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【7/16@東京+オンライン】桜井誠人×佐藤淳『宇宙で生きる!―宇宙居住と物質循環―』|建築家フォーラム 第227回

概要

いよいよ人類が月に暮らすことが現実味を増してきました。日本も探査機「SLIM」でついに月面に到達しました。アメリカのNASAを中心に「Artemis計画」が進んでいます。まず月を周回する「Gateway」という宇宙ステーションを構築してそこから時々月面へ降りるといいます。桜井先生が研究開発している「ECLSS = Environmental Control Life Support System」と呼ばれる生命維持装置はそんな場面で活用されます。二酸化炭素を回収し酸素に戻して再利用します。水分やあらゆる物質が徹底的にリサイクルされます。さらに植物を栽培するとなると、このサイクルがとてつもなくややこしくなるそうです。故障が許されない「命綱」。幾重にもフェールセーフを施すといいます。

月や火星は「重力天体」とも呼ばれます。航空宇宙の先生方は空を飛ぶ構築物の設計は得意だけれど、重力のある地面に建つ構築物の設計はあまりイメージできないそうです。それなら我々建築の得意技です。さらに「居住」といえば我々建築です。いまはまだ地球環境に対する問題意識の「本気度」が少し緩めです。でも皆で月に棲みつくことを考えれば本気度満々になりそうです。徹底的に「省エネルギー」に「省物資」に暮らす方法の探求を垣間見たいと思います。

建築家フォーラム 幹事 佐藤 淳

講演者・聞き手

講演者 : 桜井誠人(宇宙航空研究開発機構)
聞き手 : 佐藤淳  (建築家フォーラム幹事)

日時

2024年7月16日(火)18:30~20:30
※要予約:7月15日(月)

会場受付開始 18:00~
ライブ配信  18:15~接続可

会場

田島ルーフィング株式会社 東京支店 (秋葉原UDX21階)カンファレンスルームOcean1-2
東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX南ウィング21階

2階からオフィス用エスカレーターにて5階へ向かい(南ウィング)オフィス専用エレベーターにて21階へ

※会場での受講は【先着50名限定】となります。
※併せてインターネットによるライブ配信(Zoom)を行います。(先着100名)
ライブ配信協力:

参加費

【会場参加】
会員:無料
法人会員:(3名まで)無料
※法人会員で4名以上からは、一般ビジター扱い(1名さまにつき¥2,000)でのご案内となります。
一般ビジター:¥2,000
学生・院生ビジター:¥1,000

【ライブ配信】
会員:無料
法人会員:(3名まで)無料
※法人会員で4名以上からは、一般ビジター扱い(1名さまにつき¥1,000)となります。
一般ビジター:¥1,000
学生・院生ビジター:¥500

定員

会場参加:  50名(先着 要予約)
オンライン:100名(先着 要予約)

申込み

建築家フォーラムのホームページよりお申込みください。
課金が発生する申し込みの場合は、Peatix へのリンクからお申込みをお願い致します。

お申し込みはこちら(建築家フォーラムサイトへ)

※各種感染防止対策等として、会場での受講は【先着50名限定】となります。
※併せてインターネットによるライブ配信(Zoom)を行います。(先着100名)
※募集定員に達し次第

【日建学院招待枠】学生限定で抽選によりオンライン参加に無料招待いたします!

応募締切日:7月15日(月)23:59まで
対象:学生限定
参加費:無料
人数:オンライン30名(抽選)
参加形式:ZOOM
※当選者の方には、7月16日(火)AMまでに日建学院よりお申し込み時のメールアドレス宛にご連絡させていただきます。

無料視聴 抽選申し込みはこちら

登壇者紹介

講演者

桜井 誠人 さくらい まさと
 宇宙航空研究開発機構
1966 東京都生まれ
1991 早稲田大学理工学部応用化学科 卒業
1993 早稲田大学理工学研究科応用化学専攻 修士課程修了
1996 早稲田大学 理工学研究科 応用化学専攻 博士課程修了
1998 学術振興会海外特別研究員(ドイツブレーメン大学)
2000 東京女子医科大学 医用工学研究施設 助手
2001 航空宇宙技術研究所 入所
2003 宇宙航空研究開発機構(上記改編)
東京理科大学/会津大学 客員教授
早稲田大学 非常勤講師
日本航空宇宙学会、フェロー、理事
生態工学会 理事
日本マイクログラビティ応用学会 理事

著書
「閉鎖生態系・生態工学ハンドブック(生態工学会編)」、第2章「宇宙と閉鎖生態系・生態工学」「有人宇宙活動の将来展望」、アドスリー社 (2012) 
「有人宇宙学」山敷庸亮編、Part2, Chapter3、「空気再生・水再生・廃棄物処理」、京都大学学術出版会(2023)
「“ぬれ性”の制御と表面処理・改質技術」第一章、第三節 「マランゴニ対流の発生とその制御」、技術情報協会(2023)

専門:化学工学、微小重力場における流体現象(マランゴニ対流)、
   宇宙環境利用科学、環境制御・生命維持技術
微小重力場において顕著となるマランゴニ対流現象に関して研究を始める。
酸素製造のため、微小重力場における水電解技術を発案し、空気再生、水再生などの再生型環境制御・生命維持技術(ECLSS:Environmental Control Life Support System)を担当している。宇宙居住と物質循環に着目し、月面拠点を地球環境問題のテストベットとして実現するべく研究を進めている。

聞き手

佐藤淳 さとうじゅん
 東京大学/佐藤淳構造設計事務所
1970 愛知県生まれ滋賀県大津市育ち
1993 東京大学建築学科卒業
1995 東京大学大学院修了
1995~1999 木村俊彦構造設計事務所勤務
2000 佐藤淳構造設計事務所設立
2010 東京大学 特任准教授
2014 東京大学 准教授
2016 スタンフォード大学客員教授

近年の作品に、Sunny Hills in Aoyama、新白島駅、直島パビリオン、高田東中学校、宮野森小学校、Vijversburg Visitor Center。2009年地域資源活用総合交流促進施設で日本構造デザイン賞受賞。

主催

建築家フォーラム

建築家フォーラム
「建築家フォーラム」は、その前身である「建築家倶楽部」の時代から通算して31年の歴史を重ねる、建築家と広く建築に関心をお持ちの方々とのメンバー制の交流の広場です。

「むずかしいテーマをやさしく やさしいことを深く 深いことを面白く」

建築家フォーラム2024年度は
代表幹事:古谷誠章
幹事:今川憲英・国広ジョージ・手塚貴晴・安田幸一
藤村龍至・吉村靖孝・栃澤麻利・大西麻貴・佐藤淳・監査役:森暢郎・可児才介で運営しています

お問合せ

建築家フォーラム 事務局 E-mail:isonaga@kenchikuka-forum.com
当日緊急連絡先:090-7175-8809(磯永)

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