[連載][築地日記] vol.7 『霊場、恐山を行く』|思い付きが書籍にな...

築地日記ーあれよあれよと、思い付きが書籍になるまでの義理と人情の物語。忘れぬうちにここに記すー 築地日記 vol.7 大間の続きN氏:よし。写真は頑張ってくれ。以上 時に杉さん、恐山は行ったコトあるか?私 :恐山?いや、ないっす N氏:あー、ダメダメ。日本人なら一度は行かなきゃ 乗りな(恐山ベテラン風)「恐山」あの世と会話する“イタコの口寄せ”があるという日本三大霊山のひとつ。そういえば訪れたことがなかった大間漁港からは車で3時間ほど。山道を直走る...

[連載][築地日記] vol.6 『電話、即、津軽海峡』|思い付きが書籍に...

築地日記ーあれよあれよと、思い付きが書籍になるまでの義理と人情の物語。忘れぬうちにここに記すー 築地日記 vol.6 ある日突如電話。「行くぞ大間。明日朝8:00、羽田。いいか?ガチャン。」マグロ漁を撮影したいと卸しのNさんに頼んではいたものの、いきなり来たか。卸しの人たちは、漁が始まる前になると各漁港に挨拶まわりに行くという。と、空港で聞かされる…。青森から車で走ること6時間。津軽海峡、大間漁港。「この人覚えてて“戦場のカメラマン”そのうち写真撮りにくるから。」そう、漁師の人の印象に残るように紹介してくれたのであった。翌年、単身で大間に入り“戦場のカメラマン”を名乗ってマグロ漁の撮影が叶う。

[連載][築地日記] vol.5 『喫茶・愛養の甘いミルクコーヒー』|思い...

“築地考”著者である杉山圭さんによる連載企画第5話です。俺は一体何をしているんだろう…。誰に頼まれた訳でもないのに。そんな風に思う時もあった。場内の喫茶店「愛養(AIYO)」は部外者でも割と入りやすかったから撮影の合間に時々立ち寄っていた。僕:「雨宿りさせて下さい。もうびちょびちょで」マスター:「お?今日も撮影?ひどい雨だねぇ」常連さんが座らないような席を目で探しながらいつものミルクコーヒーを頼む...

[連載][築地日記]vol.4 『コワモテの魚河岸のアニキたち』|思い付き...

“築地考”著者である杉山圭さんによる連載企画第4話です。市場に潜入するも、とてもではない、黙ってカメラを向けるなど不躾なことは出来ない。で、コワモテの仲卸のアニキたちに恐る恐る声をかける。アニキ「おじさん、何で写真撮るの?」俺「え、だってここ、綺麗だから」...

[連載][築地日記]vol.3 『「す組」「魚河岸会」二大巨頭のおふたりと...

“築地考”著者である杉山圭さんによる連載企画第3話です。市場の中の小さな神社で祭事があるっぽい。市場の中には小さな神社があるのは知っていたが、その時はまだよく分かっていなかった。祭事を撮影したく、勢い余って親方風な方に声をかける。最初に声をかけたのが、築地の街を守る「す組」の副組頭。副頭から紹介されたのが市場の重鎮「魚河岸会」の会長..

[新連載][建築道中 膝栗毛]【京都】日本のダーウィンこと駒井卓博士と...

駒井家住宅は、大正末から昭和初期に形成された京都市左京区北白川の閑静な住宅地にあります。京都帝国大学理学部教授であった駒井卓博士の住居として、1927(昭和2)年に建てられました。設計はヴォーリズ事務所によるものです。桜並木がある白川疎水に面し、約30メートル四方の敷地の西よりに建てられ、比叡山が一望される東に庭を広く設けています。主棟は約30坪、木造2階建てで、その北側に5坪程の付属屋と書生部屋として使われていた役10坪2階建ての離れ、温室を有しています。

[新連載][築地日記]vol.2 『喫茶マコのマサコママ』|思い付きが書籍...

“築地考”著者である杉山圭さんによる連載企画第2話です。築地の取材に入る随分前から場外の「喫茶マコ」に時々お邪魔していた。90歳のマサコママは誰に対しても歯に絹着せぬ物言いが超カッコいい。取材することになってから看板メニューの雑煮を食べていると話し始めた。「覚えてて、ここはね、去る時は静かに去るの。お餞別きにさせちゃうじゃない」魚河岸は去る者追わない作法だと教えてくれた...

[新連載][築地日記]vol.1『いざ、築地!』|思い付きが書籍になるまで...

“築地考”著者である杉山圭さんによる連載企画第1話です。わらしべ長者のごとく古いライカを手に入れて「フィルムで撮る(アナログ)=築地市場」という謎の概念から、ランチ以外で初めて“築地市場 場内”へ繰り出した。この一歩。小さなこの一歩が僕の人生にとって大きな進歩となっていくのだった...

【おすすめの宿@沖縄】沖縄県恩納村、オーナーのセルフビルドでハワイに...

沖縄にてホテル運営、ウェブ制作事業を行うGUAVA DESIGN(拠点:沖縄県恩納村、代表:望月亮)は、沖縄県恩納村の1日1組限定ハワイアンスタイルホテル「The Guava Shack」施設内に、プール『The Guava Shack Garden Pool』を2023年7⽉5⽇にグランドオープンいたします。敷地の半分以上を占めるガーデンの中で、南国植物に囲まれながらのプールをご体験いただけます。2022年12月20日にオープンした「The Guava Shack」、夏本番を前にプールと屋外シャワーブースが完成しました。建物同様、オーナー自身での施工。敷地内には南国の植物が生い茂り、そのガーデンの中心にプールを配置。椰子の葉の影が落ちる水面を見ているだけでも癒されるような、プライベート空間を実現しました。

【おすすめスポット@千葉】マンゴー&ピーチのアフタヌーンティーで夏を...

メディアで話題のスーパーシリーズなどの絶品スイーツを地上100mからの絶景で味わう贅沢アフタヌーンティー。ホテルニューオータニ幕張では、ペントハウスラウンジ「ベイコートカフェ」にてマンゴーとピーチスイーツをふんだんに使用した『新・アフタヌーンティーセット~Premier~』を2023年7月4日(火)~ 9月3日(日)まで販売いたします。

【おすすめスポット@東京】『伝統工芸×アフタヌーンティー企画』第7弾!...

芝パークホテル(東京・港区 取締役社長 柳瀬連太郎)は、2023年6月5日(月)~9月3日(日)の間、展示会「職人ものがたり展vol.7 爽(さわやか)」を同館内にて開催いたしますが、期間中1階のレストラン「ザ ダイニング」にて展示会とコラボした「至福のアフタヌーンティー」を販売いたします。日本の職人たちによって継承されてきた伝統工芸、江戸扇子と江戸切子。これらの作品から発想を広げた和洋中のスイーツの数々をスタンドにのせ華やかに提供いたします。

【おすすめグッズ】日本各地で育った”いい香り”を求めて。生...

ずっと前から私たちにとって身近な存在だった、地域に根付いた植物たち。その植物の香りもまた、わたしたちの生活に馴染み、根付いています。そして、食べ物に地域の名産があるように、香りにも地域ごとの違いや特徴があります。幼い頃から自然と感じていたその地域の香りには、親しみ深く、愛される香りが多いことでしょう。地域で愛される良い香りをもっとたくさんの人に伝えたい、日本各地の魅力を知って、身近に感じて欲しい。そんな想いから私たちは「香る日本」を立ち上げ、地域に密着したものづくりをはじめました。