【1/15 締切】第8回 SRF賞

第8回 SRF賞

概要

SRFは、木造では3割近くが新築建物にも使われていますが、コンクリート構造物では僅かです。現行基準では、ポリエステル繊維を鉄筋の代わりには用いることができないなどの理由からです。私達は、SRFを新築の構造物に用いれば、損傷防止効果により大地震あるいは極大地震の後にも継続使用が可能な構造物を現行の設計法によるよりも経済的かつ確実に実現することができると信じています。外壁のスリットによる問題の解決にも繋がると考えています。
そこで、第8回SRF賞では、SRFの新築への適用にしぼって、皆様のご意見、アイデア、ご提案を広く募集することといたしました。現行基準の枠内で考えていただくことは実現に向けて大切ですが、これに留まらず、枠を超えた内容でも結構です。

SRFとは?

構造品質保証研究所株式会社が開発した補強法です。しなやかで強く、切れにくいベルトやシートで、柱を巻いたり、梁、壁に貼り付けることで震度7の地震が数回襲っても壊れない柱、壁、梁、そして、建物や施設を造る画期的な方法です。コンクリート、木造の両方に有効です。白いベルトを包帯のように巻きつけることから「包帯補強」とも呼ばれています。S, R, Fには特定の意味はなく、例えば、Sは、Super, Spiral, Surface⋯など色々な意味があります。一つの解釈は、Super Reinforcement with Flexibilityです。

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テーマ

「みんなで創る安全で快適な街」
~SRFを使った新築構造物の意見・アイデア・提案~

部門

論文部門、設計部門の2部門で募集します。

論文部門では、SRFを新築に取り入れる方法、設計の詳細、課題と解決策、 アイデア、耐震性能や経済性の評価などを図表なども援用して論文の形式に表現していただきます。
設計部門では、SRFの具体的な使用例あるいは設計例を図面主体にして簡潔な説明文なども付加してビジュアルに提案していただきます。対象はコンクリ-ト造あるいは木造で新築の建築構造物あるいはインフラ構造物等とし、構造物全体の設計あるいは部材の詳細設計、利用法、新工法、性能評価などでも結構です。また、現行設計法を前提にして付加的に性能向上を意図した提案、あるいは、現行設計法の一部を置き換える新工法の提案、のいずれでも結構です。

審査員

伯野 元彦 (東京大学名誉教授/元東京大学地震研究所所長)
壁谷澤 寿海 (東京大学名誉教授)
辻 英一 (安井建築設計事務所 顧問)
團 紀彦 (建築家)
石子 達次郎 (株式会社日進産業 代表取締役社長)
五十嵐 俊一 (構造品質保証研究所株式会社 代表取締役社長)

※敬称略・順不同

【論文部門】
■大賞(1点)
100万円

■優秀賞(1点)
50万円

■佳作(3点)
10万円

【設計部門】
■大賞(1点)
100万円

■優秀賞(1点)
50万円

■佳作(3点)
10万円

応募資格

どなたでもご応募いただけます。

※個人・グループを問いません。ただし、応募は1人(1グループ)1作品とさせていただきます。なお、1人で両部門へのご応募も可能です。

応募締切

2020年1月15日(水) 必着

応募形式・方法

既定の応募原稿をPDFで保存し、公式サイトよりご応募ください。

論文部門:A4(2~6ページ程度、概要を1枚つけてください。)
設計部門:A3(1~2枚程度)
※両部門とも、書式・体裁は自由です。言語は原則として日本語に限ります。専門外の方でも理解でき評価できるプレゼンテーションを求めます。
※データの容量が大きく応募フォームがご使用いただけない場合は、別途ご連絡ください。
 
⇒ 応募フォームはこちら

スケジュール

■応募締切
2020年1月15日(水) 必着

■シンポジウム
2020年3月14日(土)

主催

構造品質保証研究所株式会社

お問い合わせ

SRF賞事務局

E-mail:srfhq@sqa.co.jp
※件名に「第8回SRF賞」とご記載の上、メールにてお問い合わせください。

詳細

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