
【6/3~5@東京】パブリックスペースデザインの未来を世界に向けて発信——オルガテック東京、2025年6月に再び開催︕|ケルンメッセ、日本オフィス家具協会(JOIFA)
オルガテック東京2025
SHIFT DESIGNで描く未来のワークプレイス
イベント概要
次世代のワークプレイスとオフィスデザインをグローバルな視点で探る国際トレードショー「オルガテック東京 2025」が、2025年6月3日(火)~5日(木)の3日間、東京ビッグサイトにて開催されます。
150以上のブランドやメーカー、さらにインターツムブランドのグローバル展開など見どころいっぱいの「オルガテック東京2025」。家具・空間をはじめ、先進の素材やテキスタイルなど、生産性と創造性を高める製品やサービスが集結。東京ビッグサイトで未来のワークスペースが体感できます。
第4回目の開催となる今回は、イトーキ、オカムラ、コクヨ、内田洋行、プラス、カリモク家具など日本を代表する企業に加え、イギリス、イタリア、デンマーク、オランダ、ドイツ、フランスなど約15の国と地域から、約160社の有力ブランドが集結。アジアにおけるワークプレイスデザインの発信拠点として、その注目度は年々高まっています。初開催から一貫して掲げてきたテーマ「SHIFT DESIGN」。働き方が多様化するいま、空間はどうあるべきか。その問いに、国内外の建築家や研究者、デザインリーダーたちが多彩な視点で応えます。
会期中は、基調講演やELLE DECOR Japan編集長をモデレーターに迎えたトレンドフォーラム等、「SHIFT DESIGN」の先を読み解くトークセッションを多数開催。商業空間、住空間、コワーキング、テックキャンパス等、多様な分野から最前線の知見が集まります。
今回のSpecial Exhibitionのテーマは「BORDERLESS~オフィスは私へ~」。 在宅勤務が定着する一方で、オフィス回帰の動きも見られる今。 プライベートの延長としての“オフィス”という新たな視点から、スタイルにとらわれない多様な働き方とワークスペースのあり方を提案します。
コンセプトを体現した優れたブースデザインとモノづくりを称える「ORGATEC TOKYO Awards」では、
第一線で活躍するクリエイターが審査員を務めます。日本・アジアから世界へ発信する、新たな価値と可能性。多様なブランドと視点が融合する本展は、働く場と空間デザインの未来を再構想するための貴重なインスピレーションを提供します。ビジネス成長とイノベーションを目指すすべてのプロフェッショナルにとって、見逃せない3日間です。
ぜひ会場、ワークプレイス変革の最前線をご体感ください。 未来を拓く、大胆なアイデアと出会える場が、ここにあります。
- 日程:2025年6月3日(火)~5日(木)
- 会場:東京国際展示場「東京ビッグサイト」南 1-4 ホール
- 住所:〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
- ビックサイト:https://www.bigsight.jp/
- 入場:無料(事前登録制)
- 来場登録はこちら
来場申込来場申込サイトに移動します
会期中のセミナー&イベント
SPECIAL EXHIBITION
働き方が多様化する今、“プライベートの延長”としてのオフィスを体感できる展示を実施。
多様な企業が提案する新しいワークスタイルを見逃せません。
「BORDERLESS 〜オフィスは私へ〜」をキーワードに開催される企画展。
在宅ワークがあたりまえになる一方、多くの企業ではオフィス回帰も見られ、働き方は多様となり、仕事と暮らしの境界はなくなりつつあります。 プライベートがオフィスへと拡張してきたいまを体感するために、オルガテック東京2025ではSpecial Exhibitionを開催。様々なメーカーによる「BORDERLESS」なワークスペースとワークスタイルが提案されます。
項目 | 内容 |
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会場 | 会場:南ホール1&2 特別展示エリア |
6/3 (火) 13:00~14:00|KEYNOTE SPEECH
1.成瀬友梨・猪熊純(成瀬・猪熊建築設計事務所)による
「本当のウェルビーイングをかなえるオフィス空間とは」
商業施設から住宅、シェアオフィスまで、居心地の良い空間提案で多数の受賞歴を誇る成瀬・猪熊建築設計事務所。 同事務所を主宰する二人によって、働く人たちの快適性とエンゲージメントを高めるオフィスの在り方について、 またそのオフィスの具現化に必要とされる設計手法が、「建築」と「インテリア」、それぞれの視点を織り交ぜて語られる。
項目 | 内容 |
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登壇者 | 成瀬友梨・猪熊純(成瀬・猪熊建築設計事務所) |
日時 | 6月3日(火)13:00 ~ 14:00 |
会場 | 南3&4ホール内 エクスペリエンスエリア |
会費 | 無料 ※自由入場 |
登壇者紹介

成瀬 友梨
成瀬・猪熊建築設計事務所共同主宰
2004年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。2007年同博士課程単位取得退学。2007年成瀬・猪熊建築設計事務所共同設立。2009東京大学特任助教。2010-2017年東京大学助教。2022年よりグッドデザイン賞審査員。

