【10/17@東京+オンライン】駒田剛司・駒田由香×栃澤麻利 『新しい日常を...

今回の建築家フォーラムでは、駒田剛司さん、由香さんをお招きし、改めて「住まう」とは、「日常」とは、を考えてみたいと思います。お二人は私が紹介するまでもなく、集合住宅の名作家です。次々と世に出される集合住宅に、毎回新鮮な驚きを覚えると同時に、絶妙な寸法体系で出来上がった空間の豊かさに、お二人の住空間に対する感性の鋭さが感じられます。そのお二人が、「設計」という枠組みを超えて、「西葛西APARTMENTS-2」では地域コミュニティの拠点としての実践に乗り出し、また剛司さんの前橋工科大着任を機に前橋にも軸足が置かれ、活動に幅が出てきているように思います。西葛西と前橋という2つの拠点での実践的な活動を通して、お二人はどのような未来を描き、展開していくのでしょうか。実作はいくつも拝見していますが、レクチャーという形でお二人にお話を伺うのは初めてなので、私も聴講者の一人として今回のフォーラムを楽しみたいと思います。 建築家フォーラム担当幹事 栃澤麻利

【10/16@東京+オンライン】”スロー”を実感できる場所 社会課題解決型ス...

今回は株式会社ピリカ / 一般社団法人ピリカの代表である小嶌不二夫さんにご登壇いただき、“スロー”をキーワードに建築家の西田司さんと対談する。ごみ拾いSNS「ピリカ」は、清掃活動の様子を投稿するSNSで、ごみ拾い活動の「見える化」を通じてごみ拾い活動を促進している。その結果として、これまでに2億以上のゴミが拾われている。一見、参加を促進することが難しそうな課題に対して、様々な取り組みを通じて解決している。これからの目指すべき持続可能な社会には、一人一人が取り組むべき社会課題へ参加を促進する機会、楽しみながらの取り組み継続が重要である。環境系のス社会解決型タートアップであるピリカの活動から、「“スロー”を実感できる場所」を想像したい。

【9/22@東京+オンライン】[金曜の会トークイベント]講師:伊東豊雄『第5...

『最近建築雑誌等を見ると、建築家は誰のために、そして何のために建築をつくっているのだろうと思うことがしばしばです。このような疑問を皆で考えるために、この根本的なテーマを提案して意見交換をしてみたいと思います。』(伊東豊雄)今回セミナーの講師は伊東豊雄氏をお迎えし、2018年に第4回まで開催していた6回連続講座の第5回目として、「人は何故建築をつくるのだろう」と題してお話いただきます。今回も会場となる建築家クラブは定員30名のため、ZOOMとリアルのハイブリッド開催となります。限られた人数ですが、会場でお会いできることを楽しみにしております。※会場使用の規約により、今回は軽食・飲料の提供は致しません。ご了承ください。オンラインで参加の皆様におかれましては、是非ワイン片手に画面の前にお集まりください。JIA「金曜の会」代表 井原正揮

【9/19@東京+オンライン】遠藤慧×藤村龍至 『東京ホテル図鑑大解剖』|建...

遠藤さんは設計事務所勤務時代に宿泊施設を担当したことがきっかけでホテルに泊まって実測しスケッチをするようになり、SNSに公開することで話題となりました。すぐに書籍化の話がきて、このたび単著『東京ホテル図鑑』を上梓されました。ホテル好きな人向けの本かと思いきや、図面は1/50で統一され、端部にカラースキームと仕上げも載っており、とても専門的かつ教育的な雰囲気があり、特に寸法を学びたい初学者の建築学生におすすめしたい本でした。資料集成的ですが資料集成よりも味わいがあり、情景が立ち現れてくる。設計するときにどこを測ればよいか、それをどのように表現すればよいか、がわかる本です。本人が「私にしか描けない」と言う通り、藝大→設計事務所→色彩計画事務所で経験を積んだ遠藤さんオリジナルの表現になっています。この表現で将来遠藤さんの設計した住宅などが出版されていくのも楽しみです。今回はなぜホテルか、建築家が描くと何が違うのか、図鑑というメタファについてなど、語っていただければと思い、ご登壇いただきます。

【9/1 @東京+オンライン】[金曜の会トークイベント]講師:椎名英三/椎...

JIA「金曜の会」では「建築」をキーワードに、建築に携わる方でもあまり聞く機会のないお話や、建築が専門ではない方々にも興味を持って楽しんでいただけるお話を、多彩なゲストをお招きして気楽なトークイベントのスタイルで企画しています。さて、今回は建築家の椎名英三氏をお迎えします。建築分野で有る無しに関わらずどなたでもご参加頂けます。リアル会場はまだ飲食が規制されているため、会の終了後に別会場にて懇親会を予定しております。また、オンラインで参加の皆様におかれましては、是非ワイン片手に画面の前にお集まりください。JIA「金曜の会」代表 井原正揮

【10/1~11/18@東京+オンライン】建築文化週間2023 はぐくみの 風景|建...

