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【レポート】「創造性とニューノーマル―― AR(拡張現実)& ロボティクス MEET コンテンポラリーアート&ダンス」

スイス・クリエイティブ・トーク vol. 7:

「創造性とニューノーマル ―― AR(拡張現実)& ロボティクス MEET コンテンポラリーアート&ダンス」

スピーカー:

  AATB:アンドレア・アンナー&ティボー・ブレべ(デザイン・プラクティス)
  ジル・ジョバン(振付家、映像作家)
  真鍋大度(Rhizomatiks設立者〈ファウンダー〉)
  四方幸子(キュレーター)
  宇川直宏(SUPER DOMMUNE主宰)

パフォーマー:

  クワイエット・ラブ・レコーズ(トビアス・プライシク〈エゴプッシャー〉、DISKRET)
  中山晃子(画家)

日本とヨーロッパを結んで、国際的なアーティストがオンライン上で競演

在日スイス大使館の文化・広報部発で、スイスのアート、デザイン、建築などクリエイティブ・シーンの最新情報を国内外に紹介する「スイス・クリエイティブ・トーク」。Vol.7となる今回は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大予防のため、初のオンライン開催となった。

そもそも、今回のvol.7は2021年に延期された、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の期間中に開設される「スイス・ハウス」に向けた、イベント&コミュニケーション・プログラム「スイスへのとびら――Japan」の一環として企画されたものである。なお、この「スイスへのとびら――Japan」は「ディスカバリー」「イノベーション」「共生社会」という3つのテーマに基づいて展開され、「スイス・ハウス」がオープンする2021年7月までさまざまなイベントやプログラムが予定されている。

◆日本とヨーロッパをつなぎ、クリエイターやアントレプレナー(起業家)の事情を発信

イベントは日本時間19時過ぎからスタート。今回は東京とヨーロッパをインターネット回線で中継する方式で進められ、渋谷のスタジオSUPER DOMMUNEには、スピーカーの真鍋大度、四方幸子、宇川直宏の3人、ジル・ジョバンとAATBの2組がヨーロッパそれぞれのアトリエに待機していた。

はじめに、在日スイス大使館のジョナス・プルヴァ文化・広報部長の挨拶の後、今回のスピーカーとパフォーマーを紹介。その後、キュレーターの四方氏からスイスのチューリヒにおけるアート・シーンについて「ダダイズム(*1)の先駆であるチューリヒ・ダダの時代から続くサロン文化は現在、インターネット回線を通じてさまざまな人々が集まることにより継承されている。それは今回のイベントにも通じるところがあるのではないか」との解説があった。

◆モーション・キャプチャ(*2)によりダンサーの動きをアバター(*3)に再現


アバターの大きさは自由に変えられる。

今回のイベントでまず紹介されたのは、ジル・ジョバンによるモーション・キャプチャを使ったダンス・パフォーマンス。これは、ダンサーにモーション・キャプチャのセンサーを取り付けアバター化し、それをAR(拡張現実)(*4)で現実の世界に投影するというもの。ダンサーたちの動きはアバターにリアルタイムで伝えられ、人々が動き回る実在の風景上にリアルに再現される。アバターは大きさを自由に変えられ、ダンサーたちを時には巨人に、時には小人へと姿を変化させることができる。ダンスの舞台は自由自在に設定可能で、今回は美術館の展示室やスタッフの控え室など、屋外から屋内までまたたく間に場面が変化した。

こうした現実の風景とダンサー、そしてARのアバターとの組合せは、テクノロジーとアートの融合の進化形とも言える。また、現実の空間に縛られることのないARでは、世界中のダンサーがアバターを使ってリアルタイムで1つの映像の中に集まることができる。まさに人と人との直接的な接触を控えざるを得ないコロナ禍という厳しい状況を逆手にとることで、今回のアバターを使ったダンスは新たなアート・パフォーマンスの未来を拓くきっかけになったとも言えるだろう。なお、ダンサー同士はZoomを使っての会話が可能だという。

