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■設計条件
・敷地:国内の外国人観光客の多い場所を想定してください。
例:京都嵐山 東京浅草 等
※上記の場所に限りませんので自由に設定してください。
・条件:インテリア、建築、ランドスケープ、アート等。
命名した手法が的確にわかるように自由に表現してください。
・面積:インテリアや建築等は、概ね50m2程度の小さい室や建築を目安にしてください。
ランドスケープやアート等は自由ですが、より小さい方が分かりやすいかと良いと思います。
■提出物(応募フォーム)
・応募フォームに入力する必須項目
①タイトル(20字以下)
②命名した手法(20字以下)
③デザインコンセプト(300字程度)
・提案書(PDF)A3横 二枚以内
■考え方のヒント
今回のテーマは、コンペに初めて参加する学部生等には少し難しいかもしれません。そこで、考え方のヒントを若干述べたいと思います。もちろんこれがすべてではありません。今回のテーマ「まだ名もない和の表現」です。 建築資料研究社 の理念でもある風土や伝統をリスペクトすることを念頭に、ご自身の過去の経験において、感動した場所をイメージしてほしいです。
参考①
例えば私なら、まだインバウンドが少なかった頃訪れた、京都嵐山の竹林が忘れられません。竹はほぼ動いていないのですが、わずかな風が頬を撫でるような感覚…わずかな風の音が耳に残る感覚。そうした竹林の良さを仮に「風隙(ふうげき)」となずけました。
①タイトル
風隙の技法で創る、四季を聴く離れ
②命名した手法
風隙(ふうげき)
③デザインコンセプト
「風隙」を活用した設計により、庭先に「離れ」を設け、自然と調和する空間を創出します。この設計では、京都嵐山の竹林や鎌倉報国寺に見られる竹林と建築の関係性を参考に、空気や風の流れを可視化し、その心地よさを体感できる場を目指します。
竹を束ねてできた小空間には、微細な隙間から風が心地よく通り抜け、季節ごとに表情を変える「和」の風情が漂います。このような空間は、風が静かに流れることで自然との一体感を深め、訪れる人々に穏やかなひとときを提供します。(231文字)
参考②
①タイトル
季節や時間を映しこむ影棚のある床(とこ)
②命名した手法
影棚(かげたな)
③デザインコンセプト
明るい光ではなく、「影」を楽しむための棚や壁面。
周囲の自然の季節や時間を取り込むことで、壁面と棚板に 陰影を落とす。
わずかな光でも趣を楽しめる空間をつくり出すことができ、静寂や落ち着きのある「和」の美を際立たせる。
参考③
①タイトル
庭との対話を促す、天元に現れた謎石
②命名した手法
謎石
③デザインコンセプト
古い日本庭園には、時折、石臼のような形や模様の入った不思議な石が見られます。それらは、どこから転用されたのか、作庭者の意図が込められているのか。静かに佇む石は、訪れる人々に問いかけ、想像を掻き立てます。
この庭では、和風レストランの坪庭に「謎石」を配置し、旅行者がその歴史や物語に思いを馳せるような空間をデザインしました。石を通じて、過去と現在、そして訪れる人々との対話が生まれる、特別な場所を演出しています。
上記は参考例です。自由に考えてください。詩的な手法でもいいですし、分析的に導き出してもいいでしょう。日本の空間をリスペクトしつつ、新しい空間を創造してください。
作品提出フォーム
作品提出期限
2024年12月1日(日)~2025年3月31日(月)23:59まで 作品提出締切
https://luchta.jp/a-wa-ch/2024/