日本建築学会では、建築文化事業の一環として、今年も10月より「建築文化週間2023」を開催いたします。2023年のテーマは“はぐくみの風景”。建築を文化として捉えるうえで不可欠な「はぐくむ」という行為に着目し、ひと月にわたって全国各地でシンポジウム、見学会、ワークショップ、展覧会などの多彩なイベントを開催いたします。この機会にぜひご参加ください。

【9/7 @オンライン】[9月住宅部会の日特別企画]『住むことをデザインす...

9月の部会の日は、9月7日(木)18:30~20:30です。この日は空間研究所主宰・日本女子大学の学長でもいらっしゃいます、篠原聡子氏を講師にお招き致します。昨今の度重なる震災、コロナなどを通して、また、高齢化社会を迎える中で家族のあり方や繋がりなど、住まいや暮らしについて考えた方も多いと思います。篠原聡子氏は、「住むこと」をテーマに、設計や調査・研究を重ねていらっしゃいます。本セミナーでは、篠原氏のたくさんのフィールドワークや事例を通して、暮らす・住まうを改めて考え、建築にできることは何か?建築だからこそできることとは何かを共に考え学ぶ機会にしたいと思います。

【8/19@東京】本を巡りながら、時をつなぐ 新・建築家の本棚(トークイベ...

2023年の「新・建築家の本棚」は3年前より杉並地域会と都内の地域会と共催で開催してまいりました(昨年は文京、昨々年は世田谷)今年は港地域会と国際文化会館にて開催します。当地は森ビルの六本木再開発計画に隣接しますが、その計画からは除外され、保存が決まりました。8月初旬に修繕を行い、更に美しくなった建物の特別見学会が可能になりました。どなたでも参加できますので、お勧めの本を1冊お持ちの上、ご参加ください。

【10/5 @東京】西澤徹夫 講演会「偶然は用意のあるところに」|TOTOギ...

TOTOギャラリー・間では、西澤徹夫「偶然は用意のあるところに」を開催します。今回の展覧会は、「京都市京セラ美術館」※1 や「八戸市美術館」※2 をはじめとする文化施設や美術展の会場構成など美術館関係の仕事を数多く手掛けている建築家・西澤徹夫氏の初の個展です。「建築の全体性とは、どこまでのことを指すのか?」と西澤氏は問います。建築が扱う対象はどんどんふくらんでいくこと、具象として現れたものの裏側にこそ、私たちが建築と呼ぶものの核心のようなものが内在していること。そのような不可視のものを計画することの過程にこそ建築の魅力があるのではないか、と述べています。タイトルの「偶然は用意のあるところに」は、いまだ見えていない核心に触れるためにできうる限りすべての準備を整えておくという、氏の建築との真摯な向き合い方を表した言葉だと言えます。西澤氏の緻密な設計と現場での限りない「チューニング」の積み重ねによって生まれる建築が、訪れる人に悦びや新しい発見をもたらすことも、こうした姿勢から生まれる幸運のひとつなのかもしれません。氏はこの展覧会を「自らも未だ気づいていない何かを発見するプロジェクト」と捉えています。本展覧会を通して、訪れた人が建築の抱えている豊かな内面について想いを巡らし、それらを見出す手がかりになれば幸いです。

【8/21@東京】「いま、学校はどうなってるか~池袋地区に展開する新しい学...

この10数年、都内の多くの学校で改築・改修がさかんに行われています。校舎の老朽化に加え、新たな教育カリキュラムへの対応など学習環境の変化、地域社会・まちづくりとの連携等に応える、従来の学校建築とは異なる平面計画、空間性を持つ学校が数多く出現しています。アクティブラーニングによる主体的な学びが重要になってくる中、学びの場はどうなっているのか、また地域と共有する空間・機能はどのようなものか。今回のアーバントリップでは、現在池袋地区に展開されている新しい学校建築を見学することで、「いま、学校はどうなってるか」を、直接肌で感じる機会としたいと思っております。約10分あまりの距離に点在する、二つの高校・短大を有する学校法人豊昭学園、豊島区初の併設小・中連携校・池袋本町小・池袋中、そして池袋第一小です。またこれまで学校建築の計画に長年携わってこられた長澤悟先生をお招きし、学校建築について語っていただき、また参加者とともに学校建築を考える場としたいと思っています。