また、アバターでは関節などを現実以上に曲げることができるので、よりアクロバティックな動きを表現できる。リアルな身体とそれを発展させたアバターの動き、そして遠く離れた人々の距離を感じさせないつながり。これらの融合が新たなアートとして進化していくのであろうか。これからテクノロジーが発展していくにつれ、さらに多くのダンサーが同時に、そしてよりスムーズに動けるようになっていくのであろう。

日本では、アバターがバーチャル・モーション・キャプチャを使ったバーチャルYouTuber(*5)として発展していることもあり、アバターをかわいらしさを表現する手段の1つとしてとらえるコスプレ大国の日本と、アバターを身体表現の自由性を追求する手段の1つとしてとらえるダンス大国のスイス、という文化的背景の違いも感じられた。


ARを使い、実際の風景上にアバターを投影。

カメラの視点もいろいろと変化する。


アクロバティックな動きもスムーズに表現。

◆テクノロジーの進化は生物を超えるか

次に、日本で行なわれた脳に電気信号を送って、その刺激により体を動かす実験の映像を真鍋大度が紹介。これをパフォーミング・アートに応用でできるのではないか、ということだ。たとえば、これまではドラッグを服用することでしか見えなかった、いわゆるサイケデリックな世界が、これからは脳に電気信号を直接与えて見せることも可能となるのではないか。

続いて、ボストン・ダイナミクス社の犬型四足ロボット『Spot(スポット)』が登場。頭にあたる部分に装着されたiPadには操作者の顔が映し出され、状況に合わせて表情がさまざまに変化する。動きはなめらかだが、それがかえって不気味の谷(*6)を彷彿とさせ、いわば、テクノロジーにより創造された人面犬とも言える。

『Spot』は障害物をセンサーで感知し、避けたり乗り越えたりもできる。テクノロジーにより創造された外皮(スキン)をまとい、自在に動く人工生命体。それが当たり前になった世界で、アートの表現はどのような変貌を我々に見せてくれるのであろうか。

建築の世界でもテクノロジーの進化により、スキン=外壁の表現方法は驚くほど多様化し、建築家はひと昔前では考えられなかったほど自由なデザイン手法を手に入れつつある。スキンは建物のイメージを決定するデザインを演出するだけでなく、近年では外界との境界として、光、空気をはじめ多様な情報をやりとりする重要な役割をもつようになってきた。

◆コミュニケーションとアートの融合へ


ロボットアームを使った『ハンド・シェイク』。

20時30分頃からはAATBによるアート作品の紹介。今回は、カーボン・コピーペーパー(複写式の紙)を使ったメッセージ・アートが紹介された。これは、インターネットを経由して、人々のつぶやきがカーボン・コピーペーパーに印刷されていき、プリンタから幕のように出力される。AATBにとってコンピュータとリアルな世界をつなげた最初のアートであるという。

最近では、ロボットによるさまざまな動きをインスタレーションに取り入れる試みも各地で行なっているのだが、特に印象に残ったのは、今回のイベントのため特別に日本語版を加え、再公開された『ハンド・シェイク』という、ロボットアームを使った作品。向き合って置かれた2本の巨大な手『ハンド・シェイク』をインターネット回線を通して実際に動かし、握手させるというユニークなアートだ。操作に使うのは、スマホやタブレットのタッチパネルに表示されるコントローラー画面。ログイン後、画面に表示される「ハンド」のアイコンをタッチすることで、ハンドの指がいろいろな方向へと複雑に動いていく。インターネット回線につながっていれば、世界中のどこにいても操作ができ、遠く離れた見知らぬ者同士の握手が可能となる。

コロナ禍という人同士の直接的な接触が避けられるような時代であっても、人と人のつながりは保ち続けられ、共同で新たなものを生み出すことができる。そのようなメッセージ性が感じられるコミュニケーション・アートであった。

