[連載] 建築をもっと知りたくなるRPG型プログラム「けんちくのたね」 Level.06

[連載] 建築をもっと知りたくなるRPG型プログラム「けんちくのたね」
Level.06
第7回目 『3』は強い!

「けんちくのたね」は、身近にある紙と道具を使って、実際に手を動かしながら建築の基礎を簡単に楽しく学べる連載漫画です。使用するのは「A4のケント紙」「はさみ」「カッター」「のり」だけ!折る・丸める・切るといった単純な動作でも、創意工夫を凝らすことで、強度が大きく変わったり、デザイン性がUPしたり、驚くほど様々な表現が可能になります。
ここでの皆さんは、建築の世界に飛び込んだ「けんちく勇者」。さぁ、今すぐ材料を装備して、建築をLet’sロールプレイング!みんながあっと驚く建築スキルを磨いていきましょう!

第7回目 『3』は強い!

1.折らない紙の自立方法…他にはもうない?

ここまで、紙の自立方法をいくつか考えてきました。頭もかなりほぐれてきたのではないでしょうか。もうアイディアは出ませんか? そんな時は今までの知識を応用してみましょう。思いもよらないやり方が見えてくるかもしれません。

 
 

2.ポイントは切込みを入れた紙×3

まずは紙に切込みを入れたものを3枚用意します。プラモデルの部品みたいですね。そしてこれを組み合わせれば…。そう、1枚で難しければいくつかの「部品」で組み立ててみればいいんです!

 
 

3.新しいスキル『組む』を覚えた!

複数の部材を組み合わせて「組む」ことで、紙はしっかり自立します。しかも1枚の紙の自立より、3枚を使った方が強度もありそうです。これをヒントにすればもっともっと複雑な自立方法も可能になるかも?

 
 

4.組み合わせが生み出す強度。『3』に注目!

それでは、この組み合わせを4つや5つにしてみるとどうなるでしょうか? もちろん自立はしますが、強度に着目してみると実は『3』が最強なのです。これはトラス構造といって三角形を基本単位として、その集合体で構成する構造形式のことを言います。非常に強い強度を保つことができるので、橋や大きな空間で多く使われているんですよ。

世界中にはこのトラスを構造を使った橋がたくさんあるので、ぜひ調べてみてください!次回のテーマは『模型の中を歩き回ろう』です。

 
 

今週のお題:「世界中にあるトラス橋、あなたのNo.1を決めてみましょう」

著者紹介
本多健(Takeshi Honda)
建築イベントプランナー 建築家(一級建築士)/1973年島根県生まれ1996年東京電機大学工学部建築科卒業。1998年芝浦工業大学大学院修了。プランツアソシエイツを経て、2002年独立。2005年シェアオフィスFLAT4設立。2015年建築イベント企画会社 株式会社HOOPを設立 「ラ・アトレ学生実施コンペ」「寺子屋ふくろう」シリーズ、「バリアレスシティアワード」等、建築コンペ等の企画に携わる。芝浦工業大学非常勤講師 建築学生サークル♭顧問

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