【8/1まで】建築文化週間 学生グランプリ 2023「銀茶会の茶席」作品募集|主催:日本建築学会 共催:銀座通連合会
建築文化週間 学生グランプリ 2023「銀茶会の茶席」作品募集
日本建築学会では、10月に銀座通り周辺で開催される「銀茶会」*において、銀座三越の会場で展示
され、実際にお茶席として使用される創作茶席の設計・制作案を募集します。
茶道に通じた依頼者のために誠意ある提案を行い、設計課題等のように 1/10 模型を作成して講評を受けるだけに留まらず、コンペティションによって入選した作品は全銀座会催事委員会および日本建築学会建築文化事業委員会による指導のもと 1/1 模型を制作し、その中でも最優秀賞を受賞した作品は銀座三越にて展示・使用を目的とした実施設計と制作を行います。
実際に使用される建築物を設計、制作する経験を通じて、同世代の仲間との交流や建築のおもしろさ、難しさを是非体験してください。創意あふれる提案を期待しています。
*「銀茶会」は、年に一度、銀座通りの周辺にお茶席を設けて行われる野点大茶会である。当日は、表千家、裏千家、武者小路千家、江戸千家、遠州流茶道、煎茶道の六流派のお茶席や点茶を体験することができ、2023年で21回を迎える。2009年から、銀座三越の会場にて学生の設計・制作による学生創作茶席を展示・使用している。
※過去の受賞作品はこちらのアーカイブよりご覧いただけます。
本コンペティションにおける創作茶席の制作規模は、「2畳を基本とし、縦 4,000mm×横 4,000mm×高さ 2,400mm 以内に収まるもの」としております。そのため、制作スペースの確保や設備等の利用、複数名での制作のため、例年多くの応募者は所属する学校で作業を行っています。
また、入選チームは建築会館での 1/1 模型の制作、さらに、最優秀賞のチームは銀座三越での制作のため、10月上旬と下旬に複数回東京への移動、遠方の応募者は宿泊が伴う予定です。
■ 入選および最優秀賞のチームが東京にて制作する際、検温・マスクの着用・手指の消毒等を実施いたします。発熱・咳等の症状が見られる方は、体調を最優先いただきご来場を控えていただく場合や制作等を中断するよう指示する場合があります。
■ 新型コロナウイルス感染症等の状況により、予定していた方法での実施が困難となった場合は、急遽審査員や各審査の開催方法・銀座三越での開催内容等の変更や延期、中止をする可能性があります。
■ 応募にあたっては、上記をご理解のうえ、応募者の所属する学校が示す最新の「新型コロナウイルス感染症における各学校の活動指針」(以下、「活動指針」)や所属する学校の指導等に従ってご応募ください。また応募後も、制作段階毎に所属する学校の最新の「活動指針」を確認のうえご参加ください。
「樂」
来街のお客様に、ゆったりとリラックスをして、心穏やかに秋を銀座を日本の伝統や文化を楽しんでいただきたいと思いを込めて、「樂」とした。
※本テーマは、全銀座会により設定された「銀茶会」全体のテーマと共通である。
建築またはデザイン系の学校(大学院、大学、短大、高専など)に通う学生3名以上8名以下で構成された設計チーム。構造系のメンバーを含めることが望ましい。かつ、応募者の所属する学校が示す「活動指針」等にて参加が可能な者。
1)銀座(銀座三越)にて展示・使用されることが考慮されていること
2)与えられたテーマへの取り組みや独自性があること
3)構造面の自立性に問題がないこと
4)茶席での使用が安全に行えること
5)外からお点前の様子が見えるようにすること
6)茶道口とにじり口を設けること
作品の著作権は、作成者に帰属する。ただし、本会および本会が委託したものが、この事業の趣旨に則して作品を『建築雑誌』またはWebサイトへの掲載、全銀座会による印刷物やWebサイトへの掲載、審査会(インターネット等を利用し公衆に送信することを含む)や展示などでの公表等に用いる場合は、作成者は無償で提出物等の利用を認めることとする。
①応募用紙の Excelファイル
本会 Web サイトより所定の応募用紙をダウンロードして必要事項を記入し、ファイル名(作品名・代表者名)をつけ、電子メールにて以下提出先へ送ること。
②創作茶席の制作案
A2サイズ(420mm×594mm)1枚に収め、スチレンボードまたはハレパネに貼り付けてパネル化した状態で提出すること(サイズ厳守、額は不要)。パネルの裏面には印刷した応募用紙を貼り、表面には応募者を特定できる情報を記載しないこと。なお、2021年度より、パネルサイズを A1 から A2 へ変更したため注意すること。
③創作茶席の制作案のPDFファイル
「②創作茶席の制作案」のPDFファイル。容量は 20MB 以内とし、ファイル名(作品名・代表者名)をつけ、電子メールにて以下提出先へ送ること。
④創作茶席の制作案のJPGファイル
