【11/25 @愛知+オンライン】安藤忠雄講演会『 青春をかけて走れ――今学生に...
光、コンクリートという誰もが手に触れられる事物から、無類の世界と希望を生み続ける世界的建築家 安藤忠雄氏から建築へのアプローチを学ぶ。私たちは激動する社会の中で、人間、自然、そして建築がどう共生していけるのか考えていかなければならない立場にいる。そ…
光、コンクリートという誰もが手に触れられる事物から、無類の世界と希望を生み続ける世界的建築家 安藤忠雄氏から建築へのアプローチを学ぶ。私たちは激動する社会の中で、人間、自然、そして建築がどう共生していけるのか考えていかなければならない立場にいる。そ…
2017年日本学術会議大会議場で開催した第1回公開シンポジウムから6年間に渡り法整備活動を重ねてきた。2020年に発足した小委員会の議論が、自民党知的財産戦略調査会から政府に出された2度の提言に盛込まれ、2021年8月の三省合同通知に繋がった。2022年には長野県佐久市こども・子育て支援施設のプロポーザルコンペが知的生産者選定支援機構の支援により実施され設計者が選定された。知的生産者の公共調達に関する新法の制定並びに知的生産者選定支援機構の活動内容を議論したい。
昨年度から都内地域会と共催で企画しています「新・建築家の本棚」は11月、文京地域会・文京建築会と杉並地域会の共催で行います。4名の建築家による「私の1冊」のトークイベントで本をツールに語り合いましょう。建築の本に限りません、お気に入りの1冊をポケットにしのばせてお越し下さい。目白台に或る「肥後細川庭園・松聲閣」は明治20年頃、細川家の学問所でした。周囲には関口芭蕉庵、永青文庫、カテドラル教会など、史跡・名所がございます。是非、足をお運びいただき、秋のひとときをご一緒しましょう。
2000年の建築関連5団体による「地球環境・建築憲章」発表の前年1999年策定の「JIA環境行動指針」によりJIAの環境活動は途切れずに現在まで継続しています。四半世紀に及ぶJIAの環境活動を初期から長年にわたり牽引された中村勉氏から2050年脱炭素社会に向けての建築家の実践行動の基本のお話を伺います。2008年の中村氏の提言(中央環境審議会21世紀環境立国戦略特別部会「2050年環境理想都市づくりに向けて」)やその後の具体的な5都市を採り上げた研究実績を踏まえ、実践する建築家のあり方についての示唆に富むお話です。第3期テーマ「まちとカーボンニュートラル」を考える上で欠かせないキーワード「日本の文化」「個と環境の重要性」「縮小の時代の幸福な社会」「小さな単位で自立する環境世界」などを深堀りして頂きます。
この日はこれまで数多くの秀作住宅を生み出され、また当住宅部会においても第10代住宅部会長を務められた益子義弘氏を講師にお招き致します。たび重なる法改正や住まいの高性能化の流れの中で、住宅設計のあり方も時代の中で大きく変わろうとしています。一方でその中で見落とされがちな、これまでも、そしてこれからも変わらない住まいづくりの本質や価値とは何なのか、今一度原点に立ち返って考える必要にも迫られているとも言えるかもしれません。本セミナーでは、これまでの氏の活動の軌跡や変遷を振り返り、その設計思想や住まいづくりに対する思いについてお話を頂きます。その中から我々は何を受け止め、そして受け継ぐべきなのか、これからの時代の住宅設計を考える貴重な機会としたいと思います。
今回の建築家フォーラムでは、私たち建築家ユニットが常に背中を追い続ける存在であるCAtの赤松さんと大村さんをお招きし、脈々と受け継がれるシーラカンスの設計思想から、CAtの強さの秘訣、お二人がどのような未来を描き、どこに向かおうとしているのか、CAtの未来まで、じっくりお話を伺ってみたいと思います。(栃澤麻利)
─世界自然遺産第一号「進化のゆりかごガラパゴス」百の成功百の失敗から─「進化のゆりかご」 とまで称される世界自然遺産第一号の 「ガラパゴス諸島」。ここでは今なお生き物たちの進化してゆく姿を見ることができる世界で唯一の場所と言っても良い。このガラパゴスを未来に向かって進化の実験場として持続的に継承していくことは可能なのだろうか。今私たちに問われている「持続可能な社会の実現と課題」についてガラパゴスの取り組みの軌跡からそのあり方と意味を問う!
