【5/16@東京+オンライン】 川勝真一× 国広ジョージ『Curating Architectu...
5月の建築家フォーラムは建築キュレーターの川勝真一さんにご登壇頂きます。川勝さんは、昨年の9月にリトアニア共和国・カウナス市で開催された国際交流建築イベント「East-East 5」の展覧会において、日本側を代表し総合キュレーターの大役を務められました。建築学科を修了された後、川勝さんは建築家への道ではなく、建築を中心に取り扱うリサーチ、ワークショップ企画運営のキャリアを積まれてきました。そのアルタナティブ的なキャリアにより、川勝さんは建築業界でのユニークな存在を確立することになったのです。 現代日本の建築界では、建築家や建築界全体を透視、分析できる人材が不足しているのが実態です。伊東忠太から始まり、戦後では鈴木博之までのプロパー建築史家が各世代の影響を可視化させる中、多木浩二、長谷川堯、八束はじめ、五十嵐太郎など評論中心によって世代を語る評論家、研究者たちが建築界周辺を固めてきました。川勝真一さんは、これらの著名研究者から継承される視点から建築ウォッチャー・プロデューサーの役割を担うであろう次世代のキュレーター・ファシリテーターであると考えています。「East-East 5」の総合ディレクターとして、川勝さんとは企画から現地でのイベント開催まで一年間ご一緒しましたが、落ち着いたリーダーシップで、リトアニア側のディレクターと共に素晴らしいテーマの展覧会をプロデュースされました。今回は若きキュレーター・プロデューサーのこれまでの軌跡と今後の活動などについて語って頂きます。どうぞご期待ください!
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