は、提出した設計図書(作品データをスクリーンに投影します)と模型を使用し、発表時間5分以内のプレゼンテーションをおこないます。
その後、審査委員による質疑や議論を通して、提案された作品の完成度や総合的な提案内容を考慮し、優秀作品3点を決定します。

スケジュール

■エントリー締切
2020年8月31日(月)

■作品提出期間
PDFデータ:2020年9月 1日(火)~9月 3日(木)13:00必着
設計図書郵送:2020年9月12日(土)~9月15日(火)13:00必着

■本審査
2020年9月26日(土)@京都造形芸術大学
9:00-11:00(一次審査)/午後(公開審査・表彰式)

主催


お問合せ

木の家設計グランプリ事務局(担当:清水・狗田)
E-mail:ksg@taniguchi-koumuten.jp

問合せフォームはこちら

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