【11/1 登録・作品提出〆切】「狩猟採集の集合住宅」第15回 長谷工住まい...
暮らしの過渡期とも言える現代において,集合住宅のあり方を大きく前に進めるような提案はどのようなものでしょうか.たとえば,暮らしの歴史を遡って狩猟採集のようなプリミティブなライフスタイルを考えてみるのはどうでしょう.農耕のような場所との固定した関係を見直し,食糧を求めて転々と移住するような生活を想定することで,現代とは別の社会構造や関係性を想定し,自身で生活のリズムをつくり,凝り固まりつつある現状を見直すことができるように思います.デジタル化によりリアルとバーチャルの境界があいまいになったように,ここで考える「狩猟採集」にもリアルなものだけではなく,バーチャルな関係も含まれると思います.「狩猟採集の集合住宅」をテーマに,より多様な可能性を模索できるようになった変化の先に現れる集合住宅を提案してください.