• 手塚貴晴

【結果報告】『ひろしま建築学生 チャレンジコンペ2024 [今年で11作目]...

【11/23 @オンライン】講師:フリッツ・ワスマン氏(スイス・ガーデンデザ...

【11/1・15・12/6・13 @埼玉】(実務者向け)講師:川﨑 雅彦 『建設業と...

聞きに行く(終了)

【11/19@東京+オンライン】山田紗子×吉村靖孝『body to landscape』[建...

今年の11月19日の講演会には最近ご活躍著しい山田紗子さんをお呼びします。山田さんは、「全体」を先に想定してそこから「部分」を割り込むようにつくるいわゆる建築家とはまったく逆の、「部分」から「全体」をつくる建築家です。《Daita 2019》のように敷地の半分が緑の庭だったり、《miyazaki》のようにインテリアがカラフルだったりするのですが、まるで「部分」が踊りだすかのようにつくられており、「全体」は未調整のままそこにあると言ったら良いでしょうか。2025年大阪関西万博のための施設や、最近発表された家具のシリーズなどでは、その未調整の度合いもすごみを増していると言えるかもしれません。いったいどのようにしたら「部分」から「全体」がつくれるのか、そして「全体」よりも「部分」が大事だと思う理由がなんなのかを聞いてみたいと思っています。ぜひ山田さんの講演会を聞きにいらしてください。建築家フォーラム 幹事 吉村靖孝

聞きに行く(終了)

【10/15@東京+オンライン】伊藤博之×栃澤麻利『そこにあるもの』[建築家...

集合住宅は、住戸の間取りや共用部のあり方、機能の複合化がテーマになりがちですが、集合住宅としての「カタチ」の可能性を次々と見せてくれる、数少ない建築家が伊藤博之さんではないかと思っています。昨年完成した「天神町place」は、見学会当日の朝から建築家界隈のSNSで大きく話題になり、世代を超えて多くの建築家たちが感嘆した話題作です。本日は伊藤博之さんをお迎えし、「カタチ」を生み出すヒントを探るとともに、暮らしに対する空間デザインの可能性についてお話を伺いたいと思います。伊藤さんからメッセージをいただいています。「集合住宅やホテルなどを都市部で設計する機会が多いですが、どのような環境でも、そこにあるものに目を凝らし、そこにしかないものに変えることを目指してきました。都市部においては、一般的にネガティブと思われる条件も多いですが、それらも含めて価値に変えることができればと考えています。」伊藤さんが都市の中で発見し、カタチや価値に結びつけているものは、集合住宅にとどまらず、建築や都市をデザインしていくときに大切な視点ではないかと思います。伊藤さんの視点を通して、建築や都市の可能性について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。建築家フォーラム幹事 栃澤麻利

聞きに行く(終了)

【9/17@東京+オンライン】 海法圭×国広ジョージ『大きな環境体とふれる/...

猛暑の夏から秋口を迎え、未だ続く残暑を押し切りながら仕事に精を出す環境に戻りつつある今日この頃です。さて、9月のフォーラムは2023年度JIA新人賞に輝いた若手建築家の海法圭さんをお迎えします。「大きな環境体とふれる/生態学的コンテクスチュアリズムについて」という演題を頂きましたが、環境体、生態学、コンテスチュアリズムとキーワード溢れる題名から自然をテーマに作品を発表されてきた海法さんの作風が読み取れます。海法さんとは、一昨年にリトアニアにおいて開催された「East-East 5」第5回日本リトアニア国際交流プログラムで総合ディレクターを仰せつかった際に、参加建築家としてご一緒させて頂いたのがご縁です。私にとって、海法さんは物静かなで明るい性格な若者というイメージで、作品も都市の中で自然を掴もうとする建築から、2023年JIA新人賞受賞作品となった寒冷地で雪に象徴される冬を活用した機能性高い自然冷蔵庫まで、自然豊かな秋田の環境で育った生い立ちが彼の建築作品のルーツにあるように感じました。海法さんには、これまでの実績をとおして独自の建築論を語って頂き、さらに次世代を担う建築家の一人として説得力がある力強いトークを期待しています。皆さん、若手建築家たちの思考を読み解きながら21世紀の建築の行方を探ってみませんか?  建築家フォーラム 幹事 国広ジョージ

聞きに行く(終了)

【7/16@東京+オンライン】桜井誠人×佐藤淳『宇宙で生きる!―宇宙居住と物...

