[連載] 建築をもっと知りたくなるRPG型プログラム「けんちくのたね」 Level.03

[連載] 建築をもっと知りたくなるRPG型プログラム「けんちくのたね」
Level.03
第4回目 『自由に作って比べてみよう』

「けんちくのたね」は、身近にある紙と道具を使って、実際に手を動かしながら建築の基礎を簡単に楽しく学べる連載漫画です。使用するのは「A4のケント紙」「はさみ」「カッター」「のり」だけ!折る・丸める・切るといった単純な動作でも、創意工夫を凝らすことで、強度が大きく変わったり、デザイン性がUPしたり、驚くほど様々な表現が可能になります。
ここでの皆さんは、建築の世界に飛び込んだ「けんちく勇者」。さぁ、今すぐ材料を装備して、建築をLet’sロールプレイング!みんながあっと驚く建築スキルを磨いていきましょう!

第4回目 『自由に作って比べてみよう』

1.便利アイテム『ハサミ』を手に入れた!

ハサミの起源はとても古く、古代ヨーロッパが発祥といわれています。
人類がモノを作る上で最も優れた発明品のひとつといえるでしょう。
今回はこのハサミを使って、よりレベルアップした問題にトライしてみてください。

 
 

2.問題「切る・折る」を使ってA4紙を高さのある形にしてください

前回、紙を「折る」ことで立たせてみました。さらにハサミの「切る」という動作が加わると、どうでしょうか?紙の形は無限大に変化します。
童心にかえり、自由な発想でトライしてみましょう。

 
 

3.枠に囚われない自由な発想を

完成型を思い描きながらでももちろん構いませんが、頭を空っぽにして手をひたすら動かすのも案外楽しいもの。ここを折ればこうなって…さらにハサミを入れるとどうなるのだろう?好奇心を持って取り組むことは、実は大人になってもすごく大事なことなのです。建築には正解!というものはありません。

 
 

4.失敗こそが成功へのカギ

いかがでしたか?失敗した紙が山のように…そんなアナタは「大成功」です。建築は手を動かして失敗することでしか得られないことばかり。頭で考えるだけではダメです。たくさんの模型を作って試行錯誤しながら良い点・悪い点を比べてみる 、そんな「比較」の作業がこれからとても重要になってきます。
次回はさらに応用編「A4紙を高さのある形にしてください。ただし、折らずに!」です。お楽しみに!

 
 

今週のお題:「まったく違う3つの形を作り、「比較」しよう!」

著者紹介
本多健(Takeshi Honda)
建築イベントプランナー 建築家(一級建築士)/1973年島根県生まれ1996年東京電機大学工学部建築科卒業。1998年芝浦工業大学大学院修了。プランツアソシエイツを経て、2002年独立。2005年シェアオフィスFLAT4設立。2015年建築イベント企画会社 株式会社HOOPを設立 「ラ・アトレ学生実施コンペ」「寺子屋ふくろう」シリーズ、「バリアレスシティアワード」等、建築コンペ等の企画に携わる。芝浦工業大学非常勤講師 建築学生サークル♭顧問

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