猪熊 純
成瀬・猪熊建築設計事務所共同主宰
芝浦工業大学教授。1977年神奈川県生まれ。2004年東京大学大学院修士課程修了。2006年まで千葉学建築計画事務所勤務。2007年成瀬・猪熊建築設計事務所共同設立。2008-2020年首都大学東京助教。2020-2021年東京都立大学助教。2021-2024年芝浦工業大学准教授。2024年より現職。

Photo:MASAO NISHIKAWA
6/4 (水) 11:00~12:00|TREND FORUMS
2.クロード・ダットソン博士による
「ガレージのルール:『ブートストラップ』『ハッキング』、そしてシリコンバレーの型破りな建築」
Apple、Google、Metaといったシリコンバレーのテック企業が生み出した職場環境は、創造性と生産性を高める理想のモデルとして世界中で取り入れられている。しかし、その起源はオフィスではなく、学生寮やガレージ、大学、工場、研究所にある。Apple Parkのような最先端の企業建築も、実はシリコンバレー創成期の自由な発想と実験精神を継承している。本講演では、シリコンバレー初期の精神が現代の企業キャンパスにどう受け継がれているのかを探り、その示唆を考察する。
項目 | 内容 |
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登壇者 | クロード・ダットソン博士(建築学者・講師) |
日時 | 6月4日(水)11:00 ~ 12:00 |
会場 | 南3&4ホール内 エクスペリエンスエリア |
会費 | 無料 ※自由入場 |
通訳 | ※AI翻訳 |
登壇者紹介
クロード・ダットソン博士
建築学者・講師
イースト・ロンドン大学で建築を学び、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)で修士・博士号を取得。メディア理論を学び、1990年代のドットコム・ブーム時に新興メディアのコンサルティングに携わる。現在、RCAおよびバートレット建築学校で教鞭を執る。シリコンバレーのテック企業のキャンパスの変遷と管理文化の空間化を研究し、その社会・政治・環境への影響を探る。建築ドローイングやVRを活用し、テック企業の権力構造を可視化。国際的な学術誌や書籍に寄稿し『Disegno』などに論考を発表。ロンドン・デザイン・ウィークやオルガテック・ケルンなど多数の国際イベントにて講演、ケンブリッジ大学やKTHストックホルムでも講義を行う。著書『Proprietary Polis: Architecture and Silicon Valley』は2027年刊行予定。
6/5 (木) 11:00~12:00|TREND FORUMS
3.加藤匡毅(「Puddle」代表・建築家)・木熊太郎(『エル・デコ』日本版編集長)による
「オフィスワーカーが心地よく働くための“デザイン”」
「心地よい体験の探求」「コミュニケーションのリデザイン」を運営方針に掲げる建築設計事務所Puddle代表の加藤匡毅と、世界33の国と地域で刊行されているデザインとインテリアの雑誌「エル・デコ」の日本版編集長、木熊太郎がセッション。これからのワークスペースに求められる“デザイン”及び、その“デザイン”が果たすべき役割について、オフィスデザインのトレンドなども分析しながら解き明かしていく。
項目 | 内容 |
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登壇者 | 加藤 匡毅「Puddle」代表・建築家・木熊 太郎『エル・デコ』日本版編集長 |
日時 | 6月5日(木)11:00 ~ 12:00 |
会場 | 南3&4ホール内 エクスペリエンスエリア |
会費 | 無料 ※自由入場 |
登壇者紹介

加藤 匡毅
「Puddle」代表・建築家
一級建築士。工学院大学建築学科卒業。隈研吾建築都市設計事務所などを経て「Puddle」設立。様々な国で建築・インテリアを設計。各土地の素材を用いた美しく変化していく空間設計を通し、そこで過ごす人の心地良さを探求し続ける。主な作品に「Sequence Miyashitapark」「SANU SKY loft」「IWAI Omotesando」など。著書「カフェの空間学 世界のデザイン手法」。

木熊 太郎
『エル・デコ』日本版編集長
ライフスタイル系ネット媒体の編集長や『VOGUEJAPAN』『Casa BRUTUS』などのデジタルメディアを経て、2020年ハースト・デジタル・ジャパン入社。『ELLE Digital』のチーフ ウェブ プロデューサーとして動画配信イベント等をけん引。2022年9 月『ELLE DECOR』日本版編集長に就任。JODAデザインミュージアムセレクション特別審査員。趣味は名建築巡礼、ライカ、木彫り熊収集。
ORGATEC TOKYO Awards
コンセプトを体現した優れたブースデザインと
モノづくりに贈られる「ORGATEC TOKYO Awards」。
「オルガテック東京2025」のテーマ、「SHIFT DESIGN」をコンセプチュアルに表現した、デザイン性が高いブースを表彰する「ORGATEC TOKYO Awards」。建築家の高濱史子、インテリアデザイナーの吉田裕美佳、日経デザイン編集長の山下奉仁、エル・デコ日本版編集長の木熊太郎といった、時代の先端を行くクリエイターたちが持ち前の高い感性で審査をします。クリエイティビティあふれるブースを見てまわり、たくさんの刺激を受ける、それも「オルガテック東京2025」の楽しみのひとつ。
選考委員