◆日本とスイスを結んだ幻想的なパフォーマンスがイベントのフィナーレを彩る

ジル・ジョバンニの最新アプリ、『Dance Trail(ダンス・トレイル)』のコンピレーション(編集)映像が紹介された後、日本のスタジオとヨーロッパのアトリエを結んだ中継は22時で修了。イベントのラストを飾るのは、中山晃子の絵画とクワイエット・ラブ・レコーズ(トビアス・プライシク〈エゴプッシャー〉、DISKLET)のストリング&エレクトロニカ(*7)・ミュージックによるコラボレーション・パフォーマンス。東京とチューリヒをライブでつなぎ、幻想的な中山晃子の世界をチューリヒのミュージシャンが奏でるストリングスとエレクトロニカの調べに乗せた、カラフルで流れるような映像が次々と映し出される。このコラボレーションは真夜中23時過ぎまで続き、イベントは余韻を残しながら、静かに幕を閉じていった。

文:戸井 しゅん
写真:スイス大使館
※当サイトのテキスト・画像の無断転載・複製を固く禁じます。


編註:
*1 ダダイズム:1910年代半ばに、スイスのチューリヒなどヨーロッパの各都市を中心に発生した芸術思想および運動。特徴として、第一次世界大戦の混沌とした世界情勢の影響を受けた、既存の概念や秩序に対する反発、破壊などが挙げられる。

*2 モーション・キャプチャ:身体の関節などにマーカーを付け、そのマーカーの動きをデジタル・データとして処理し、身体の動きをCGでリアルに再現する技術。
*3 アバター:AVATAR。もともとは化身という意味。ゲームなどの仮想空間上でユーザの分身となるキャラクタのこと。今回のダンス・パフォーマンスでは、AR(拡張現実)(*4)を使い、ダンサーのアバターを現実の風景とリンクさせた。
*4 AR(拡張現実):Augmented Reality。現実の風景にコンピュータによる情報を重ね合わせ、スマホやパソコンなどの画面上に表示させる技術。
*5 バーチャルYouTuber:VTuberとも。YouTubeに自身のアバター(*3)を使った動画の投稿や配信を行なうパフォーマーの総称。
*6 不気味の谷:生物の姿や動きをロボットなどで模した時、実際の生物に似ているほど親近感が増すが、逆に似すぎると嫌悪感が出てくるという現象。
*7 エレクトロニカ:電子音楽のジャンルの一種。今回演奏された環境音楽系をはじめ、ダンス音楽系など、さまざまなスタイルに分かれている。
*8 パフォーマティブ:約束事など、これから行なうことを発言すること自体が、その行為(約束事)を行なうことにもなるという、哲学的な概念。

主催:スイス大使館
https://doorstoswitzerland.com/
協力:SUPER DOMMUNE
スピーカー:AATB、ジル・ジョバン、真鍋大度、四方幸子、宇川直宏
パフォーマー:クワイエット・ラブ・レコーズ(トビアス・プライシク〈エゴプッシャー〉、DISKRET)、中山晃子
日時:2020年10月1日(木)
19:00~22:00
トーク1 現実/仮想/拡張/ハイブリッド:空間のクロスオーバー
トーク2 エクスプレッシブ・テクノロジー:新たな文化的インタラクションへ
*AATB、ジル・ジョバン、真鍋大度によるデモンストレーションあり
22:00~23:00
日瑞スペシャルライブ・パフォーマンス:視覚パフォーマンス by 中山晃子@SUPER DOMMUNE(東京)x 音楽パフォーマンス by クワイエット・ラブ・レコーズ(トビアス・プライシク〈エゴプッシャー〉、DISKLET) from チューリヒ