いよいよ人類が月に暮らすことが現実味を増してきました。日本も探査機「SLIM」でついに月面に到達しました。アメリカのNASAを中心に「Artemis計画」が進んでいます。まず月を周回する「Gateway」という宇宙ステーションを構築してそこから時々月面へ降りるといいます。桜井先生が研究開発している「ECLSS = Environmental Control Life Support System」と呼ばれる生命維持装置はそんな場面で活用されます。二酸化炭素を回収し酸素に戻して再利用します。水分やあらゆる物質が徹底的にリサイクルされます。さらに植物を栽培するとなると、このサイクルがとてつもなくややこしくなるそうです。故障が許されない「命綱」。幾重にもフェールセーフを施すといいます。月や火星は「重力天体」とも呼ばれます。航空宇宙の先生方は空を飛ぶ構築物の設計は得意だけれど、重力のある地面に建つ構築物の設計はあまりイメージできないそうです。それなら我々建築の得意技です。さらに「居住」といえば我々建築です。いまはまだ地球環境に対する問題意識の「本気度」が少し緩めです。でも皆で月に棲みつくことを考えれば本気度満々になりそうです。徹底的に「省エネルギー」に「省物資」に暮らす方法の探求を垣間見たいと思います。建築家フォーラム 幹事 佐藤 淳

聞きに行く(終了)

【6/18@東京+オンライン】山﨑健太郎×手塚貴晴「52間の縁側を訪れて」|...

入り口がわからない。駐車場で右往左往していると、マネージャーの鈴木さんがお出迎えに来て下さった。雑草生い茂る獣道を分け入ると、水が溜まった床下に出る。池には草が生えていて藻が育っている。懐かしい雰囲気であるが、私たちが慣れ親しんでいる現代日本ではない。ひとしきり柱と梁の構成を愉しみつつ潜り抜けると庭の草が明るい。庭には一筋の井戸水が流れている。粘土質の土でも入れたのだろうか。水は地中に潜ることなく土の溝を走っている。昨日毛を刈られて裸になった犬が親しげに声をあげている。通いの方が連れてきているのだという。縁側に座ってる御三方が犬に話しかけているが、犬は全く話を聞いていない。ヤギがいる。尖らせたツノを振り立ててはいるが親しげに擦り寄ってくる。縁側に上がる。どこが入り口かわからない。「こちらへどうぞ」との声に誘われて部屋に入ると、小さな空間に十人ほどの方々が肩寄せ合って詰まっている。ピアノがあった。「どうぞ」という声に誘われて弾いた。上手く弾けない。しかし拍手喝采。?こんなことなら練習してくれば良かった。ぐるりと見回すと全部笑顔。世の中にはもっと立派でちゃんと廊下も壁で囲まれたデイケア施設が沢山ある。しかしこの人たちは日本のあるいは世界のどこよりもここが一番好きだと思う。そういう幸せがこの軒下には巣食っている。この建物が日本建築学会賞その他の賞を総取りした事には神託がある。事件である。戦後の日本人は立派になろうと頑張ってきた。立派であることが世の中への貢献だと思ってきた。しかし立派であることの度合に際限はない。立派になっても幸せはついてこない。ここには人と分かち合う幸せがある。利用者の方々もそうであるが、何よりこの設計者は幸せであると思う。 (建築家フォーラム 幹事 手塚貴晴)

体験する(終了)

【8/21~25 @渋谷】前田建築塾 2023学生夏休みワークショップ

本ワークショップは、歴史的な地形から現在の都市・建築を紐解いていくことで、新しいまちづくりを模索していく試みです。今年で7回目を迎える当企画は、建築家 前田紀貞 同行の下、実際にフィールドワークを行うことから始まり、グループごとに新しいまちづくりに対する提案を作成し、最終日にゲスト審査員を交えてプレゼンテーションを行う「短期集中型のデザインワークショップ」です。

聞きに行く(終了)

【6/23@東京+オンライン】 Puddle加藤匡毅「カフェの設計学 実務から振...

カフェ空間設計の第一人者、Puddle代表・加藤匡毅さんによるカフェ空間の設計に関するセミナーです。加藤さん率いるPuddleが設計した「ダンデライオン・チョコレートファクトリー&カフェ蔵前」で実際の空間を体験しながら、豊富な実務経験をから振り返るカフェ空間設計の基本とポイントについてお話しいただきます。

聞きに行く(終了)

【6/20@東京+オンライン】 千葉元生・西川日満里(ツバメアーキテクツ)×...