豊島区東長崎駅近くにひときわ多くの若者で賑わうカフェがある。洋品店を改修した店内はそれほど大きな操作をしているわけではないが、親しみやすく、居心地が良く、遠方からたくさんの若者が詰めかけている。アリソン理恵さんはそのカフェ「MIA MIA」の近くにオフィス「ara」を構え、カフェで出会った人同士を繋げ、プロジェクトを起こし、まちを動かそうとする。アリソンさんが引くのはイタリアのデザイン研究者、エツィオ・マンズィーニの「プロジェクト中心民主主義」という言葉である。誰もがプロジェクトを立ち上げ、目的を達成しうる参加形のエコシステムを整備し、あらゆる人が出逢い、協働する可能性を与え、その過程で個人的にも社会的にも、公共の関心を満たせるような環境をつくることでコモンズを蘇生していくという。今回の建築家フォーラムではそのような「プロジェクト」を介した日常と世界の結び方について伺い、建築はどのようにプロジェクトたり得るのか、考えたい。 (藤村龍至)
建築家の自邸には、実験的で挑戦的な建築が数多く見受けられ、自身の建築テーマを深く追求しながら、そこに自身の家でなければなしえないような「つくり」を施し、そして、そこにしかありえないような「生活スタイル」を実践しています。[略]建築家の自邸の系譜の中でひときわユニークで挑戦的な自邸を2軒も設計なさっている保坂猛さんに今回ご登壇いただき、ふたつの自邸、横浜の「LOVE HOUSE」、東京の「LOVE2 HOUSE」について、設計者としてのコンセプトや建築観をうかがいます。あわせて、ご夫人の恵さんもお招きし、パートナー、生活者としての暮らしぶりなどをうかがいたいと考えています。さて、ふたつの住宅それぞれのテーマや2者に共通するような思想、その他の作品にも展開してゆく世界観はいったいどのようなものなのでしょうか?
若い人たちに人気のある下北沢の街では、2003 年以降の都市計画道路問題から始まり、小田急線の連続立体交差事業を経て、20 年以上にわたる街の大改造が行われてきましたが、最近の小田急線線路跡地の「下北線路街」や京王井の頭線高架下の「ミカン下北」の開発により、コロナ禍に負けず、一段と賑わいを取り戻しています。まだ駅前広場の最終的な整備は完了していませんが、再開発関係の街づくりの流れについてはほぼ一段落を迎え、今後は下北沢全体に広がる新しいコミュニティー活動が期待されています。一方、今までの深刻で複雑な都市問題に関する議論については、知る世代も減りつつあり、次第に風化の傾向をたどっていることが懸念されています。本シンポジウムでは、今までの下北沢の街づくりの経過を関係者と共に丁寧に振り返り、今後の街づくりにおける魅力的な生活像の在り方を共に探ります。
セミナー第3回では、スイス・バウビオロギー協会の元事務局長であるバルバラ・イェーレ女史を講師に迎えます。イェーレ氏は、建築エンジニア、バウビオロギー専門家として、スイスで持続可能な建材利用や室内空気の質に関するコンサルタントや測定、品質保証に携わり、国会や国立博物館といった大型プロジェクトでの実績も多数お持ちです。本ウェビナーではイェーレ氏に、「気候中立時代の持続可能な建築」の視点から見た建材というテーマの中から、主に天然系断熱材について語って頂きます。
JIA金曜の会の第6回ZOOMセミナーは、長野県立美術館でJIA日本建築大賞2021、2022年日本建築学会賞作品賞などを受賞された宮崎浩氏をお招きします。プランツアソシエイツ事務所からのZOOM配信として、事務所に置かれている検討模型や素材サンプルを介し、受賞作である長野県立美術館を中心に「ものづくり」・「ことづくり」など、氏の設計手法についてのお話をしていただきます。