【Lab.】法政大学 川久保俊研究室 (建築・都市環境)
【Lab.】法政大学 川久保俊研究室 (建築・都市環境)
お知らせ
2019/4/21 川久保先生が講演会講師として登壇いたします。【2/22 @群馬】「SDGs×建築×環境」第1回 地域から考えるSDGs⇒詳細はこちら
2019/4/21 SDGsに関する研究成果がテレビで放送されました⇒詳細はこちら
2019/3/14 川久保研究室の学生が若手優秀研究報告賞を受賞しました⇒詳細はこちら⇒詳細はこちら
2019/2/13 川久保准教授が地方創生SDGs国際フォーラムに登壇しました(2/13)⇒詳細はこちら
研究室情報
学科名:デザイン工学部建築学科
分類:建築・都市環境
担当教員:川久保俊[准教授]
キャンパス:市ヶ谷田町キャンパス
所在地:〒 162-0843
東京都新宿区市谷田町2-33
情報:
HP:https://kawakubo-lab.ws.hosei.ac.jp
:https://www.facebook.com/KawakuboLaboratory/
:https://www.instagram.com/kawalab.hosei/
キーワード
#建築環境 #都市環境
#持続可能性 #健康維持増進
#スマートハウス #スマートシティ
#サステナブルタウン
#サステナブルシティ
#建築環境総合性能評価システム(CASBEE)
#持続可能な開発目標(SDGs)
世界の共通言語SDGsを活かしたまちづくりに関する研究
・公開統計情報に基づく自治体の持続可能性評価に関する研究
・建築産業におけるSDGsの主流化に関する研究
・住民の健康維持増進に資する住環境整備に関する研究
・快適な睡眠環境の創出に向けた研究
・生体情報に基づく快適性評価に関する研究
・ICT技術を活用したスマートハウスの実現に向けた研究
・建築分野における気候変動緩和策・適応策に関する研究
・建築環境総合性能評価システムCASBEEの開発
建築・都市のサステナブルデザイン
環境と開発に関する世界委員会が1987年に公表した報告書「Our Common Future」の中で「持続可能な開発」という概念が提唱されました。現代に生きる我々のことだけでなく、将来生まれてくる子供や孫、そしてさらにその先のジェネレーションのことにも思いを馳せながら開発を行っていくべきという世代間倫理の考え方が打ち出されたものです。この持続可能な開発という考え方を建築・都市デザインに活かす研究を行っています。
建築・都市はその他の人工物と比較して寿命が非常に長く、長期間且つ広範囲にわたって大きな影響を与えます。だからこそ、初期の「デザイン」の段階から、人間や経済、社会、環境などへおよぼす影響を予測・評価することが重要です。そのために、環境工学だけでなく、経済学、社会学、心理学、地理学、情報科学、医学など分野の垣根を超えた学際的なアプローチで建築・都市のサステナブルデザインのあり方を模索しています。
世界を変えるための17のゴール
持続可能な開発目標(SDGs)とは、ミレニアム開発目標(MDGs)の後継として位置づけられているもので、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中核をなす2030年までの開発目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットから構成され,地球上の誰一人取り残さない(leave no one behind)包摂的な社会の必要性を謳っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国にも適用されるユニバーサル(普遍的)なものです。その広範なゴールの達成のためには、国だけでなく、地方自治体や民間企業、教育研究機関、NGO/NPO、市民社会などの様々な関係者のパートナーシップが必要不可欠と言われています。既に国内外で多くの関係者がSDGs達成に向けた行動を開始しています。
プロジェクト紹介
持続可能な地域社会の実現に向けたビジョンの提示に関する研究(2015-)
建築産業におけるSDGsの主流化に関する研究(2018-)
サステナブル建築の普及展開に関する研究(2013-)
川久保 俊(教授)
慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科卒業、
慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻修了。
2013年に博士(工学)の学位を取得。
その後、法政大学デザイン工学部助教、専任講師を経て、
2017年より現職。専門は建築環境工学・都市環境工学。
環境工学の視点から未来のあるべき建築・都市像を探求中。
主な受賞歴:日本建築学会奨励賞、日本都市計画学会論文奨励賞、山田一宇賞等。
大学進学後、将来の研究テーマをどうしようかと迷っていた時に恩師の村上周三先生、伊香賀俊治先生に出会い、両先生の指導の下で文字通り寝る間を惜しんで研究に打ち込みました。大きなビジョンを描くことや研究の新規性や将来性を重要視する村上先生と研究の実現可能性や社会への成果還元を重要視する伊香賀先生の両先生からは本当に多くのことを学ばせていただきました。もとより要領が悪く、なかなか研究成果が出ずに辛い時間が続くことも多かったですが、その分成果が出た時の喜びは大きかったですし、何ものにも代え難い貴重な経験を積ませていただきました。恩師から学んだことを今度は少しでも自分の指導する学生に伝えていければと思いながら日々の研究教育活動にあたっています。