【2/4@東京】讃岐亮、湯淺かさね、岸本聡子、林美樹「みんなの居場所はだれがつくる?!」公と民のいい関係とは(JIA杉並土曜学校2022)|日本建築家協会 関東甲信越支部 杉並地域会
【2/4@東京】|
「みんなの居場所はだれがつくる?!」公と民のいい関係とは(JIA杉並土曜学校2022)
パネリスト:讃岐亮、湯淺かさね
ゲストスピーカー:岸本聡子
パネラー:林美樹
主催:日本建築家協会 関東甲信越支部 杉並地域会
「カーボンニュートラル時代のすぎなみのまちを描く」(西荻地域区民センター)
第1回 みんなの居場所はだれがつくる?!-公と民のいい関係とは
「2030年カーボンハーフ、2050年カーボンニュートラル」の語が市民のあいだでも話題に上る時代となりました。単に居心地の良い公共スペースづくりを目指すのではなく2050年カーボンニュートラルをしっかり目標に据えて、公共施設のあり方を練り上げる自治体が、近年その成果を報告し始めています。行政・市民・専門家が長期間協力して世に送り出すプロジェクトも増えつつあります。そのような先進的な取り組みの実現のためには、日頃からの着実な積み重ねや準備が必要です。この度、公共施設等のファシリティマネージメントを専門とされる若手の研究者の方々をお招きしました。最近の事例や傾向などをご紹介いただきながら、そこから見えてくる課題、さらには問題解決の糸口を探りたいと思います。後半は区長を交えての意見交換を通して区の問題点などに焦点をあて、カーボンニュートラル時代の建築のあり方、行政と区民の協働によって施設を作り運営するにはどうしたらよいかを皆さんと共に考えたいと思います。一般市民の皆さん、区職員の方、議会関係者の方、多くの参加をお待ちします。
カーボンニュートラル時代のすぎなみのまちを描く
公共空間や建物を市民・専門家・行政が対等な立場で自由に意見交換をしながらよりよい自分たちのための空間づくり、まちづくり、建物づくりをして行きたいと私たちは考えています。
海外では積極的に市民が声を上げてグリーンでクリーンな街が多く現れてきました。
すぎなみのまちをともに創り、使い、維持していく方法など杉並区長の岸本聡子さんを交えて一緒に議論したいと思います。
終了後のJIA杉並・手作り懇親会(会費1000円)も好評です。
お気軽にご参加ください。(原則:事前申込み要)
讃岐亮(Ryo Sanuki)
東京都立大学 助教
2007年東京都立大学建築学科卒業/2011年 同、大学院博士後期課程修了/2013年より現職専門分野は建築、都市計画、および公共ファシリティマネジメント。設立地の利便性評価、学校施設の統廃合を含めた再配置シミュレーション広域連携の効果の定量化などを題材とした研究を行う。複数の自治体のまちづくりや施設再編に関するアドバイザーや市民ワークショップファシリテーターを務める
湯淺かさね(Kasane Yuasa)
千葉大学 助教
2007-2014年(株)NTTファシリティーズにて公共施設のマネジメント業務等に従事/2014-2019年千葉大学大学院園芸学研究科緑地環境学コース・博士後期課程修了/2020年より現職専門は建築計画・ファシリティマネジメント・ランドスケーププランニング。公共施設とその屋外空間を中心に、パブリックスペースのマネジメントに関する研究を行う。一級建築士
岸本聡子(Satoko Kishimoto)
杉並区長
1974年生れ大学入学後、国際青年環境NGO A SEED JAPAN(ア シード ジャパン)に参加。オランダに移住し、国際政策シンクタンクNGOトランスナショナル研究所研究員。その後ベルギーに移住、2022年4月帰国。同年7月から杉並区長。信条:名の「聡」が表す「公(人々)の心(意見)に耳をかたむける」
林美樹(Miki Hayashi)
JIA杉並地域会 副代表
建築家 Studio PRANA主宰 環境共生を主眼に置き、伝統技術を活かした木造住宅などを手がける。日本建築家協会理事。2021年より国交省社会資本整備審議会専門委員。日本大学、前橋工科大学非常勤講師
2023年2月4日(土)
15:00~17:30
懇親会
18:00~19:30 ※別会場
勤労福祉会館 3階 第3,4集会室
杉並区桃井4丁目3番2号
一般、学生、会員
500円 当日受付にて頂きます(懇親会費は別途)
先着90名(好評につき増やしました!)
3単位
参加を希望の方は下記Googleフォームよりお申込みをお願いします。
参加お申し込みはこちら
・感染症対策のため、マスクの着用や手指の消毒にご協力お願いいたします
・当日、体温を計測させていただき、37.5度以上の方は参加をご遠慮いただきます
JIA杉並地域会は、杉並区に在住、在勤のJIA会員が、自分たちの身近な建築や街を、安全で快適な美しいものにしていくために何ができるか、何をするべきかを市民の立場から市民と共に考え、そのための様々な活動をすることを目的とします。災害に強い街づくり、緑や水系などの自然環境の保全、区内に残る歴史を刻んだ古い建物や町並みの保存など、地域が抱える問題は多様であり解決のための方策が求められています。
また、良い建築や街並みをつくるためには、設計者選定の方法や公共工事発注のあり方などの社会システムについても、多くの改革が必要であり、より良い方策を社会に向けて提言していくことも重要な活動の柱です。
街や自然環境が、大きな変動の波にさらされているこの時代に置いて、地域に根ざし、地域から考え行動する活動の拠点としてJIA杉並地域会を設立いたしました。
杉並区・杉並建築会
JIA杉並地域会土曜学校担当:中村雅子 03-5305-2773
suginami@jia-kanto.org