• 住宅建築
  • 住宅建築とは「文化としての住まいを考える建築専門誌」を刊行スタンスとするビジュアル隔月刊誌。毎号、住宅にかかわる専門家向けに深く掘り下げた「特集」と、独自の切り口の「連載」を掲載。さらに「特別記事」などでタイムリーな話題を提供していきます。

【BOOKS】住宅建築 2023年6月号「石井智子の仕事―自然とつながる家」

[住宅建築 No.499]2023年6月号

概要

住宅づくりにおいて、自然とのつながりを最も大切にしているという石井智子さん。住まい手が、空や風、草木、そこにやってくる鳥の声など自然を感じられ心地よく過ごせる家になるように、庭のデザインや、自然素材を用いた空間設計、建具や家具までトータルに設計しています。特集では、父である故・石井修さんに助言を受けながら取り組んだ初期作品の自邸「甲陽園の家」の他、二つの住まいを紹介します。年数を経て生活や住む人が変わっても「楽しんで暮らしてもらえるよう、いろんな可能性を秘めた家を設計したい」という石井さん。庭の木々は豊かに成長し、経年変化によって味わい深い住まいがつくりだされています。

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本体2,400円+税 購入はこちらから  

目次

【特集】石井智子の仕事―自然とつながる家

住まいと環境をトータルにデザインする
文=石井智子

子どもの成長をみまもり家族がつながる住まい
甲陽園の家
設計=美建・設計事務所/石井智子

吟味された素材と優れた技術がつくりだす快適な空間
かつらぎ町の家
設計=美建設計事務所/石井智子

自分好みに育てる住まい
柳本の家
設計=美建設計事務所/石井智子

【特別記事】日常に寄り添う和の住まい

懐かしさを宿す住まい
みたかの家
設計=日影良孝建築アトリエ

一体感を生み出す大屋根と、多様な表情をつくる建具
みんか2020
設計=興津俊宏

伝統的な技と素材を生かし、光を愉しむ住まいへ
西紀寺の長屋
改修設計=藤岡奈保子+藤岡建築研究室

シリーズ

地域と建築 第4回
岡山県岡山市

新しく懐かしい風景をつくる

民家と4つの茶室が重なり響きあう山居
妙見荘
設計=大角雄三設計室

森と人と建築と 第20回
霊性=生命性の復権

企画・監修=落合俊也

インタビュー 哲学者・内山節 山村の生活より
―脱自然×脱デザインの地平

登録有形文化財のこれから 第6回
レーモンドの空間を生徒たちの新たな居場所へ
香里ヌヴォール学院(旧聖母女学院)
ルルドホール・ルルドの路
改修設計=住まい工房 集+奥田絋太朗建築事務所

連載

次代の建築家 第9回
今伊勢の家

設計=川本達也建築設計事務所

阿部勤さんを悼む
アベキン先生のこと。
写真・文=藤塚光政
「人間のための建築」を体現した“兄貴”を悼む
文=室伏次郎

書評

評者=林昭夫
『小さな家の思想 方丈記を建築で読み解く』(長尾重武 著、文春新書)
評者=陣内秀信
 
 
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