【BOOKS】住宅建築 2021年4月号「伝統美とモダンの融合 木原千利の仕事」
[住宅建築 No.486]2021年4月号
概要
日本の風土・伝統に根差し、職人の技を大事にしながら、モダンで優美な住まいをつくり続けている建築家・木原千利さんを特集します。粘土模型から全体のボリュームやプロポーションを決めることから始まり、細部は詳細図面を描き検討し、素材を吟味し、そして職人とのやりとりを重ねて、美しい住まいがつくられています。特集では、スケッチや詳細図も多数掲載し、3軒の住まいを紹介します。
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本体2,400円+税 購入はこちらから目次
【特集】伝統美とモダンの融合 木原千利の仕事
変わらぬ私の設計作法 文=木原千利
写真=松村芳治
日本の伝統が感じられるコンクリートの住まい
「クレインハウス」
設計=木原千利設計工房
写真=松村芳治
伝統美を纏う端正な佇まい
「蓮真居」
設計=木原千利設計工房
写真=松村芳治
親から子へ、住み継ぐための改修
「大和高田の家」
設計=木原千利設計工房
写真=松村芳治
【特別記事】「楽しき住家」を求めた実践者・西村伊作
理想の住まいを探求した三度目の自邸
「旧西村家住宅(西村伊作記念館)」
設計=西村伊作
写真=市川靖史
旧西村家住宅の魅力
─保存修理工事を通して見えてきた伊作さんの想い 文=下津健太朗
気品ある佇まいとディテール
「旧チャップマン邸」
設計=西村伊作
写真=市川靖史
【特別記事】地域と建築 ─暮らしの風景を紡ぐ 能登・大呑の地域づくり
能登の里山里海 文=岡田翔太郎
画家のアトリエを能登の自然を満喫できる宿に再生
「游心庵」
設計=岡田翔太郎建築デザイン事務所
地産地消の食事を楽しむ
「粋な屋 坂本」
設計=岡田翔太郎建築デザイン事務所
写真=山田康太
シリーズ
森と人と建築と 第16回
Art and Forest Ⅱ
拮抗する皮膚感覚と知性 企画・監修=落合俊也
ミラー・フォレストの暗示するもの 文=落合俊也
連載
◉小さな町の可能性 第3回
──流域に生きる 全体監修=かめ設計室
山の暮らしの豊かさを伝える古民家を改修して出来た宿と食堂
「月夜見山荘+おすくに」 設計=かめ設計室/羽渕雅己・山田晶子
暮らし起点のまちづくりへ 文=鞍打大輔
我らの夢はポリカ食堂とともに輝く 文=鞍打佳子
◉コラム 山の営みが生むカタチ① 文・スケッチ=羽渕雅己
◉INTERIOR -Soothing, Soft and Rustic- 第16回
The Sloan
MIKI TAKASHIMA
◉手描き図面に込めた想い 第2回
吉阪隆正とU研究室の住宅
「浦邸」
監修=齊藤祐子(SITE)
手描きエスキスから原寸図へ 文=齊藤祐子
書評
評者=中谷礼仁
『吉阪隆正+U研究室|実験住居』
齊藤祐子 編著 北田英治 写真(建築資料研究社、2020年)
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