山下奉仁
日経デザイン編集長

吉田裕美佳
FLOOAT デザインディレクター

髙濱史子
髙濱史子小松智彦建築設計 代表

髙木誠
ケルンメッセ⽇本法人 代表取締役社長

木熊太郎
『エル・デコ』日本版編集長
ORGATEC NIGHT
何が飛び出すかわからない?! 今年のエクスペリエンスエリアは大騒ぎ。
「ORGATEC CIRCUS」始まる!
6月3日・4日の17:00からは、会場がサーカス空間に!
2025のオルガテックナイトは、まるでサーカスの世界に飛び込んだような楽しさ!クラウンが会場のありらこちらでジャグリングを披露し、舞台上ではポールダンサーやタップダンサーたちが驚異のパフォーマンス。世界で活躍する大棟耕介氏が率いるパフォーマンス軍団が最高に楽しい夜をお届けします。
項目 | 内容 |
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日時 | 6月3日(火) ・4日(水)開演:17:00 ~ |
会場 | 南3&4ホール内 エクスペリエンスエリア |
会費 | 無料 ※自由入場 |
*一般来場者の入場受付は17時で終了しますが、17:00以降も場内に滞在して「オルガテックナイト」にご参加いただけます。
オルガテック東京とは
未来のワークスタイルを提案する
デザイン型ビジネス・プラットフォーム「オルガテック東京」
ドイツ・ケルンで70年の実績を誇る、オフィスおよびファシリティの国際専門展示会「オルガテック」。
初のサテライトイベント「オルガテック東京」は、アジアのマーケットを牽引する東京で2022年にスタートしました。
「オルガテック東京」には、日本および世界の国と地域から多くのトップブランドが一堂に集結。業界からの揺るぎない信頼と支持を獲得し、年々飛躍的なアップデートを続けています。デザイナーや建築家、ディーラーやデベロッパー、各業界の企業経営者など、デザインを重視する業界の多くのキープレーヤーとの交流やコミュニケーションを通して、次世代へとつながるアイディアとインスピレーションを創出します。「オルガテック東京」は、ワークスタイルが多様化する時代に応え、最新のソリューションとデザインが持つ無限の可能性をリアルに体感できる場所を提案します。
主催・後援
多くの国際トレードフェアを主催する「ケルンメッセ」と
オフィス家具の発展を図る「JOIFA」のコラボレーションが実現。
ケルンメッセはドイツ連邦共和国ケルン市を拠点とし、年間約80件のグローバル トレードショーを主催しています。年間来場者は世界約200ヵ国300万人、出展者は127ヵ国から50,000社、登録ジャーナリストは22,000人に上ります。70年の実績を誇り、最先端のオフィス環境を提案し続けてきた『オルガテック』をはじめ、世界最大級の家具展示会「imm」、家具のコンポーネンツを扱う「インターツム」など家具・インテリア関連の世界有数の展示会を本拠地ケルンにて開催しています。インターツム広州(中国)、インターツムボゴタ(コロンビア)等、国外市場をターゲットにしたビジネスプラットフォームも提供しています。
ケルンメッセ⇒
日本オフィス家具協会(JOIFA)は、オフィス家具、各種施設家具並びにその周辺についての調査研究、情報の収集・提供・公開により、広く普及啓発することによって、オフィス家具産業の健全な発展を図ると共に、我が国産業経済の発展、社会、文化の向上に寄与することを目的としています。
JOIFA⇒
サポートメディア
世界33の国と地域で発行されている「ELLE DECOR」。『ORGATEC TOKYO』では、この国際的なインテリア・デザインメディアの協力のもと、基調講演、セミナー、ベストプレゼンテーション賞などを開催します。いずれも「ELLE DECOR」の豊富な経験と知識を活かした質の高いイベントです。
ELLE DECOR⇒
後援団体
経済産業省 / 一般財団法人 対日貿易投資交流促進協会(ミプロ) / 公益社団法人インテリア産業協会 / 公益社団法人 日本建築家協会 / キッチン・バス工業会 / 一般社団法人ニューオフィス推進協会 / 公益社団法人 日本ファシリティマネジメント協会 / 一般社団法人日本インテリアプランナー協会 / 公益社団法人 日本インテリアデザイナー協会 / 一般社団法人日本テレワーク協会 / 日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会 / 一般社団法人日本家具産業振興会 / 一般社団法人 日本テキスタイルデザイン協会 / 日本オフィス学会 / 独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)
公式リンク