名前に懐かしい響きがある。同様の名前のレトロな名食堂があるが、この若いチームはその昭和時代と関係がない。しかしその作品には同様の懐かしさが宿っている。最初に彼らの作品と私が遭遇したのは奈良井宿という旧中山道の宿場町に佇む作品である。奥地にあった奈良井宿は幸運にも資本による破壊を免れ、街並み保存活用が進んでいる。そこに参加したツバメアーキテクツは、単なる歴史の保存活用ではなく、近年増築された少々趣に欠けた部分も切り捨てることなく老獪に活用することにした。近年では下北沢のBONUS TRACKではかつて少年ジャンプに登場していたような界隈が作り込まれている。作品が心に沁みるのである。ツバメアーキテクツは綿密なリサーチに基づいた包括的な界隈造りで知られている。建築を超えて生活を作る。界隈造りという正式な用語はない。しかしアカデミックな用語はツバメアーキテクツの元気な活動には似合わない。若い世代が迎合しつつあるオピニオンリーダーである。そういえば深夜食堂という番組があった。あの人間模様が亡霊のように漂う懐かしさを、媚びることなく極めて現代的に仕立て上げているのである。チームが作り出した職能を建築界への警告とみるのか光と見るのかは、レクチャー当日の言い開きを聞いてからにして頂きたい。少なくとも私はその術中に取り込まれてしまっている。            

聞きに行く(終了)

【12/25@東京+オンライン】ピーター・クック×手塚貴晴『PETER COOK – SPE...

ピーター・クック氏を抜きに、モダニズムから現在に至る建築の系譜を語ることは不可能と言って良い。氏がアーキグラムを創設しハイテックスタイルの嚆矢を放ったことは万民の知るところである。ポンピドゥ・センター、香港上海銀行、ロイズ本社ビルなどに代表される世界のハイテックスタイルをアーキグラムは10年以上先回りしていた。それから半世紀を経てなお、氏は建築界をリードし続けている。その意味するとことは、一過性のスタイルを超えて、時代を超える普遍的な定理を氏が提示し続けてきたという事実である。アーキグラムは氏の長大な叙事詩の一章に過ぎない。今回は会場にて氏の膨大な量のドローイングを併せて展示する。その長大な90メートルにも及ぶ絵巻には、多様性やSDGSといった今世紀に勃発した課題が全て予見されている。まだその絵巻は続いている。この先の物語が楽しみである。(手塚貴晴)

聞きに行く(終了)

【6/21@東京+オンライン】内藤廣×手塚貴晴『水切りから都市まで』 |建築...

先日京都一条の虎屋に行った。三度目となる。「目的は葛餅でない」と言えないが、味わうべくは建物である。2009 年の業物である。氏の詳細への執着心には恐るべきものがある。縦に貼られた外壁の木は二尺程に細かく横桟が穿たれていて、合理的に水切りの用を果たしながら百年の計を確かなものにしている。中庭の一辺を占める茶席には、軒先に中間領域が設けられている。その中間領域を挟む建具は忍者屋敷のように自由に回転して消え失せる仕掛けを備えていながら、和の文法を滲み出して庭園に溶け込んでいる。

イベントレポート

【活動報告】4/23(土)現地説明会|とよはし公共建築学生チャレンジコン...

4月23日(土)とよはし公共建築学生チャレンジコンペティションの現地説明会が実施されました。当日は、60名を超える参加希望者があり、愛知県内の学生を中心に東京・大阪・宇都宮など遠方からも積極的な多くの学生たちが当日の現地説明会に参加していました。コンペテーマ『地域の風土とともに育つ保育園』を計画する敷地は、豊橋市佐藤5丁目にある「佐藤公園」に隣接しており、毎年春先になると、つつじが咲き誇る歩行者専用道路に囲まれ、豊橋市立つつじが丘小学校にも隣接する子供たちの元気な声が響き渡る住宅街に囲まれた一角となります。

聞きに行く(終了)

【応募登録は 6/22まで】とよはし公共建築学生チャレンジコンペティション...

豊橋市内における実際の公共施設整備を題材とした学生コンペティションを開催するとともに、コンペティションで選考された学生がアドバイザーの指導のもと、自らのアイデアを実現する企画・設計段階のプロセスに参加する機会を提供する取り組みです。