[連載][修士・院生を追え!]#5【後編】買い出し
2024年1月某日 レモン画翠⇒東急ハンズ
前回、沢山の模型材料を購入後、レモン画翠での買い出しが終了。
…と思いきや
豊栄氏:実は…もう少し買い物がしたくて…。東急ハンズに行こうかなと…
──ぜひお供させてください!!!
ということで、引き続き豊栄氏の模型材料の買い出しに密着することに。
レモン画翠を背に、御茶ノ水から新宿へ移動し、目的地の東急ハンズを目指す。
取材班スタッフの身長は159cm。そう考えるとかなり大きい…。
道中、豊栄氏の購入品を運ぶ私たち。
ここまで大きいサイズの袋を持った経験がないため、内心その重さと大きさに驚きつつ、それに比例するように豊栄氏の模型の完成に期待が膨らむ一同。
移動中、豊栄氏に個人的に気になっていたお話を伺った。
──豊栄さんはSNS…特にInstagramでご自身の日常や建築物をの投稿をされてますよね!カフェとかご飯の投稿もあって見てて面白いです(笑)
豊栄氏:ありがとうございます(笑)VlogとかYouTubeとか映像を作るのがもともと好きで、そっちもたまに上げてます。最近はInstagramを通じて企業から投稿の依頼を受けるので、それをきっかけにいろんな場所に行けるのが楽しいです!
──え!?企業から!?すごいですね…豊栄さんのInstagramはフォロワーも多いですもんね…!でも、忙しい中(投稿を)続けるの大変じゃないですか?
豊栄氏:そうですね…自分的には学部生の時の方が授業に課題に…って感じで自分が自由に使える時間が少なかったんですけど、院進してから学部の時よりそういう自由に使える時間が増えたので、もともと好きだった動画編集とか、それこそInstagramの投稿のために外に出向くとか…そういう経験ができているので、忙しいけど楽しいですね(笑)
──なるほど…!それも一種、学びたい分野の知識を深める以外の院進の大きな利点ですね(笑)
自身の得意なことを伸ばす豊栄氏のこれまでの活動は、Instagramの投稿からも読み取ることが出来る。
人が生きるために欠かせない衣食住の『食』と『住(建築)』に着目した設計理念は、彼の卒業設計のテーマとしても扱われており、Instagramの投稿も『食』を中心にその周辺を取り巻く建物内の雰囲気など、建築がその場所にもたらす影響に至るまでが詳細にレビューされている。
(詳しくは下記豊栄氏のInstagram をチェック!)
──東急ハンズ/新宿店
東急ハンズ新宿店は都内でも有数の大型店舗を誇り、階数によって購入できるグッズが異なる。
私たちは豊栄氏を先頭に6Fへ移動。
目的の階数に到着すると、脇目も振らずコルク売り場へ。
元々東急ハンズで購入する商品の目処はついていたようで、真剣な眼差しでコルクを吟味する豊栄氏。
ここではお目当ての大型のコルクとハケを購入。
コルクはかなり大型のものを購入したが、レモン画翠の大きな袋にぴったり!
全ての買い物が終了したところで、今回の購入品を学校付近までお届け。本日の収穫品はこんな感じ。
購入した材料が、これからどう模型として形になっていくのか…期待に胸が膨らむ。
模型完成までの残りの日数。時間が許す限り作品に向き合う豊栄氏のプロセスに密着する。
乞うご期待。
《おまけ》
年明け前から卒業設計の構想を練っていた豊栄氏。
なんと図面の等高線を書いている最中に2024年を迎えたそう。
筆者も建築学生時代、課題の図面とにらめっこしながら年越しした経験があるため豊栄氏のエピソードに親近感が湧く。
また、スケッチはAdobe Fresco(アドビフレスコ)のアプリを使用して書いているそう。
このアプリは実際に鉛筆や絵筆などで書いているようなリアルな質感を表現することができ、写真を実際にスケッチしたように表現できる。
リアルなスケッチを実現したい全建築学生にぜひとも使ってもらいたいアプリである。
今回の担当記者S2号 元建築学生/卒業設計のテーマは「都市部の農とまちのありかた(制作)」
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