【8/3@東京+オンライン】ゲスト:横木淳平 ナビゲーター:西田司、西昭...

今回は「介護3.0」の著書である横木淳平さんにご登壇いただき、“スロー”をキーワードに建築家の西田司さんと対談する。65歳以上人口の割合は約29%であり、今後もその割合が増えてくことは自明である。これまでの介護の当たり前を疑い、生きがいや居場所を一緒につくっていく、高齢者と介護者が共に輝ける世界を目指し、介護のニュースタンダードを実践している横木さんからお話を伺う。これまでの観光や子育ての文脈では、介護を核とした地域について考えられないだろうか。我々の誰しもが今後直面する高齢化、高齢になっても居場所や役割のある暮らし、自分らしい生活を達成していく視点から「“スロー”を実感できる場所」を想像したい。

【9/8 @大阪】ゲストスピーカー:遠藤克彦(建築家) AAF建築レクチュアシ...

今回のゲストは建築家の遠藤克彦氏です。建築レクチュアシリーズ217は、大阪を拠点に活動を行う2人の建築家、芦澤竜一(あしざわりゅういち)氏と平沼孝啓(ひらぬまこうき)氏が1組のゲスト建築家をお呼びして、年に7回(2ヶ月に1度、午後7時から)開催する建築レクチュアシリーズ。建築家としての作家的な思想をお聞きしながら、作品づくりの手法や建築へのアプローチなどを探ります。

【7/15 @神戸】佐藤文香、ジュリ・フォルニエ、杉山圭、ドリス・アルーシ...

デザイン・クリエイティブセンター神戸は、神戸市の姉妹都市であるフランス・マルセイユ市を拠点に活動するアーティストブックと版画の研究工房であるアトリエ・ビザビと協同し、展覧会「JPUKB FRMRS Lebenswelt ー生活世界」を開催します。この展覧会は、アトリエ・ビザビが神戸とマルセイユという2つの港町を横断的に捉えるところから始まりました。杉山圭氏が影響を受けたテーマ「生活世界」を元に、神戸を基点にした作品制作を杉山氏に、それに呼応するかたちでマルセイユの作品制作をドリス・アルーシ氏に依頼し、2人の作家とアトリエ・ビザビが協同してリサーチ、クリエイション、プロダクションを行いました。無機質に感じられる港湾地区に広がる生活世界を、写真、シルクスクリーンプリント、アーティストブックで表現し、また、神戸で実施する2人の作家によるフォトセッションのワーク・イン・プログレスを通して、2つの国・地域・文化・港湾建築を西洋と東洋の視点から考察します。

【7/11@東京+オンライン】 藤井由理×佐藤淳 トポロジー第2弾『多様体を...

「トポロジー=位相幾何学」に登場する魅力的なキーワードについて勉強が進みました。トポロジーでは立体のことを「多様体」と呼びます。多様体を「ポヨン」と変形して滑らかな塊にする「リッチフロー」という操作があります。「むすび目」のひもの本数を増やすと「からみ目」と呼ぶそうです。その「からみ目」にねじれた膜を張ると「ザイフェルト曲面」と呼ばれます。ドーナツのように孔の空いた曲面を「ハンドル」で表してそれを切り貼る「カービー図式」という表記法があります。空間に散らばる点を最短距離でつなぐと「シュタイナーツリー」という樹形が現れます。網の目の中心を結ぶ網を描く「双対グラフ」を何度繰り返せるかが網目の複雑さを表します。早稲田大学藤井由理研究室と、東京大学佐藤淳研究室ではこれらの形状生成や操作のアルゴリズムを学び、建築空間の生成や分析に活用する試みを進めました。本年6月6日~19日には「多様体をポヨンとさせる」として展覧会も開催しました。トポロジーのことを勉強しようと2年前に登場していただいた藤井由理先生に再登場していただき、これら楽し気な概念を活用する様子をご紹介いただきます。

【7/31まで@オンライン】 松岡智之「家具デザインの視点」コンフォルト6月...

コンフォルト6月号「家具 適温のデザイン」特集では、「家具デザインのいま」と題して、3名のデザイナーにインタビューしました。 その1人が松岡智之さんです。日進木工や匠工芸など国内のメーカーをはじめ、北欧を中心に海外でもさまざまな企業と協働されており、またご自身のブランド「mittari」も立ち上げられました。松岡さんのデザインした椅子を目の前にすると、思わず座りたくなります。その静かな存在感の理由について、誌面で語っていただいた内容を改めて掘り下げてみたいと思います。今回は、今春オープンした長野・御代田の「SAMNICON(サムニコン)」からお送りします。聞き手はコンフォルト編集長の渡辺未央。SAMNICONは松岡さんの作品のギャラリーであり、生活日用品を展開するSyuRoの長野店でもあります。イベントの冒頭では、SyuRo代表である宇南山加子さんにSAMNICONの空間をツアー形式で紹介いただきます。

【8/6まで @東京】「ドットアーキテクツ展 POLITICS OF LIVING ⽣きるた...

TOTOギャラリー・間では、「ドットアーキテクツ展 POLITICS OF LIVING ⽣きるための⼒学」を開催します。ドットアーキテクツの特徴は、建築の計画/設計/施工/使用を同じ地平でとらえ直し、そのすべての過程に取り組むことにあります。⼿に届く範囲にある材料や人⼿、知己や地縁までも資源としてその⼒を総動員することで、すべての人が⾃ら使う建築の創造に能動的に関わる可能性をテーマにしています。

【7/27@東京+オンライン】2023年 日本建築学会賞(作品)受賞者記念講演...