◆スピーカー・プロフィール

AATB:アンドレア・アンナー&ティボー・ブレべ(デザイン・プラクティス)
AATBは、ローザンヌ美術大学(ECAL、スイス)を共に卒業したアンドレア・アンナーとティボー・ブレべの2人組によるデザイン・プラクティス。以前より双方向性のオブジェクトやインスタレーションに取り組んでいた2人は、3年前に産業用ロボットのアームと出合う。この出合いにより、人間と機械との双方向性についての研究は具体化し、ロボットと産業オートメーションが工場以外で活躍できる可能性を追求し始めた。その活動はソフト・プログラミングから電子工学、機械工学、精密機械加工に至る製造プロセスとの密接な関係、理解にまで及ぶ。2人は日常生活におけるロボティクスの普及と同化を鑑み、変化から生じる新たな状況を批判的に探っている。現在は、スイスのチューリヒとフランスのマルセイユを拠点に活動中。
http://www.aatb.ch

ジル・ジョバン(振付家、映像作家)
スイスのジュネーブを拠点に活動。1995年よりこれまでに20作品以上を制作し、国際的に有力な振付家としての地位を確立している。2015年にはコンテンポラリー・ダンスの発展に貢献したことでSwiss Grand Award for Danceを受賞。常に新たな画像技術に魅了され、2016年には3D映像『WOMB』を制作。2017年、没入型のダンス作品『VR_I』を制作すると、ヌーボー映画祭(カナダ、モントリオール)の受賞を筆頭に、サンダンス映画祭(アメリカ、パークシティ)やヴェネツィア国際映画祭(イタリア、ヴェネツィア)そして、ダンス・ビエンナーレ(フランス、リヨン)など、世界の40を超える会場で取り上げられた。2019年には、2つのAR作品『Magic Window (マジック・ウインドウ)』と『ダンス・トレイル』を制作。VR(仮想現実)とARの数々のプロジェクトを通じ、パフォーミング・アーツの視点から、新たな技術とコンテンツ制作の問題を扱う。なお、クラシックとコンテンポラリーのダンサーとして10年ほどスイスやスペインで活動をしていた。
https://www.gillesjobin.com

真鍋大度(Rhizomatiks設立者〈ファウンダー〉)
東京を拠点に活動するアーティスト、インタラクション・デザイナー、プログラマー、DJ。2006年にRhizomatiksを設立、2015年よりRhizomatiksの中でもR&D的要素の強いプロジェクトを手がけるRhizomatiks Researchを石橋素と共同主宰。身近な現象や素材を異なる目線でとらえ直し、組み合わせた作品を制作する。高解像度、高臨場感といったリッチな表現を目指すのでなく、注意深く観察することにより発見できる現象、身体、プログラミング、コンピュータそのものが持つ本質的なおもしろさや、アナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、デザイン、アート、エンターテイメントの領域で活動。
http://www.daito.ws

四方幸子(キュレーター、批評家)
京都府出身。多摩美術大学、東京造形大学客員教授、IAMAS、武蔵野美術大学非常勤講師。オープン・ウォーター実行委員会ディレクター。データ、水、人、動植物、気象など「情報の流れ」から、アート、自然・社会科学を横断する活動を展開。キヤノン・アートラボ(1990-2001年)、森美術館(2002-2004年)、NTT ICC(2004-2010年)をはじめ、フリーで先進的な展覧会やプロジェクトを数多く実現。近年の仕事に札幌国際芸術祭2014、茨城県北芸術祭 2016(いずれもキュレーター)、メディアアートフェスティバルAMIT(ディレクター、2014-2018年)、美術評論家連盟2020年度シンポジウム「文化/地殻/変動 訪れつつある世界とその後に来る芸術」(実行委員長)、オンライン・フェスティバルMMFS 2020(ディレクター)(いずれもDOMMUNE.COM)など。
http://www.yukikoshikata.com

