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【申込締切は9/5まで】広島県には最優秀賞の学生によって建築を実際に作り続けてきたコンペがあるらしい『ひろしま建築学生 チャレンジコンペ2024 [今年で11作目]』|主催:広島県

ひろしま建築学生チャレンジコンペとは

今年で11回目を迎える「ひろしま建築学生チャレンジコンペ」は、全国の建築学生を対象に、
「魅力ある建築物の創造に向けた人材育成」の一環として行う公共建築物の設計コンペティションです。
みなさんの挑戦をお待ちしております。

主旨

広島県は、魅力ある建築物が県内に持続的に創造されていく環境づくりに向け、クリエイティブな人材の育成に取り組んでいます。この設計コンペは、人材育成の一環として、建築学生を対象に、小規模な公共建築物の設計コンペを実施するものです。
令和6年度は、港の旅客待合所を題材として全国の建築学生を対象に実施します。また、本設計コンペにおいて選定された最優秀作品の提案者は、実際の設計に関わっていただきます。

建築学生のみなさんへのメッセージ ~本設計コンペ実施にあたって~

建築はしばしば「器(うつわ)」に喩えられて、説明されることがあります。「器の本質は、何もない「虚(うつろ)」の部分にある。そこが液体を満たすという器の目的を果たす部分だから」という老荘思想の教えを例に引いて、「建築の本質もまた同様で、用を果たす何もない「空間」がその本質である」と続きます。「だから、建築が何でどのようにできているかなどは、瑣末な問題なのだ」と、さらに続くことさえある。一見もっともなようですが、果たしてそうかなとも思ってしまいます。例えば同じ日本酒を、黄瀬戸の茶碗で飲むときと、ペカペカのプラコップで飲むときは、経験として同質でしょうか。僕は圧倒的に黄瀬戸の茶碗で飲みたい。同じように建築も「空間の構成」だけではなく、それを具体化する「物質の構築」という側面は大切な要素なはずです。「実現されないこと」が前提の学校課題では発現することのない、建築の具体性やその周囲に広がる場所性。そんなもう一つの重要な建築の側面を、空間に加えた上で、課題に取り組んでもらいたいと思います。テーマは「港の待合所」。それは、出会いや別れ、シークエンスといった空間構成的問題に加えて、海辺の厳しい自然環境に応じた素材や構造などといった物質構築的側面も重要になるでしょう。先の黄瀬戸の茶碗のような、豊かな経験が現象する魅力的な建築を期待します。


審査委員長 原田 真宏 (MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO)

対象建築物

大西旅客待合所(広島県豊田郡大崎上島町中野4809-4)
大西港の利便性向上のための桟橋等港湾施設の改良事業に伴い、既存待合所の改築(建替)を行う予定です。

テーマ

「 つながる瀬戸内 くらしと旅の融け合う 待合所 」

大崎上島町は、温暖な気候の瀬戸内海のほぼ中央に位置している橋のかかっていない離島の町です。島の道沿いにはみかん畑やレモン畑が多く、かつては風待ち・潮待ちをする船が多く立ち寄ったことから造船業なども盛んな町です。大西港は、その大崎上島町と東広島市をつなぐ、重要な港です。

この港は、通学や通勤、島民の通院、生活に必要な物資の輸送などに利用されることが多く、日常生活に密着した必要不可欠な役割を担っています。こうした日常生活の“くらし”の中で港を利用される方にとって、より快適で利用しやすい待合所が求められています。また、“旅”で初めて港に訪れた方にとっても、快適でもてなすような待合所とすることも求められます。

それぞれの目的の方たちが集まり、同じ場所で同じ時間を共有する空間が今回の題材です。瀬戸内の潮や風の流れがつないできた文化や風土の面影があちこちで感じられる、そんな島の玄関口にふさわしい待合所を提案してください。

そして整備した待合所の良さを持続可能なものとするため、港や待合所を管理される方の維持管理のしやすさに配慮することも忘れないでください。

~ひろしま建築学生チャレンジコンペ2024キックオフイベント~

映像INDEX
キックオフイベントを7月6日に開催しました。イベントでは実施要領の説明を行ったほか審査委員長の原田真宏氏によるトークイベントを行いました。イベントの様子をYouTubeにてアーカイブ配信を行っていますので是非ご覧ください。

00:00 配信開始
10:01 開会、審査員紹介
17:16 コンペ、対象建築物概要説明
1:10:28 建築家・原田真宏 講演会
2:15:00 質問コーナー(原田真宏委員長に事前学生から受け付けた質問に答えていただきます!)