2023年 日本建築学会賞(作品)受賞者による記念講演会「作品を語る」が築会館ホール及びオンラインで行われます。日時:2021年7月12023年7月27日(木)登壇者:郭巨山会所|魚谷 繁礼(魚谷繁礼建築研究所代表/京都工芸繊維大学特任教授)魚谷みわ子(魚谷繁礼建築研究所代表)柳室 純(柳室純構造設計代表)、山形市南部児童遊戯施設 シェルターインクルーシブプレイス コパル|大西 麻貴(オープラスエイチ共同代表/横浜国立大学大学院Y-GSA教授)百田 有希(オープラスエイチ共同代表/横浜国立大学非常勤講師)平岩 良之(平岩構造計画代表)、春日台センターセンター|金野 千恵(teco代表取締役/京都工芸繊維大学特任准教授)

【6/23@東京+オンライン】 Puddle加藤匡毅「カフェの設計学 実務から振...

カフェ空間設計の第一人者、Puddle代表・加藤匡毅さんによるカフェ空間の設計に関するセミナーです。加藤さん率いるPuddleが設計した「ダンデライオン・チョコレートファクトリー&カフェ蔵前」で実際の空間を体験しながら、豊富な実務経験をから振り返るカフェ空間設計の基本とポイントについてお話しいただきます。

【6/20 @東京+オンライン】世界遺産の村 白川村の自然環境を知る「かやや...

今回のかややね会議では、白川村の環境保全を考える第一歩として、まずは白川村の自然環境を知ることから始めます。ゲストは、トヨタ白川郷自然學校でガイドや企画運営を長年担当されている三原ゆかりさんです。白川村の自然環境の特徴を、白川郷エリアや白山エリアとの繋がり等からお話いただきます。これからの茅刈りイベントやかややね会議での企画を考える上で重要な回です。

【6/22 @東京】「女性ネットワークの会」10周年記念講演会のご案内~10年...

日頃より、皆様におかれましては、日本建築仕上学会企画事業委員会女性ネットワークの会の活動に対しましてご理解いただくと共に、ご支援・ご協力を賜り、感謝いたしております。女性ネットワークの会は、今年度10周年を迎えることになりました。記念講演会のテーマは、“~10年の歩み、そして次世代の仕上技術に向けて~” です。特別講演では、次世代を担う、今活躍中の女性技術者3名にご講演頂きます。パネルディスカッションでは、「第5回建設現場で働く女性へのアンケート」の実施結果を報告致します。このアンケートは2015年から、隔年ごとに実施してきました。今回で集大成となります。約9年間のアンケート結果を報告いたします。最後に、10周年セレモニーを行います。女性ネットワークの会の歴史を振り返るとともに、ゆかりのある方にサプライズゲストとして登場していただきます。皆様のご参加をお待ちしております。

【6/20@東京+オンライン】 千葉元生・西川日満里(ツバメアーキテクツ)×...

名前に懐かしい響きがある。同様の名前のレトロな名食堂があるが、この若いチームはその昭和時代と関係がない。しかしその作品には同様の懐かしさが宿っている。最初に彼らの作品と私が遭遇したのは奈良井宿という旧中山道の宿場町に佇む作品である。奥地にあった奈良井宿は幸運にも資本による破壊を免れ、街並み保存活用が進んでいる。そこに参加したツバメアーキテクツは、単なる歴史の保存活用ではなく、近年増築された少々趣に欠けた部分も切り捨てることなく老獪に活用することにした。近年では下北沢のBONUS TRACKではかつて少年ジャンプに登場していたような界隈が作り込まれている。作品が心に沁みるのである。ツバメアーキテクツは綿密なリサーチに基づいた包括的な界隈造りで知られている。建築を超えて生活を作る。界隈造りという正式な用語はない。しかしアカデミックな用語はツバメアーキテクツの元気な活動には似合わない。若い世代が迎合しつつあるオピニオンリーダーである。そういえば深夜食堂という番組があった。あの人間模様が亡霊のように漂う懐かしさを、媚びることなく極めて現代的に仕立て上げているのである。チームが作り出した職能を建築界への警告とみるのか光と見るのかは、レクチャー当日の言い開きを聞いてからにして頂きたい。少なくとも私はその術中に取り込まれてしまっている。            

【5/31 @東京+オンライン】世界遺産白川郷の合掌造民家と環境保全を知る・...

かややねプロジェクトは、岐阜県白川村と(公財)日本ナショナルトラストが協働し、白川村や合掌造民家、屋根材となる茅、茅文化に関心のある人とつながり、交流や茅刈りイベントの企画づくりをする場「かややね会議」を運営しています。白川村内の茅の自給率向上を目的に活動する中で、白川村では、茅自給率向上に向けた活動が多様に展開される状況となりました。そこで、今後かややねプロジェクトは、より広い視野に立ち、白川村の環境保全を目的に掲げます。具体的には、レクチャーやメンバー同士の交流を通じて、合掌造民家と自然環境の繋がりを再認識し、茅刈りの技術向上や伝統継承を行います。皆さんのかややね会議へのご参加、お待ちしています。