【9/15/-10/25/@北海道】竹中大工道具館開館35周年記念巡回展 木組 分解してみました[札幌会場]

竹中大工道具館開館35周年記念巡回展
木組 分解してみました[札幌会場]

概要

日本には木組の精神が息づいています。豊かな森林に恵まれたため、太古の昔から木に親しみ、木と木を組み合わせることで、さまざまなものをつくり上げてきました。日常に使う小さな入れ物から家具、住宅に至るまで何もかも木組で。しかしでき上がった作品の表面からでは世界に誇る職人の木組の技術や美意識は見えてきづらいものです。
そこで本展では、いろいろな木組を分解してみることにしました。伝統的なものをはじめ、世界的にも珍しいもの、中身を知れば驚くようなものなど、さまざまな木組を分解した状態で展示します。合わせて西洋の木組やパズル的な木組も織り込みました。職人の手仕事ならではの美意識と心遣い、そして無垢の木ならではの柔らかな風合いと繊細さ。本展にて紹介する作品を通して、それら木組の魅力が伝われば幸いです。

会期

2020年9月15日(火)~10月25日(日)
11:00-19:00 (入場は18:30まで)

※会期中無休

会場

JRタワープラニスホール
(札幌市中央区北5条西2丁目 エスタ11階)

アクセス

入場料

無料

見どころ

● 木組って何だ?
木の性質を利用して「木と木を」隙間なく「組み合わせる」ことで、木材は最も力強くかつ美しく表現することができます。接着したり、金物で接合するのではない木組の技を、見るだけではなくハンズオンや体験型イベントで実際に組んでみることで体感いただけます。

● 隠れている部分を大公開!
木組はバラバラにすることで、はじめてそこに込められた意図や高度な技術が見えてきます。そこで、普段見ることのできない木組の中身、<組んでいる部分>を思いきって分解しちゃいました。建物だけでなく、工芸品や家具等の木組も、それぞれ違ってみんなスゴイんです!

● 世界最高水準の技をご覧あれ!
大量生産のものづくりではなく、手仕事ならではの複雑な造形が生み出す造形。世界に誇る日本の木組、そしてその技術を使いこなす日本有数の職人の方々に、本展のために作っていただいた数々の作品をその目でお確かめください。

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関連イベント

※新型コロナウイルス感染症の状況により、変更または中止になることがあります。最新の情報はイベント詳細ページにてご確認ください

大工ネットワーク北海道共同講演会「技を伝え、人を育てる」
法隆寺宮大工西岡常一棟梁の唯一の内弟子であり、鵤工舎を設立し独自の徒弟制度で数多くの弟子を育てた小川三夫棟梁に、ものづくりの考えを聞き、伝統木造建築が現在抱えている問題を話し合います。
【日時】2020年10月18日(日) 14:00-16:00(13:30開場)
【場所】JRタワーオフィスプラザさっぽろ10階会議室(札幌市中央区北5条西2丁目)
【講師】小川三夫(堂宮大工棟梁)
【参加費】無料
【定員】70名 ※応募者多数の場合は抽選
【申込締切】2020年9月26日(土)必着
【申込方法】
公式サイトの申込みフォーム、または往復ハガキでお申込みください。

⇒ 申込みフォームはこちら

*往復ハガキの場合
ハガキ1枚につき1名様までお申し込みいただけます。
[往信用裏面]
①イベント名 ②参加者氏名(フリガナ) ③郵便番号・住所 ④電話番号 ⑤年齢
[返信用表面]
宛先に申込者の郵便番号・住所・氏名をご記入ください。裏面は未記入のこと。
[申込み先]
〒651-0056 神戸市中央区熊内町7-5-1  竹中大工道具館イベント係

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主催

竹中大工道具館

お問合せ

JRタワープラニスホール
(札幌市中央区北5条西2丁目 エスタ11階)
TEL:011-213-2776
URL:http://www.jr-tower.com/

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