【結果報告】『ライセンスガイドブック・デザインコンペ』|主催:建築資料研究社 日建学院
『ライセンスガイドブック・デザインコンペ』審査結果
「ライセンスガイドブック デザインコンペ」にたくさんのご応募をいただき、
誠にありがとうございました。
「ライセンスガイドブック」は、毎年学生が建設系・不動産系企業で
新社会人として活躍される春にご覧いただく、
資格取得のための学習アドバイスなどを記載した冊子です。
2013年より発刊され、10年目を迎える2023年度版については、
学生の方々からのエールを込めたデザインを表紙に迎えお渡ししたい。
そんな思いから、表紙デザインを公募いたしました。
そして、日本全国の学生の皆様からいただいたたくさんの作品のなかから、
厳正な審査の結果、グランプリ(1作品)・特別賞(5作品)の入賞作品が
決定いたしましたのでここに発表いたします。
入賞された皆様、おめでとうございます!
総評
この度は、「ライセンスガイドブック表紙デザインコンペ」に多数応募いただき、心から感謝申し上げます。忙しい大学生活を送りながら、このような素晴らしい作品を制作してくださった学生の皆さまに敬意を表します。また、学生へ作品応募の後押しをしてくださった先生方に感謝を申し上げます。
全体として、日建学院らしさを持ちながらも、前年度版の表紙デザインとはひと味違う、学生の未来へと向かうエネルギーが感じられる作品が多く集まりました。
なかでも受賞作品は、資格取得を目指して進む様子をデザインに込める独創性・表現力が優れていたと感じます。
今回の「ライセンスガイドブック表紙デザインコンペ」は初めての試みでしたが、10年目という節目の年にこのような素晴らしい作品を表紙に迎えることができたとともに、
未来の建設業界を担う学生のエネルギーの強さを改めて感じることができました。
次年度にはどのような作品が集まるのか、期待しております。
2022年10月26日
ライセンスガイドブック表紙デザインコンペ 審査員一同
『ライセンスガイドブック・デザインコンペ』
審査員
馬場 圭一 株式会社建築資料研究社取締役
狩野 誠 株式会社建築資料研究社取締役本部長
神島 絢也 株式会社建築資料研究社法人事業部次長
●賞
・グランプリ1名/賞金10万円 表紙デザイン採用
・特別賞5名/アマゾンギフトカード1,000円分 冊子内にて掲載
・参加賞5名/応募者全員の中から抽選で当社書籍プレゼント
受賞者
グランプリ | 『道標』 阿久津 麟太郎さん 作品タイトル:道標 |
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特別賞 | 『目標に向かって』 池田 士恩さん デザインコンセプト:上へ上へ。赤を基調として日建学院らしさを出し、印象に残るようなシンプルでかつ分かりやすいデザインにした。各々が資格取得という目標に向かって階段を上がって行くことをイメージした。全員が資格取得に一直線に進めるとは限らない。それでも、上へ上へ上がり続けることで明るい未来(資格取得)が待っていることを表現した。また、不透明度の異なる階段型の図形を重ねることで、学習する積み重ねを表現した。そして、中央部にできた「+」の形がこのガイドブックが資格取得希望者に対してプラスになることと資格取得が自信にプラスになることを表現した。 |
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特別賞 | 『人々によって築き上げられた故郷 』 奥村 研真さん デザインコンセプト:私たちの住む町は様々な人々の知恵や技術の元に築き上げられているが、その知恵や技術を実務で活かすには資格が必要である。しかし、資格を取得するには多くの知識が必要とされ、資格がどのように形となり自身に活かされるか想像できなくては挫折してしまう。そこで資格取得のための学習アドバイスなどが記載されたライセンスガイドブックに、故郷の町を表紙に持ってくることにした。建物や自然が異なっていても、それぞれがその人の故郷であり、様々な資格を取得した人々が集いつくられている。そのことを視覚化し、自覚できるよう考えた。また、建設系・不動産系企業の方々は建物という人の生活の基盤に関わる仕事をされている。人々のより良い暮らしを支える方々のおかげで町は成り立ち、豊かになっていることも伝えたい。このライセンスガイドブックの表紙を見て、将来のビジョンやモチベーションの向上に繋がることを願う。 |
特別賞 | 『飛翔 ~これからの旅路~』 加茂賢登さん デザインコンセプト: このデザインはこれから社会に出て活躍が期待される新社会人のこれからの道をモチーフにしている。 |
特別賞 | 『塵も積もれば資格とる』 藤田 大翔さん デザインコンセプト:六角形は、勉強のイメージである鉛筆であり、学んだことが重なっていく事を表している。 |
特別賞 | 『つみかさね』 吉川 大空さん デザインコンセプト:趣味や勉強、家族や友人との思い出など、色々なものや事のつみかさねで自身が形作られていること、様々な人の助けや自身の努力を忘れずに、これからの資格取得に向け頑張ってほしい。そして資格取得を通してまた新たに自身へつみかさなる、その過程を大切にこれからも様々なことにチャレンジしてもらいたいという願いを込めてデザインした。人を形成する絵は建築以外の日用品や食材などで構成し、建築を学び始める前の出来事も思い出すことができるようにした。また、余白を多くとることで、イメージを固定化せず、つみかさねの過程を人それぞれの解釈でイメージできるようにした。鉛筆を赤くすることにより、人が勉強していることを際立たせ、ライセンスガイドブックが勉強関連の本であることをわかりやすくした。配色について、人を青にすることで集中、静けさを表している一方、鉛筆には赤を使用し、一本の鉛筆に情熱、思いが込められていることを表した。 |