スケジュール

令和6年度  :チャレンジコンペ
   同年  :設計
令和8年度以降:工事
※旅客待合所の工事時期は、港全体の改良事業の実施手順によることとなるため現在調整中です。

審査基準及び方法

(1)審査基準

本設計コンペの選考は、「3 テーマ」を中心に 、「9 設計条件等」に基づき、デザイン、使いやすさ、維持管理及びライフサイクルコストへの配慮などを勘案し、総合的な観点から審査を行います。また、実現性を有していることは重要です。

(2)審査方法

審査は2段階選抜方式とします。

「7 審査委員会」に記載する審査委員会が審査を行い、最優秀作品1点、優秀作品2点、入選作品2点、審査委員長特別賞作品等数点を選定します。
 ア)一次審査
   一次審査は匿名非公開で提案作品を審査し、入選案を5点程度選定し、審査委員長特別賞作品数点を決定します。
   詳細は、「12 一次審査」をご覧ください。
 イ)最終審査(二次審査)
   最終審査(二次審査)は公開審査とし、提案者本人によるプレゼンテーション及び質疑応答により、提案の内容と実現性等を審査し、入選案の中から最優秀作品1点、優秀作品2点、入選作品2点を決定します。
   詳細は、「13 最終審査(二次審査)」をご覧ください。

賞及び賞金等

最優秀作品賞受賞者等には賞金等を授与する予定です。

■最優秀作品賞(1点)
 賞金40万円、賞状、トロフィー

■優秀作品賞(2点)
 賞金20万円、賞状、トロフィー

■入選作品賞(2点)
 賞金5万円、賞状

■審査委員長特別賞等(数点)
 賞状

※賞金は協賛企業から授与されます。

日程

実施要領配布開始日:令和6年7月6日(土)
応募登録申込受付期間:令和6年7月6日(土)~令和6年9月5日(木)
質疑受付期間:令和6年7月6日(土)~令和6年8月9日(金)
提案作品受付期間:令和6年9月6日(金)~令和6年9月13日(金)
一次審査結果発表:令和6年10月中旬
最終審査(二次審査)及び審査結果発表・表彰式:令和6年11月16日(土)

審査委員会

本設計コンペの審査は、次の「ひろしま建築学生チャレンジコンペ 2024審査委員会」が行います。

■審査委員長
原田真宏
建築家、MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO 共同主宰
芝浦工業大学建築学部建築学科 教授

■審査委員
キノシタヒロシ
建築家、キノシタヒロシ建築設計事務所主宰
広島工業大学非常勤講師

奥本卓也
建築家、奥本卓也建築設計事務所代表取締役
広島女学院大学非常勤講師

小田博
大崎上島町副町長

小新村貴史
広島県土木建築局空港港湾担当部長

川畠満
広島県土木建築局建築技術担当部長

手続き等

(1)応募登録・登録番号

本設計コンペに応募しようとする者は、県HPにある応募登録フォームにより応募登録してください。
事務局は、応募登録の受け付け後、登録内容を確認し、登録番号を交付します。
登録番号は、郵送もしくは電子メールにより応募登録者(代表者)へ通知します。