宇川直宏(SUPER DOMMUNE主宰)
1968年香川県出身。東京都在住。映像作家、グラフィック・デザイナー、VJ、文筆家、 大学教授、そして「現在美術家」。極めて多岐に渡る活動を行なう全方位的アーティスト。既成のファインアートと大衆文化の枠組みを抹消し、現在の日本にあって最も自由な表現活動を行なっている。今や世界的な伝説となった自らのオフォスを改良したクラブ「Mixcrooffice」以後、2010年3月に突如個人で立ち上げた日本初のライブ・ストリーミング・スタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」は、開局と同時に記録的なビューアー数をたたき出し、国内外で話題を呼んだ。「文化庁メディア芸術祭」審査委員(2013-2015年)。「アルスエレクトロニカ」サウンドアート部門審査委員(2015年)。また高松市が主催する「高松メディアアート祭」(2015年)ではゼネラル・ディレクター、キュレーター、審査委員長の三役を務め、その独自の審美眼に基づいた概念構築がシーンを震撼させた。2016年には「アルスエレクトロニカ」のトレインホールにステージ幅500mの「DOMMUNEリンツ・サテライトスタジオ」を開設。現地オーストリアからのストリーミングが世界的な話題となった。また2020年の10周年にあたり、5G以降のテクノロジーを纏い「SUPER DOMMUNE」と名を改め渋谷PARCO9Fにスタジオを移転するなど、進化を続けている。現在の職業はDOMMUNE。
http://www.dommune.com

◆パフォーマー・プロフィール

クワイエット・ラブ・レコーズ(Quiet Love Records)
騒がしい場所となりつつある世界。これまで以上に静かな音楽の重要性を信じる音楽レーベルのクワイエット・ラブ・レコーズ(Quiet Love Records)は、2018年にスイスのチューリヒで誕生。愛する仲間が作る、彼らが愛する音楽をリリース中。
http://www.quietloverecords.com

トビアス・プライシク(エゴプッシャー)
スイス、チューリヒ出身。ヴァイオリン奏者。2012年にカルテットで初来日。近年はジャズの枠を脱皮して、エレクトロニカ・ミュージックのデュオ、エゴプッシャーで活動中。ソロとしてモントルー・ジャズ・フェスティバル(スイス、モントルー)をはじめ、2018年平昌オリンピック(ピョンチャン、韓国)のオープニング・レセプションにスイスを代表して出演。ヴァイオリンの可能性に極限までチャレンジ中。
http://www.tobiaspreisig.com

Diskret
ベーシスト、プロデューサー、ソングライター、そしてQuiet Love Records のオーナーであるJames Vargheseと長きにわたり音楽を共に制作してきたRamon Zieglerとのアンビエント・エレクトロニック・ミュージック(環境電子音楽)のデュオを組んでいる。
http://www.diskret.bandcamp.com

中山晃子(画家)
画家。色彩と流動の持つエネルギーを使って、さまざまな素材を反応させることで「生きている絵」を出現させる。
絶えず変容していく「Alive Painting」シリーズや、その排液を濾過させるプロセスを可視化し定着させる「Still Life」シリーズなど、パフォーマティブ(*8)な要素の強い絵画は常に生成され続けている。さまざまなメディウム(絵の具の要素)や色彩が渾然となり、生き生きと変化していく作品は、即興的な詩のようでもある。鑑賞者は自己や生物、自然などをこの詩的な風景に投影させながら導かれ、入り込んでいく。ソロでは音を「透明な絵の具」として扱い、絵を描くことによって空間や感情に触れる。近年では TED X Haneda、DLECTROCITY ART FESTIVAL (アメリカ合衆国、デトロイト) 、Solo performance at NEW ARS ELECTRONICA(オーストリア、リンツ)、Biennale Nemo (フランス、パリ) 、LAB30 Media Art Festival (ドイツ、アウグスブルグ) 、TECHNARTE art + technology (スペイン、ビルバオ) 、MUTEK モントリオール(カナダ、モントリオール)などに出演。
http://www.akiko.co.jp/akikoweb

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