「②創作茶席の制作案」のJPGファイル。容量は 2MB 以内とし、ファイル名(作品名・代表者名)をつけ、電子メールにて以下提出先へ送ること。
⑤1/10 模型
1作品ごとに積上げできる箱に梱包してあること。
①③④提出先:日本建築学会 建築文化週間 学生グランプリ係 bunkajigyo@aij.or.jp
②⑤提出先:「応募先・問合せ」参照。
※模型とパネルはそれぞれ梱包し、1チームごとに提出すること。
(管理の都合上、同じ学校からの提出でも 1 箱に複数の作品を入れないこと)
1)2ページ目に記載の「1.応募前に必ずご確認ください」を必ず確認のうえ、応募すること。
2)応募作品は、第三者の著作権や肖像権などの権利を侵害していないものに限る。なお、応募作品は返却しない。
3)応募作品は、応募者(代表者および共同制作者)を含む学生チームにて期間内に制作可能なものとする。なお、1/1 模型制作時は、密を避けるため学生チームの合計人数は、代表者と共同制作者および応募者が募集した協力者(学生に限る)をあわせて、8名以下となるよう注意すること。第二次審査時には協力者にも表彰する。
4)第一次審査で入選したチームには、1/1 模型材料費として1チームあたり上限12万円ずつサポートする。原則として模型材料購入・運搬費とする。遠方のチームは旅費、宿泊費としても使用することができる。ただし、飲食費等には使用できない。
5)入選したチームは、構造設計の専門家によるエスキスチェックを受けるため、1/1 模型制作説明会へ出席する。
6)第二次審査で最優秀賞のチームには、銀座三越の「銀茶会」において展示・使用される実施制作費として上限20万円をサポートする。
7)実施制作する作品については、主催者が必要と認める範囲内において、第二次審査の 1/1 模型から変更を求めることもあり得る。
8)最優秀賞チームの「銀茶会」(銀座三越)への交通費・宿泊費・運搬費は自己負担とする。
9)新型コロナウイルス感染症等の状況により、急遽開催内容の変更や延期、または中止する場合がある。
応募締切日:2023 年 8 月 1 日(火)17:00 必着(持参可)
■最優秀賞(1点)
賞状を贈呈
■優秀賞(1点)
賞状を贈呈
■入選(1~2点)
賞状を贈呈
※最優秀賞のチームは東京・銀座で開催される「銀茶会」において、実際に銀座三越で展示・使用される茶席を実施制作する。また、展示期間中に使用される際には現地にてサポートを行う。
以下の2段階審査とする。
第一次審査
日程:2023年8月上旬
※審査結果は代表者および共同制作者にメール等で通知する。
※審査結果および選考経過は本会Webサイト等で公開する。
入選:2~4チーム
※入選したチームは、第二次審査までに 1/1 模型の制作を行う
審査員:都合により変更することがある
【第一次審査 審査員】
■審査員長
平田京子(日本女子大学教授/建築文化事業委員会委員長)
■審査員
山本豊津(東京画廊代表取締役社長)
本阿彌守光(武者小路千家)
木村知弘(丹下都市建築設計取締役副社長)
原田裕季子(相模屋美術店代表取締役)
鵜飼哲矢(九州大学教授)
佐藤淳(東京大学准教授/佐藤淳構造設計事務所主宰)
出口亮(大成建設株式会社設計本部先端デザイン室|FDL)
濱野裕司(竹中工務店執行役員)
第二次審査
日時:2023年10月1日(日)13:30~15:30
会場:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)
提出物および審査対象:
1/1 模型(銀茶会での実施を見込んで制作する)、A2パネル1枚、プレゼンテーション
審査会場での制作期間:9月30日(土)(8:00~20:00)~10月1日(日)(8:00~11:30)
審査員:都合により変更することがある
【第二次審査 審査員】
■審査員長
平田京子(前掲)
■審査員
本阿彌守光(前掲)
木村知弘(前掲)
榎本亮(三越銀座店長)
小仲正也(全銀座会催事委員長)
鵜飼哲矢(前掲)
佐藤淳(前掲)
出口亮(前掲)
■応募締切:8月1日(火)17時必着(持参可)
■第一次審査:8月上旬
■応募作品展示:8月16日(水)~23日(水)(オンライン)
■1/1 模型制作説明会:8月18日(金)(日本建築学会会議室またはオンライン)
(エスキスチェック)
■第二次審査:10月1日(日)13:30~15:30(建築会館ホール)
■学生創作茶席
設営日:10月25日(水)(東京・銀座三越 9 階 銀座テラス・テラスコート)
展示:10月26日(木)~10月30日(月)
お茶席:10月28日(土)、29日(日)
銀茶会:10月29日(日)
撤去日:10月30日(月)
日本建築学会
日本建築学会 建築文化週間 学生グランプリ係
〒108-8414 東京都港区芝 5-26-20
TEL:03-3456-2056
E-mail:bunkajigyo@aij.or.jp