◆応募登録フォームURL
応募登録フォームはこちら

ア) 応募登録の受付期間令和6年7月6日(土)から令和6年9月5日(木)まで
イ) 担当教授等の承諾
最優秀作品に選定された提案者は、実施設計に参加していただきます。設計者との協議においては指導教員の指導及びアドバイスの下進めていくことを想定しているため、応募登録にあたっては、あらかじめ、担当教授等に承諾を得た上で、応募してください。
ウ) 担当教授等の条件
担当教授等とは、提案者の所属学校に勤務する担当教員や教授等とし非常勤講師等は除きます。ただし、提案者の研究室等の講師であるなど、提案者に対して常に指導できる立場である場合はこの限りではありません。また、実施設計にあたっては、実施設計の経験があり、構造計画及びコスト管理のできる方またはこれと同等の方であり、学生の提案に対して十分な指導やアドバイスができることを条件とします。
応募登録フォーム

(2)提案作品の提出

提案作品の提出は、次のとおり行ってください。 なお、応募登録者1者(又は1グループ)は1つの提案作品を提出することができます。

ア)提案作品の受付期間
(締切日) 令和6年9月6日(金)から令和6年9月13日(金)まで(必着)

イ 提出する図書(提案図書)

① 提案書 ・A1用紙 ・片面横使い ・1枚
提案書には次の内容を記載してください。
・設計趣旨 (「3 テーマ」「9 設計条件等」に照らし合わせて配慮した要旨)
・外観スケッチなど設計意図のわかるもの
・平面図(縮尺自由)
・立面図(縮尺自由)
・断面図(縮尺自由)
・面積表 ・登録番号 提案書には、用紙右上(用紙の端から概ね縦2cm×横5cmの範囲内)に、事務局から交付された登録番号を24ポイント以上で記載してください。
※審査過程で応募登録者の匿名性を確保する必要があることから、提案書には応募登録者が特定できる事項等を記入することはできません。応募登録者が特定できる事項等が記入されていた場合には、提案作品を受け付けできませんのでご了承ください。

② 作品提出届
・様式1 県HPから様式をダウンロードし、必要事項を記入してください。

③ 電子データ(CD等)
①提案書、②作品提出届
・電子データは、CD等に保存し提出してください。
・データ形式は、次のとおりとしてください。
①提案書はJPEGとPDFの両方
②作品提出届は、PDF データ容量は、それぞれ10MB以下としてください。

ウ) 注意事項
・提案書を手書き等で製作した後、カメラ等で撮影した写真を電子データとして提出する場合には、印刷等の使用に耐えられる解像度となるよう鮮明な画像としてください。
・提案図書は返却しませんので、必要に応じて事前に複製しておいてください。 ・電子データ等は、審査結果、審査過程及び講評等で使用します。
・毎年、電子データが破損した状態で提出されるケースが頻発しており、審査上支障が出ています。保存したデータが破損していないか必ず確認してください。

エ) 提出場所及び提出方法

作品提出先 広島県土木建築局営繕課 営繕企画グループ
住所 〒730-0031 広島県広島市中区紙屋町1-1-20 いよぎん広島ビル6階
電話 (082)513-2311

提出に要する費用は提出者の負担となります。
持参される場合は、期間内の月曜日から金曜日(祝日・休日を除く)の9時から17時までとします。
※ 郵送の場合は、9月13日(金)17時必着とします。
※ 電子メールによる提出はできません。

◆設計条件など詳細は 下記実施要領をご確認下さい
実施要領はこちら

提出先

事務手続き窓口 広島県営繕課 営繕企画グループ
住所:広島市中区紙屋町1-1-20 いよぎん広島ビル6階
電話:(082)513-2311
FAX :(082)224-6411
電子メール:doeizen@pref.hiroshima.lg.jp

※本設計コンペに関しての問い合わせは「問合せ先」に行うこととし、施設管理者等に直接問い合わせることは厳に禁止します。

お問い合わせ

事務手続き窓口: 広島県営繕課 営繕企画グループ
住所:広島市中区紙屋町1-1-20 いよぎん広島ビル6階
電話:(082)513-2311
FAX: (082)224-6411
電子メール:doeizen@pref.hiroshima.lg.jp

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